漁業関係者の皆様へ 〜密輸情報提供のお願い〜
税関では、国民生活の安全・安心を脅かす麻薬・覚醒剤等の不正薬物、金、銃砲、テロ
関連物資等が国内に流入しないよう、水際で阻止することを最重要課題と位置付けて、
積極的な取締りを実施しています。
しかし、我が国への不正薬物の流入は引き続き拡大傾向にあり、令和5年の全国の税関
による押収量は“8年連続で1トンを超える”など、特に極めて深刻な状況となっています。
また過去には、漁船やプレジャーボートを用いて、沖合の海上で洋上取引をして、
覚醒剤等を大量に密輸入する事案が相次いでいます。近隣住民の方からの「不審な船が
来ている」との通報が摘発の端緒となった事例もあります。
不審な船舶や怪しい人物に気づかれた場合は、税関密輸ダイヤル又は最寄りの税関
までご連絡をお願いいたします。
インターネットからの情報提供はこちら → 密輸情報提供サイト
最寄りの税関の連絡先はこちら → 大阪税関所在地一覧
漁船等を利用した最近の密輸事例
日付 | 場所 | 摘発されたもの | 数量 |
R元年12月 | 熊本県 | 覚醒剤 | 約580キログラム |
R元年6月 | 静岡県 | 覚醒剤 | 約1トン |
H29年8月 | 茨城県 | 覚醒剤 | 約480キログラム |
H29年5月 | 佐賀県 | 金塊 | 約200キログラム |
H28年5月 | 沖縄県 | 覚醒剤 | 約600キログラム |
H28年2月 | 鹿児島県 | 覚醒剤 | 約100キログラム |
【最近の事例】
税関は、関係機関と協力して、令和元年6月、静岡県南伊豆町の漁港付近でプレジャー
ボートから陸揚げされようとしていた覚醒剤約1トン(末端価格約600億円)を摘発し、
中国人の男ら7名を検挙しました。
情報提供依頼リーフレット
PDF版(1,365KB) |
参考動画(YouTube「税関チャンネル」より)