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金密輸の更なる取締強化について

1. 現状

 財務省関税局は平成29年11月に「ストップ金密輸」緊急対策を策定し、取締りの強化や金密輸の厳罰化等、総合的な金密輸対策に取り組み、摘発は一時減少しましたが、令和5年以降、再び増加傾向にあります。足元で、輸出額が過去最高水準に達する一方、輸入量や国内で新たに生産される金には大きな変動がないことは、密輸の増加を強く示唆しています。組織的な密輸スキームが活用され、密輸の利益が犯罪組織の資金源になっている可能性も疑われるなど、金密輸の更なる対策が喫緊の課題です。

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2. 総合的な対策の実施

 上記のような金密輸を巡る状況に鑑み、財務省関税局・税関一体で、@水際対策の強化、A制度面の対応、B関係機関との連携強化という金の一連の流れに着目した総合的な対策を実施することとし、11月27日、臨時税関長会議を開催し、片山財務大臣から各税関長に対して、税関における金密輸の水際取締りをより一層強化するよう指示しました。

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3. おわりに

 関税局・税関では、税関長による金の没収の実施をはじめとして、金密輸には一層厳格に対応します。  国民の皆様には、金密輸の深刻な現状を改めて認識いただいた上で、税関検査の強化等の対策の必要性をご理解いただくとともに、密輸情報の提供など、税関行政へのより一層のご協力をお願いします。

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(参考リンク)

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