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先輩職員からのメッセージ

調査部 情報管理室

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 私は、調査部の情報管理室に所属しています。情報管理室とは文字通り、密輸に関する様々な情報を取り扱うことが主な業務です。一口に情報と言っても多種多様で、その入手経路は大阪税関の職員から他の税関、警察などの関係機関、海を飛び越えた外国にも及びます。もちろん、国民の皆様からも密輸ダイヤル等を通じて情報提供をしていただいています。そして、その情報を密輸取り締まりに活用しています。
 私はその情報管理室の中でも分析担当として、集約された情報の中から職員が密輸取り締まりに役立てられるような情報はないかと分析・整理し、レポートによる傾向情報発信や検査対象の提案等を行っています。例えば、どのような特徴の貨物に不正薬物が隠されているリスクが高いかといった情報を日々分析しています。実際に発信した情報や検査対象から不正薬物が摘発された時は、最前線で戦っている職員を少しでも支えることができたと、非常にやりがいを感じています。

 

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 自分の性格から就職は「公務員」と決めていましたが、公務員試験中も明確な就職先は決めていませんでした。法律を学んでいたので裁判所かな、検察かな、とぼんやりとしたイメージのまま可能な限り多くの説明会に参加しました。その中で、大阪税関の説明会で「拳銃の密輸を阻止した」という先輩の話がとても衝撃的で、自分でもそのような劇的な場面に遭遇、いや、自分の手で拳銃や不正薬物を摘発することができるなら、と強く惹かれたのが税関を志望したきっかけです。         
 実際に、以前所属していた旅具通関部門では覚醒剤・金塊を摘発することができました。まさにドラマのように事件が目の前で起こる仕事なのだと、喜びと共に責任を感じたことを覚えています。加えて、税関は密輸等の事件を調査・告発することも業務の一部ですので、法律の知識を生かす場面も多くありました。法律の知識を生かしたいという方には「税関」という仕事はパッと出てこないかもしれませんが、ぜひ候補の一つにしてもらえればと思います。

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 税関は非常に業務内容が多岐に渡る職場です。およそ2年おきに異動があり、私自身情報管理室は4つ目の職場です。飽きやすい性格なので異動の度に新鮮な気持ちで業務にあたることができ、毎回新たな発見があります。研修や自己啓発の制度も充実しており、私も研修を通じてExcelやAccessに関する知識を深め、仕事に役立てることができました。
 就職活動を通して、自分自身についての理解・他人からの評価というものに迷ったり苦しんだりする方もいるかと思います。私もそうでした。しかし、今となっては真剣に自分と向き合った経験、他人からどのように自分が見えているかという研究のどちらもが社会人としての己の大きな糧となっています。
 ぜひ全力で悩み、多くの情報を得て、実際に自分の目で判断してください。皆さんが納得のいく仕事を見つけられるよう願っています。

 

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