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先輩職員からのメッセージ

調査部 情報部門

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 現在、私は『デジタル・フォレンジック』という業務を担当しており、電磁記録媒体の保全と解析をしております。
 取り扱う電磁的記録媒体は、スマートフォンや家庭用パソコン等様々です。元々そういったもののカスタマイズが好きだったり、大学で情報工学を専攻していたこともあり、自分の得意分野を活かして仕事をしております。学生時代の知識を総動員して解析が上手くいった時の達成感は何ものにも代え難いです。
 また、以前は東京税関へ出向し、税関のデータベースシステムの調達からリリースまでの仕事を担当していたこともあります。実際にシステムを作るのは外部委託の業者なのですが、業者から提示される設計書を確認したり、業者との打ち合わせで意思疎通を図るために、自分の知識や経験を活かせる場面が多々ありました。
 このように、税関にもITのノウハウを活かせるフィールドはあり、今後もITの分野で活躍される方がたくさん出てくるのではないかと思っております。

 

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 私は採用されてから今まで、様々なことを経験してきたように思います。
 大阪港で大きなコンテナ船の中を検査したり、深夜に船から降りてくる乗組員の検問をしたり、『とん税』という税金の徴収で100万円を超える現金を数えたり、関西国際空港で様々な国籍の入国者の手荷物を検査したり、摘発があれば所持品を押収するなど警察のような仕事もしたり、日本の税関に視察や研修で来た海外の税関職員をアテンドしたり、東京税関へ出向してシステムベンダーと打ち合わせをしたり、税関システムへリリースする前のプログラムについてバグ探しをしたり、韓国税関の職員とシステムに関する情報交換をしたり…。
 また、私の同期も、麻薬探知犬と共に検査をしたり、国際交流事業に参加したり、霞が関で直接国会にインパクトを与えるような仕事をしていたり…。場所も仕事内容も驚くほどにバラバラです。
 このバラエティ豊かな所が、税関という職場の大きな魅力の一つであると思っていますし、これからも色んな経験が待っているという期待で胸がいっぱいです。


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 どんなに自分の心に決めた就職先がある方でも、とにかく時間の許す限りたくさんの仕事について調べることをおすすめします。たくさんの仕事を知れば知るほど、「やっぱり自分がやりたい仕事はこれだ!」という気持ちを強くすることができます。また、たくさんの中から選んだ仕事であれば、後悔することも少なくなります。
 世の中、本当に色んな仕事があります。私も就職活動をして初めて知った仕事がたくさんありました。税関という職場もその中の一つです。
 人生一度きりなので、どうかご自身で納得のいく選択肢に辿り着いていただければと思います。その選択肢の一つとして、『税関』を加えていただければ幸いです。

 

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