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先輩職員からのメッセージ

南港出張所 通関部門

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 私は現在、大阪税関南港出張所の通関部門に所属しております。通関部門では、海外から日本へ輸入される貨物及び輸出される貨物について、関税法や関連法令が遵守されているか、適正な価格で申告されているか等の書類審査を行います。また、書類審査では判断できないときは、実際に貨物を見て検査する場合もあります。
 私が所属する部門では、主に化粧品や医療用品、肥料等を含む化学品についての審査を行っています。貨物の中には毒物劇物取締法や、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律など、他法令に該当するものが多数あり、該当する場合は通関時に必要となる書類が揃っているか等の確認を行います。南港は貨物量が多く、日々世界中から多数の貨物の輸出入申告があります。話題になっている化粧品や見たことのないものなど、いろいろな貨物を検査時に目にすることができて面白いです。

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 私は学生時代、生物化学を専攻しており、公務員試験も一般職試験(大卒程度試験)の化学区分で受験しました。将来の職業について考えたときに学生時代に学んできた知識を活かしたいと考える一方で、これから先ずっと研究ばかりするのではなく、様々な仕事をしてみたいと思うようになりました。そこで同じ生物化学を専攻している先輩から、税関では化学区分の募集があることを聞き、税関で理系出身者の業務説明会があったので参加しました。税関には、化学の知識を活かせる分析部門があること、またその他にも幅広い業務があり、様々な業務に携われることを知り魅力を感じたため、志望するようになりました。現在入関3年目ですが、2年目までとは全く異なる部門に配属になり、日々学ぶことが多く、新鮮な気持ちで業務にあたっています。様々な部門を経験して自分にあう業務を見つけ、極めることができるというのも魅力の一つだと思います。

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 私自身、最初は税関の仕事に対して「テレビ等でよく目にするような、日本の水際で覚醒剤等の社会悪物品を取り締まる公安系の仕事」というイメージしかありませんでしたが、税関の説明会に参加することで、今まで知らなかった多種多様な業務について知ることができました。
 皆さんもまずは多くの業務説明会や官庁訪問に足を運んでみてください。そして、様々な官庁の職員の話を直接聞くことで、業務について詳しく知り、職場の雰囲気を感じ取ることができますので、それぞれの官庁の新たな魅力を見つけることができるはずです。
 公務員試験は試験勉強や面接練習等、道のりが長く大変な部分もありますが、その分試験に合格したときや内定がもらえたときは、何事にも代えがたい達成感や喜びを感じることができると思います。最後まであきらめずに頑張ってください。皆さんが悔いの残らない就職活動を送れるよう祈っています。

 

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