金密輸対策のため臨時の税関長会議を開催しました
令和6年11月29日
財務省関税局
訪日外国人旅行者の急回復や金価格の高騰等を受け、足元で金密輸の摘発件数・押収量は急激に増加し、令和6年上半期の摘発件数は前年同期比81%増、押収量は同約8.1倍となっています。訪日外国人旅行者数と輸入貨物の更なる増加が見込まれる中、金密輸への対策は喫緊の課題です。
このような金密輸を巡る状況に鑑み、財務省関税局・税関は、11月28日、臨時税関長会議を開催し、関税局長から各税関長に対して、税関における金密輸の水際取締りをより一層強化するよう指示しました。
高村関税局長による訓示
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会議の様子
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関税局・税関は、隠匿された金の摘発に効果が期待される検査機器を整備すること等により、旅客や輸入貨物に対してより一層深度ある検査等を実施できるよう検討を進めるほか、金密輸に対して経済的不利益を与え、抑止効果を高める観点から、犯則調査を通じた更なる厳正な処分を実施していきます。
詳細はこちら:https://www.customs.go.jp/mizugiwa/gold/reinforce.htm
<整備する検査機器のイメージ>
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