摘発事例(平成29年発表分)
最近の密輸事犯の概況について(名古屋税関管内)
【コカイン密輸入事犯を告発(平成29年12月20日発表)】
名古屋税関中部空港税関支署は、愛知県警察との共同調査により、コカインを密輸入しようとしたタイ人男性旅客を関税法違反嫌疑により名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
コカインの塩酸塩 0.643 グラム
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、平成29年12月4日(現地時間)、タイ王国所在のバンコクを出発し、同日午前7時28分、中部国際空港に到着した際、スーツケース内のポーチ内のカプセル薬剤シートに隠し持っていた
コカインの塩酸塩 0.643 グラム
を密輸入しようとしましたが、税関検査により発見され、その目的を遂げなかったものです。
【大麻密輸入事犯を告発(平成29年10月6日発表)】
名古屋税関中部空港税関支署は、愛知県警察との共同調査により、大麻を密輸入しようとしたアメリカ人男性旅客を関税法違反(大麻密輸入)嫌疑により名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
大 麻 9.159 グラム
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、平成29年9月19日(現地時間)、カナダ所在のバンクーバーを出発し、同月20日午後3時18分、中部国際空港に到着した際、スーツケース内のたばこの箱1箱に隠し持っていた
大 麻 9.159 グラム (たばこ状に成型した12本)
を密輸入しようとしましたが、麻薬探知犬が反応を示し、その後の税関検査により発見され、その目的を遂げなかったものです。
【MDMAの密輸入事件を告発(平成29年7月31日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県安城警察署との共同調査により、MDMAを密輸入しようとした日本人男性について、7月13日、関税法違反で名古屋地方検察庁岡崎支部に告発しました。
1 犯則物件
MDMA 第1の事実 50錠 (4月26日発見)
MDMA 第2の事実 50錠 (5月17日発見)
MDMA 第3の事実 99錠 (6月7日発見)
2 事件の概要
上記犯則嫌疑者は、オランダ王国から国際通常郵便物を利用し、MDMAを密輸入しようとしましたが、横浜税関川崎外郵出張所職員における郵便物検査でそれぞれ発見され、その意を遂げなかったものです。
※ MDMA:N・α-ジメチル-3・4-(メチレンジオキシ)フェネチルアミン及びその塩類
【薬物密輸入事犯を告発(平成29年7月13日発表)】
名古屋税関中部空港税関支署は、愛知県警察との共同調査により、薬物を密輸入しようとした在日中国人女性旅客を関税法違反(薬物密輸入)嫌疑により名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
覚醒剤 4.557グラム
ヘロイン 23.389グラム
ヘロイン水溶液 2.479グラム
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、平成29年6月24日(現地時間)、中華人民共和国所在の成都双流国際空港を出発し、同日午後9時30分、中部国際空港に到着した際、スーツケース内のポーチ及び手提げバッグ内のポーチに隠し持っていた
覚醒剤 約4.6グラム
ヘロイン 約23.4グラム
ヘロイン水溶液 約2.5グラム
を密輸入しようとしたが、税関検査により発見され、その目的を遂げなかったものである。
【大麻密輸入事件を告発(平成29年6月28日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県港警察署との共同調査により、大麻を密輸入しようとしたスリランカ人男性について、6月23日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
大麻 7.634グラム
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、スリランカ民主社会主義共和国から国際郵便物を利用し、大麻を密輸入しようしたが、本年2月2日、横浜税関川崎外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その意を遂げなかったものである。
【麻薬密輸入事件を告発(平成29年6月23日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県熱田警察署との共同調査により、麻薬を密輸入しようとしたアメリカ人男性について、6月22日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
麻薬である4−ブロモ−2,5−ジメトキシフェネチルアミン(通称2C-B)の塩類を含有する粉状物 1.77グラム
※麻薬及び向精神薬取締法第2条に規定する麻薬に該当
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、オランダ王国から国際郵便物を利用し、麻薬である通称2C-Bを密輸入しようしたが、本年4月27日、横浜税関川崎外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その意を遂げなかったものである。
【大麻密輸入事件を告発(平成29年6月15日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県昭和警察署との共同調査により、大麻を密輸入しようとした韓国人男性について、本日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
大麻 3.03グラム
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、オランダ王国から国際郵便物を利用し、大麻を密輸入しようしたが、平成29年4月13日、横浜税関川崎外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その意を遂げなかったものである。
【麻薬密輸入事件を告発(平成29年6月9日発表)】
名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部との共同調査により、麻薬を密輸入しようとした日本人男性について、平成29年6月8日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
1-フェニル-2-(ピロリジン-1-イル)ペンタン-1-オン(通称α-PVP)の塩類を含有する粉状物 1.45グラム
※麻薬及び向精神薬取締法第2条に規定する麻薬に該当
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、アメリカ合衆国から国際郵便物を利用し、麻薬である通称α-PVPを密輸入しようしたが、平成29年2月15日、横浜税関川崎外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その意を遂げなかったものである。
【金地金 密輸入事件を告発(平成29年6月1日発表)】
平成29年5月31日、名古屋税関中部空港税関支署は、愛知県警察との共同調査により、金地金 30個(合計約30s)を密輸入、消費税等を脱税しようとした在日韓国人女性旅客ら(5名)を関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
金地金 30個 29,997.2グラム(正味重量)
( 脱税額 消費税等 10,073,500円 )
2 事件の概要
犯則嫌疑者ら(5名)は、平成28年12月12日、大韓民国の仁川(インチョン)国際空港から中部国際空港に入国した際、脱税する目的で着用中の下着等に隠匿した
金地金 30個 合計約30s
を密輸入しようとしたが、入国時の税関検査により発見され、その目的を遂げなかったものである。
【指定薬物密輸入事件を告発(平成29年5月19日発表)】
名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部との共同調査により、指定薬物である亜硝酸イソプロピルを含有する液体を密輸入しようとした日本人男性について、4月28日及び本日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
指定薬物である亜硝酸イソプロピルを含有する液体(通称RUSH) @ 96.033グラム(10本)
A 91.78 グラム(10本)
B104.5 ミリリットル(10本)
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、英国から国際書留郵便物を利用し、上記指定薬物@及びAを密輸入しようとしたが、昨年12月11日及び本年2月25日、横浜税関川崎外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その意を遂げなかったものである。(本年4月28日告発)
更に、犯則嫌疑者は、英国から国際書留郵便物を利用し、上記指定薬物Bを密輸入しようとしたが、本年4月26日、日本郵便株式会社犬山郵便局にて東海北陸厚生局麻薬取締部により差し押さえられ、その意を遂げなかったものである。(本日告発)
【大麻及びコカイン密輸入事件を告発(平成29年4月27日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県豊田警察署との共同調査により、大麻及びコカインを密輸入しようとしたブラジル人女性について、本日、関税法違反で名古屋地方検察庁岡崎支部に告発した。
1 犯則物件
大麻 33.505グラム(使用回数 約67回、末端価格 約20万円)
コカイン 7.762グラム(使用回数 約260回、末端価格 約15万5千円)
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、ブラジル連邦共和国から国際書留郵便物を利用し、大麻及びコカインを密輸入しようとしたが、本年2月28日、横浜税関川崎外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その意を遂げなかったものである。
【偽造有価証券等密輸入事件を告発(平成29年3月31日発表)】
名古屋税関は、偽造有価証券等を密輸入しようとした中国人男性について、3月27日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
偽造有価証券(JCB GIFT CARD(額面5,000円)) 882枚
偽造有価証券(ビール共通券) 319枚
偽造収入印紙(200円×100枚) 5シート
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、中華人民共和国から国際スピード郵便物を利用し、偽造有価証券及び偽造収入印紙を密輸入しようとしたが、平成28年10月11日、当関中部外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その目的を遂げなかったものである。
【麻薬密輸入事件を告発(平成29年3月31日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県小牧警察署との共同調査により、麻薬を密輸入しようとした日本人男性について、本日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
1-(3・4-メチレンジオキシフェニル)-2-(ピロリジン-1-イル)ペンタン-1-オン(通称MDPV)を含有する粉状物 1.63グラム
※麻薬及び向精神薬取締法第2条に規定する麻薬に該当
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、当関が関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発した(本年3月8日)日本人女性と共謀の上、アメリカ合衆国から国際郵便物を利用し、麻薬を密輸入しようとしたが、平成28年9月6日、横浜税関川崎外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その意を遂げなかったものである。
<写真はこちら(【指定薬物密輸入事件を告発(平成29年3月14日発表)】へ)>
【指定薬物密輸入事件(共犯者)を告発(平成29年3月30日発表)】
名古屋税関中部空港税関支署は、愛知県警察との共同調査を実施し、指定薬物を密輸入しようとした日本人男性を関税法違反(指定薬物密輸入)嫌疑により名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
指定薬物である亜硝酸イソブチルを含有する液体 583.571グラム
2 事件の概要
平成29年2月23日、中部国際空港において、中華人民共和国から
指定薬物(亜硝酸イソブチルを含有する液体) 約580グラム
を密輸入しようとして、税関検査により発見された日本人男性旅客(同年3月15日告発済)の調査の結果、共犯者(日本人男性)の存在が明らかになり告発するに至った。
<写真はこちら(【指定薬物密輸入事件を告発(平成29年3月15日発表)】へ)>
【指定薬物密輸入事件を告発(平成29年3月15日発表)】
名古屋税関中部空港税関支署は、愛知県警察との共同調査を実施し、指定薬物を密輸入しようとした日本人男性旅客を関税法違反(指定薬物密輸入)嫌疑により名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
指定薬物である亜硝酸イソブチルを含有する液体 583.571グラム
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、平成29年2月23日(現地時間)、中華人民共和国所在の上海浦東国際空港を出発し、同日午後8時51分、中部国際空港に到着した際、事前に準備した9本の容器に詰め替えた
指定薬物(亜硝酸イソブチルを含有する液体) 約580グラム
を密輸入しようとしたが、同日に税関検査により発見され、その目的を遂げなかったものである。
【麻薬密輸入事件を告発(平成29年3月14日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県小牧警察署との共同調査により、麻薬を密輸入しようとした日本人女性について、3月8日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
1-(3・4-メチレンジオキシフェニル)-2-(ピロリジン-1-イル)ペンタン-1-オン(通称MDPV)を含有する粉状物 1.63グラム
※麻薬及び向精神薬取締法第2条に規定する麻薬に該当
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、アメリカ合衆国から国際郵便物を利用し、麻薬を密輸入しようとしたが、平成28年9月6日、横浜税関川崎外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その意を遂げなかったものである。
【大麻密輸入事件を告発(平成29年2月24日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課、愛知県春日井警察署、愛知県小牧警察署及び東海北陸厚生局麻薬取締部との共同調査により、大麻を密輸入しようとした日本人男性について、2月24日までに、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
大麻 142.489グラム(合計)
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、ベルギー王国、カナダ、デンマーク王国、英国から国際郵便物を利用して、計8回にわたり大麻を密輸入しようとしたものであるが、それぞれ、横浜税関川崎外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その意を遂げなかったものである。
【大麻密輸入事件を告発(平成29年2月16日発表)】
名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部との共同調査により、大麻を密輸入しようとした日本人男性について、2月16日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
大麻 7.635グラム
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、カナダから国際郵便物を利用し、大麻を密輸入しようとしたが、平成28年9月16日、横浜税関川崎外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その意を遂げなかったものである。
【商標権侵害物品密輸入事件を告発(平成29年1月23日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部生活経済課及び愛知県中村警察署と共同調査を行い、商標権を侵害する物品を密輸入しようとした中国人男性について、1月23日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発した。
1 犯則物件
アップル インコーポレイテッドの商標権を侵害する電源アダプタ 100点
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、中華人民共和国から国際郵便物を利用し、アップル インコーポレイテッドの商標権を侵害する電源アダプタを密輸入しようとしたが、平成28年8月19日、当関中部外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その意を遂げなかったものである。