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摘発事例(平成17年発表分)

名古屋税関管内の密輸事犯の概況について

【履物でアシ! カナダ人による大麻草密輸事件を摘発(平成17年12月16日発表)】

 中部空港税関支署は、平成17年11月29日(火)、ドイツ連邦共和国から中部国際空港に入国したカナダ人(男)が履物に隠匿して密輸入しようとした大麻草を摘発し、平成17年12月16日(金)、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発した。

1 犯則物件
大麻草 約2キロ
(推定使用回数 約  4千回     0.5グラム/回)
(末端価格   約  8百万円     4千円/グラム)
2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、平成17年11月29日(火)、携行中の黒色スーツケース内に収納していた靴2足及びサンダル1足に偽装隠匿した大麻草約2キロを密輸入しようとしたが、当支署職員の携帯品検査により、発見されたものである。

写真:押収物

【全国初、インターネットオークションによる児童ポルノ密輸入事件を告発(平成17年11月10日発表)】

 名古屋税関は、インターネットオークションで売買した児童ポルノDVD合計60枚をタイ王国から国際スピード郵便等を利用して密輸入しようとした日本人(男)を、平成17年11月10日関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発した。

1 犯則物件

児童ポルノDVD 計60枚

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、本年7月及び8月にタイ王国からインターネットオークションのサイト上に、児童ポルノに該当する商品を出品し、当該商品を落札した男性6名をして、落札金額等を同人名義の銀行口座に入金させた後、児童ポルノDVD計50枚を6回にわたって、国際スピード郵便物として、同落札者宛に郵送し、不正に国内に引き取らせようとしたところ、郵便物検査で発見されたものである。
更に、同人は、児童ポルノDVD10枚について、通常航空郵便を利用し、落札者宛に郵送し、不正に国内に引き取らせていた。

写真:押収物

【産業廃棄物の不正輸出を摘発(平成17年8月24日発表)】

名古屋税関は、軽油精製の際に排出される産業廃棄物を不正に中華人民共和国に輸出しようとした貿易業者を、平成17年8月24日関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発した。

1 犯則物件

硫酸スラッジ(風袋込み) 153,731キログラム(162袋:6コンテナ)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、平成16年1月5日、硫酸スラッジを「粉末木炭」と偽った品名で輸出申告をしたが税関職員による輸出検査により発見されたものである。

【麻薬探知犬 お手柄!フランス人(男)による大麻樹脂密輸入事件を摘発(平成17年7月13日発表)】

 中部空港税関支署は、フランス共和国から中部国際空港に入国したフランス人(男)旅客が、大麻樹脂を着用中靴下内足裏部分に隠匿して密輸入しようとしたところを発見・検挙し、平成17年7月13日(水)、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁半田支部に告発した。

1 犯則物件
大麻樹脂 約20グラム
(推定使用回数   約200回     0.1グラム/回)
(末端価格    約16万円   8,000円/グラム)
2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、平成17年6月29日(水)、同人着用中の左右靴下内足裏部分に隠匿した大麻樹脂 約20グラムを密輸入しようとしたが、同人に対し麻薬探知犬が顕著な反応を示したことから、当支署職員の携帯品検査により発見されたものである。

写真:押収物

【南アフリカ人(女)による大麻草大量密輸入事件を摘発(平成17年7月13日発表)】

 中部空港税関支署は、南アフリカ共和国から中部国際空港に入国した南アフリカ人(女)が旅行かばん内に隠匿して密輸入しようとした大麻草を摘発し、平成17年7月13日(水)、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発した。

1 犯則物件
大麻草 約  12キロ
(推定使用回数 約  2万4千回    0.5グラム/回)
(末端価格  約 4千8百万円    4千円/グラム)
2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、平成17年6月24日(金)、中部国際空港に到着した際、携行中の黒色ソフトスーツケース内に土産品として偽装隠匿した大麻草約12キロを密輸入しようとしたが、当支署職員の携帯品検査により発見されたものである。

写真:押収物

【MDMA大量密輸入事件を摘発(平成17年3月31日発表)】

 中部空港税関支署は、平成17年3月15日(火)、ドイツ連邦共和国から中部国際空港に入国したオーストリア人の男性が、旅行かばんに隠匿して密輸入しようとしたMDMAを摘発し、平成17年3月31日(木)、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発した。

1 犯則物件
MDMA 約44,000錠
(推定使用回数 約4万4千回           1錠/回)
(末端価格   約1億7千6百万円       4千円/錠)
2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、ドイツ連邦共和国所在のフランクフルト マイン国際空港から、成田国際空港を経由して中部国際空港に到着した際、携行中の黒色スーツケースの上下蓋部分を二重工作し隠匿した通称「エクスタシー」と呼ばれるMDMA 約44,000錠(N,α‐ジメチル‐3,4‐(メチレンジオキシ)フェネチルアミン(別名MDMA)の塩酸塩を含有する製剤)を密輸入しようとしたが、当支署職員の携帯品検査により、発見されたものである。

写真:押収物

 

 

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