先輩職員からのメッセージ
関西空港税関支署 旅具通関部門

私は現在、大阪税関関西空港税関支署旅具通関部門に所属しており、関西国際空港から出入国する旅客の手荷物を検査し、不正薬物や爆発物、偽ブランド品といった輸出入が禁止・規制されている物品の密輸を取り締まっています。
また、外国から持ち込まれる物品に対する関税や消費税等の税金の徴収も重要な業務です。
私の部署では幅広い年代の職員が働いているので、経験も様々で、日々学びがあり、今までとは違った視点から物事を捉えられるようになります。
そして、自分の知識やスキルを磨き、旅客の手荷物から薬物等の輸入禁制品を発見できた時は非常にやりがいがあります。
日本の水際で密輸を阻止する旅具通関部門の仕事は、大きな意義があり、税関は日本の治安を守るためになくてはならない重要な存在だと実感しています。

私は幼少期から海外交流に興味があり、大学に入ってからも英語学習を続けていました。
大学で受講した税関提供講座がきっかけで、税関の業務は幅広く、海外で活躍している方もいることを知りました。その頃から「税関なら自分がしたいことができるかもしれない。」「税関で働きたい!」と思うようになりました。
現在の仕事である旅具通関部門では、様々な国から来る旅客と関わりながら業務に励んでいます。
他部署からの依頼を受け、英語通訳や翻訳業務を行うこともあり、上司から「ありがとう。助かったよ。」等と声をかけていただけると、税関で自分のスキルが役に立っていると感じます。
しかし、この仕事の1番のやりがいは、日本に入国する旅客の密輸を阻止できた時です。
ぜひ皆さんも税関に入って旅具通関部門に所属し、このやりがいを一緒に味わってみませんか。
私は今年で入関4年目ですが、これまで普通の人が経験できないことをたくさん経験させていただきました。
1つ前の職場では密輸犯の調査を行う警察のような仕事をしており、旅具通関部門でも薬物等の密輸犯の対応に当たってきました。
これまでの経験で、どんなことにも物怖じしない精神力が培われたと思っています。
この精神力で、何事にも積極的にチャレンジし、常に学ぶ姿勢を忘れない、誰からも信頼される税関職員になりたいです。
今後は幼少期からの夢である海外勤務ができるよう、業務知識を深め、コミュニケーション能力の向上にも力を入れていきたいと思います。
税関には本当にたくさんの仕事があります。みなさんにとってやりがいのある仕事、心から楽しいと思える仕事が必ず見つかるはずです。
私ももっともっと好きな仕事に出会えるよう精進します!




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