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先輩職員からのメッセージ

総務部 関税協力専門官

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 私の主な職務内容は、来日する外国の税関職員に対して、関税技術協力の受入研修を行うことです。関税技術協力とは、開発途上国の税関を対象とする関税制度に関する技術協力のことであり、具体的には、各部署所の担当者が実施する講義・視察内容の調整や研修会場の準備を行ったり、講義・視察の際の案内をする仕事です。その他、各部署所において通訳・翻訳業務の支援が必要な場合、その調整を行ったり、実務的な外国語能力向上を希望する職員向けに、勉強会の企画・運営を行っています。

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 私は学生の時から外国に興味があったことから、外国と関係する仕事を探していたところ、公務員の業務説明会などで税関の先輩と接するうちに、税関の業務内容を知り、また職場の雰囲気の良さが感じられたので税関を志望しました。  
 現在の仕事である関税技術協力業務の一番のやりがいは、受入研修を充実したものにできれば、外国税関の研修生から感謝の言葉を聞くことができるので、誰かの役に立ったということが直接肌で感じられることです。  
 また、受入研修は普段の税関業務と異なり、特定の期間に各部署所からの応援職員や税関研修所・他税関等多くの人の協力を得て行うプロジェクトとなっており、研修を成功させるために皆で協力し合うといった一体感が感じられることも魅力の一つです。

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 私は平成10年に入関しましたが、当時と比べ、ここ数年は外国人旅客や海外からの国際宅配貨物の増加などにより、空港や海港など税関の現場において、外国語を必要とする機会が増えたことを実感しています。特に関西は、経済や歴史・文化において、アジアとのつながりが強いので、当関では中国語や韓国語などが必要になってきていると感じます。  
 税関では外国語を仕事で使う機会もあり、また英語・中国語・韓国語などの研修制度もあるので、外国語を学んだことがない方でもやる気次第で語学を習得することができます。私も、入関後から仕事や研修を通じて継続的に英語や税関業務を勉強してきたおかげで、今の業務をこなせるようになったと思います。  
 税関には幅広い業務があり、また研修制度も整っているので、就職活動中の皆さんも外国語に限らず、何か関心のあることについて継続的に努力すれば、自分の興味のある仕事ができると思います。多様な興味・個性を持った皆さんとお会いすることを楽しみにしています。

 

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