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各税関の摘発事件発表(令和2年)

 

不正薬物  

【大阪税関】オランダ王国来国際郵便路線を利用したMDMA密輸入事件を告発!!(令和2年12月21日発表)

 大阪税関は、オランダ王国からの国際郵便路線を利用したMDMA密輸入事件を近畿厚生局麻薬取締部と共同で調査し、令和2年12月17日、関税法違反で大阪地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
    ・MDMAを含有する液体 計803.4グラム
  事件発表の様子 物件の様子

【横浜税関】南アフリカ共和国来覚醒剤の摘発について(令和2年11月27日発表)

 横浜税関は、令和2年10月7日、南アフリカ共和国来海上コンテナ貨物から覚醒剤を発見し、摘発しました。本件については、現在調査中です。

【犯則物件】

   覚醒剤 約237キログラム

 

 【事件の概要】
 令和2年10月1日、横浜税関本牧埠頭出張所長宛てに輸入申告のあった南アフリカ共和国来海上コンテナ貨物であるプラスチック射出成型機について、同月7日に横浜税関職員が検査を実施したところ、覚醒剤約237キログラムを発見し、摘発したものである。

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【名古屋税関】覚醒剤の密輸入事件を告発(令和2年11月24日発表)

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び中部空港警察署と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとしたイラン人男性について、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  覚醒剤 862.504グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、南アフリカ共和国から国際宅配貨物を利用し覚醒剤をビタミン剤に模して密輸入しようとしましたが、令和2年10月11日、大阪税関関西空港税関支署職員による税関検査で発見されました。

 

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【東京税関】日本人男性による覚醒剤密輸入事件を摘発(令和2年11月20日発表)

 東京税関成田税関支署と千葉県成田国際空港警察署は、令和2年10月31日、メキシコ合衆国から入国した日本人男性が、大量の覚醒剤を密輸入しようとしたところを発見・摘発して、関税法違反、覚醒剤取締法違反で現行犯逮捕し、11月1日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

【犯則物件】
 覚醒剤 6袋 約2.9キログラム(薬物乱用者の通常使用量で約9万6千回分)

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【門司税関】国際郵便物を利用したベトナム社会主義共和国来麻薬及び覚醒剤密輸入事件を告発
(令和2年11月17日発表)

 門司税関は、国際郵便物を利用した麻薬(ケタミン・MDMA)及び覚醒剤密輸入事件について、福岡県警察及び九州厚生局麻薬取締部等と共同調査(捜査)を実施し、犯則嫌疑者につき、本日、関税法違反で福岡地方検察庁へ告発した。

【犯則物件】
(1)麻薬である2-(2-クロロフェニル)-2-(メチルアミノ)シクロヘキサノン(別名ケタミン)の塩酸塩  3.87グラム
  (2) 麻薬であるN・α-ジメチル-3・4-(メチレンジオキシ)フェネチルアミン (別名MDMA)の塩酸塩を含有する錠剤及び粉末  1.98グラム
(3)覚醒剤であるフエニルメチルアミノプロパンの塩酸塩  4.39グラム

【事件の概要】
  犯則嫌疑者らは、氏名不詳者らと共謀の上、麻薬及び覚醒剤を輸入することを企て、西暦2020年9月21日(現地時間)、ベトナム社会主義共和国から、上記犯則物件を内包した国際スピード郵便物1個を福岡市南区に所在するアパートの一室宛に発送し、令和2年9月30日、門司税関福岡外郵出張所職員による検査を受けさせ、関税法規定の輸入してはならない貨物である麻薬及び覚醒剤を輸入しようとしたが、同出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものである。

【参考(適用法条)】
  関税法第109条第3項、第1項(輸入してはならない貨物を輸入する罪)
  10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科

犯則物件 犯則物件 

 

【名古屋税関】コカインの密輸入事件を告発(令和2年11月13日発表)

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県蒲郡警察署と共同で調査を実施し、コカインを密輸入しようとしたブラジル人男性について、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  コカイン  2,342.67グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、ブラジル連邦共和国から国際スピード郵便物を利用し、黒色のフェイスパックに偽装するため黒色に着色したコカインを密輸入しようとしましたが、令和2年10月3日、名古屋税関中部外郵出張所職員による税関検査で発見されました。

 

報道発表時の写真黒色に着色されたコカイン

【大阪税関】オランダ王国来国際郵便路線を利用した大麻草密輸入事件を告発!!(令和2年11月6日発表)

 大阪税関は、オランダ王国からの国際郵便路線を利用した大麻草密輸入事件を大阪府大阪水上警察署と共同で調査し、令和2年11月5日、犯則嫌疑者を関税法違反で大阪地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
    ・大麻草 計2,021.8グラム
 発表の様子 物件の様子

【名古屋税関】台湾来郵便物による指定薬物密輸入事犯を告発(令和2年11月5日発表)

 名古屋税関中部空港税関支署は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県南警察署と共同で調査を実施し、指定薬物を密輸入しようとしたベトナム人男性を関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  指定薬物(亜硝酸イソブチルを含有する液体物)  41本(正味重量 313.49グラム)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、台湾から国際特定記録郵便を利用し小瓶に入れた41本の指定薬物(亜硝酸イソブチルを含有する液体物)を密輸入しようとしましたが、横浜税関職員による検査により、令和2年8月22日に4本が、また、及び同月26日に37本が発見されました。

 

密輸入された指定薬物発表の様子

【門司税関】国際郵便物を利用したオーストリア共和国来麻薬(MDMA)密輸入事件を告発(令和2年10月29日発表)

 門司税関は、国際郵便物を利用した麻薬(MDMA)密輸入事件について、福岡県警察本部及び九州厚生局麻薬取締部等と共同調査(捜査)を実施し、犯則嫌疑者につき、本日、関税法違反で福岡地方検察庁へ告発した。

【犯則物件】
麻薬であるN・α-ジメチル-3・4-(メチレンジオキシ)フェネチルアミン(別名MDMA)の塩類を含有する錠剤  約4.24グラム(10錠)

【事件の概要】
 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀の上、麻薬(MDMA)を輸入することを企て、西暦2020年7月25日(現地時間)、オーストリア共和国から、上記犯則物件を内包した通常郵便物1通を犯則嫌疑者の実家宛に発送し、令和2年7月28日、横浜税関川崎外郵出張所職員による検査を受けさせ、関税法規定の輸入してはならない貨物である麻薬(MDMA)を輸入しようとしたが、同出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものである。

【参考(適用法条)】
 関税法第109条第3項、第1項(輸入してはならない貨物を輸入する罪)
  10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科

犯則物件 犯則物件

犯則物件 犯則物件

 

【名古屋税関】国際郵便物を利用した覚醒剤の密輸入事件を告発(令和2年10月21日発表)

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県半田警察署と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとした日本人男性について、本年10月21日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパンの塩酸塩 1.91グラム
    (薬物乱用者の通常の覚醒剤の使用量約 64回分)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、チェコ共和国から通常郵便物を利用し、封筒に同封されていたインスタント食品(カップスープ)の袋の中に覚醒剤を隠し密輸入しようとしましたが、令和2年7月28日、横浜税関川崎外郵出張所職員による税関検査で発見されました。

封筒に同封されていたカップスープカップスープに隠されていた覚醒剤
封筒に同封されていたカップスープ 
カップスープの袋の中に隠されていた覚醒剤

 

【横浜税関】麻薬密輸入未遂事件の告発について(令和2年10月14日発表)

 横浜税関は、神奈川県警察本部薬物銃器対策課及び山手警察署と共同調査中の麻薬密輸入未遂事件について、令和2年10月14日、日本人1名を関税法違反事実で横浜地方検察庁に告発しました。

【犯則物件】
(1)麻薬であるMDMAを含有する錠剤 28錠(16.38グラム)

(2)麻薬であるリゼルギン酸ジエチルアミド(別名リゼルギド) を含有する

   紙片 1枚(0.25グラム)
     麻薬であるMDMAを含有する錠剤 70錠(32.81グラム)
     麻薬であるMDMAを含有する錠剤片 2片(0.61グラム)
     麻薬であるMDMAを含有する粉状物 0.075グラム

 【事件の概要】
 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀の上、国際郵便路線を利用して上記不正薬物を

 第1 グレートブリテン及び北アイルランド連合王国から輸入しようとしたが、令和元年12月20日、横浜税関川崎外郵出張所職員に発見され、

 第2 オランダ王国から輸入しようとしたが、令和元年12月26日、横浜税関川崎外郵出張所職員に発見され、

その目的を遂げなかったものである。

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【大阪税関】アメリカ合衆国来国際郵便路線を利用した液状大麻密輸入事件を摘発!!(令和2年10月7日発表)

 大阪税関は、アメリカ合衆国からの国際郵便路線を利用した液状大麻密輸入事件を摘発し、大阪府大阪水上警察署と共同で調査を実施した。

【犯則物件】
  大麻と認める黄色液体 計1,588.4グラム(風袋込み)  
 事件発表の様子  物件の様子


【横浜税関】大麻密輸入未遂事件の告発について(令和2年10月1日発表)

 横浜税関は、神奈川県警察本部薬物銃器対策課及び神奈川県横浜水上警察署と共同調査中の大麻密輸入未遂事件について、令和2年10月1日、犯則嫌疑者1名を関税法違反事実で横浜地方検察庁に告発しました。

【犯則物件】
 
 大麻であるペースト状物 4.75グラム

【事件の概要】
 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀の上、上記大麻をフランス共和国から国際郵便を利用し輸入しようとしたが、令和2年8月11日、横浜税関川崎外郵出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものである。

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【名古屋税関】日本人男性によるMDMAの密輸入事件を告発(令和2年9月28日発表)

 名古屋税関は、岐阜県警察本部刑事部組織犯罪対策課及び高山・飛騨警察署と共同で調査を実施し、MDMAを密輸入しようとした日本人男性2名について、関税法違反で岐阜地方検察庁高山支部に告発しました。

1 犯則物件

  MDMA 574.99グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者らは、オランダ王国から国際航空小包郵便物を利用し、ワインボトルにMDMAを溶かした水溶液を詰め、密輸入しようとしましたが、令和2年5月28日、名古屋税関中部外郵出張所職員による税関検査で発見されました。

MDMAが詰められていたワインボトル抽出されたMDMA
 MDMAが詰められたワインボトル水溶液から抽出したMDMA

 

【門司税関】国際郵便物を利用した米国来麻薬及び指定薬物密輸入事件を告発(令和2年9月28日発表)

 門司税関は、国際郵便物を利用した麻薬(ケタミン・MDMA)及び指定薬物密輸入事件について、福岡県警察本部及び九州厚生局麻薬取締部等と共同調査(捜査)を実施し、犯則嫌疑者につき、本日、関税法違反で福岡地方検察庁へ告発した。

【犯則物件】
(1)麻薬である2-(2-クロロフェニル)-2-(メチルアミノ)シクロヘキサノン (別名ケタミン)の塩酸塩を含有する白色結晶  約1.32グラム
  (2) 麻薬であるN・α-ジメチル-3・4-(メチレンジオキシ)フェネチルアミン (別名MDMA)の塩酸塩を含有する錠剤  約3.75グラム(7錠)
(3)指定薬物である2-(2-フルオロフェニル)-2-(メチルアミノ)シクロヘキサノン (通称2-FDCK)を含有する白色粉末  約0.88g

【事件の概要】
 犯則嫌疑者らは、氏名不詳者らと共謀の上、麻薬及び指定薬物を輸入することを企て、西暦2020年4月24日(現地時間)、アメリカ合衆国から、上記犯則物件を内包した国際航空小包郵便物1個を犯則嫌疑者の住居宛に発送し、令和2年5月13日、門司税関福岡外郵出張所職員による検査を受けさせ、関税法規定の輸入してはならない貨物である麻薬及び指定薬物を輸入しようとしたが、同出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものである。

【参考(適用法条)】
 関税法第109条第3項、第1項(輸入してはならない貨物を輸入する罪)
  10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科

犯則物件 犯則物件

 

【神戸税関】大麻密輸入事件を告発(令和2年9月24日発表)

 神戸税関水島税関支署は、ベトナム社会主義共和国来の国際宅配貨物を利用した大麻密輸入事件に関して、岡山県岡山西警察署及び岡山県警察本部刑事部組織犯罪対策第一課と共同調査(捜査)を実施し、ベトナム人男性1名を関税法違反で岡山地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  大麻である植物片 92.86グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、国際宅配貨物を利用して、前記犯則物件をベトナム社会主義共和国から本邦に密輸入しようとしたが、令和2年7月14日、大阪税関関西空港税関支署職員による輸入貨物検査で発見され、その目的を遂げなかったものです。

犯則物件(大麻)
犯則物件(大麻)

【長崎税関】国際郵便物を利用した大麻密輸入事件を告発(令和2年9月16日発表)

長崎税関は、アメリカ合衆国からの国際郵便物を利用した大麻の密輸入事件について、佐賀県神埼警察署と共同で調査を実施し、本日、犯則嫌疑者を関税法違反で佐賀地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
乾燥大麻14.21グラム

【事件の概要】
犯則嫌疑者は、国際郵便物を利用して、上記の犯則物件をアメリカ合衆国から本邦に密輸入しようとしたが、令和2年2月18日、大阪税関大阪外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その目的を遂げなかったものである。

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【門司税関】国際郵便物を利用した指定薬物密輸入事件を告発(令和2年9月14日発表)

 門司税関は、国際郵便物を利用した指定薬物密輸入事件について、福岡県中央警察署と共同調査(捜査)を実施し、犯則嫌疑者につき、本年9月11日、関税法違反で福岡地方検察庁へ告発した。

【犯則物件】
 指定薬物である亜硝酸イソブチルを含有する液体  約41.91グラム

【事件の概要】
 犯則嫌疑者は、氏名不詳者らと共謀の上、指定薬物を輸入することを企て、西暦2020年7月15日(現地時間)、中華人民共和国から、上記犯則物件を内包した国際特定記録郵便物1個を犯則嫌疑者住居宛に発送し、令和2年7月21日、大阪税関大阪外郵出張所職員による検査を受けさせ、関税法規定の輸入してはならない貨物である指定薬物を輸入しようとしたが、同出張所税関職員に発見され、その目的を遂げなかったものである

【参考(適用法条)】
 関税法第109条第3項、第1項(輸入してはならない貨物を輸入する罪)
 10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科

犯則物件

 

【横浜税関】大麻リキッド密輸入事件の告発について(令和2年8月26日発表) 

 横浜税関は、関東信越厚生局麻薬取締部横浜分室、神奈川県警察本部薬物銃器対策課、神奈川県戸部警察署、同鶴見警察署、同横浜水上警察署と共同調査中であるアメリカ合衆国来の大麻リキッド密輸入事件について、令和2年8月26日に、日本人男性2名(犯則者甲、乙)を関税法違反事実で横浜地方検察庁に告発しました。

【犯則物件】
 (1)大麻 1,002.03グラム
 (2)大麻 1,014.02グラム
 (3)大麻 1,012.67グラム
 (4)大麻 1,006.56グラム

【事件の概要】
 犯則者らは、共謀の上、上記大麻(犯則者甲につき(1)から(4)、犯則者乙につき(3)から(4))を、アメリカ合衆国から国際郵便路線を利用して輸入しようとしましたが、令和2年4月13日に横浜税関川崎外郵出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものです。

犯則物件 犯則物件接写

【大阪税関】ドイツ連邦共和国来航空貨物を利用した大量MDMA密輸入事件を摘発!!(令和2年8月6日発表)

 大阪税関関西空港税関支署は、令和2年6月12日、ドイツ連邦共和国から国際宅配貨物を利用し、本邦に密輸入しようとした麻薬であるMDMAを含有する錠剤等を発見し、近畿厚生局麻薬取締部と共同調査の上、同年7月30日、関税法違反容疑にて大阪地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
  麻薬であるMDMAを含有する錠剤 7,010錠  並びに同破砕片 2.2グラム 
 報道発表の様子  物件

【名古屋税関】日本人男性による覚醒剤の密輸入事件を告発(令和2年7月30日発表)

 名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとした日本人男性2名について、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  覚醒剤 3,526.9グラム

    (薬物乱用者の通常の覚醒剤の使用量に換算すると約11万7千回分)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者らは、カナダから航空小口急送貨物を利用し、ボードゲームの中に覚醒剤を隠し密輸入しようとしましたが、令和2年6月5日、東京税関職員による税関検査で発見されました。

覚醒剤が隠されたボードゲーム 報道発表の様子

 

【名古屋税関】米国人男性による大麻の密輸入事件を告発(令和2年7月28日発表)

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課、愛知県豊田警察署と共同で調査を実施し、大麻を密輸入しようとした米国人男性について、本日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  大麻たばこ 40本 30.46グラム(正味重量)

    (薬物乱用者の通常の大麻草の使用量に換算すると約60回分に相当)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、アメリカ合衆国から国際宅配貨物を利用し、大麻たばこを密輸入しようとしましたが、令和2年6月5日、大阪税関関西空港税関支署職員による税関検査で発見されました。

並べられた大麻大麻たばこから大麻を分離
 透明袋は押収品にあらず

 

【大阪税関】アメリカ合衆国来国際郵便路線を利用したDMT密輸入事件を告発!!(令和2年7月27日発表)

 大阪税関伏木税関支署は、令和2年4月、アメリカ合衆国から国際郵便路線を利用してDMT(0.59グラム)を密輸入しようとした事件について、富山県警察と共同調査を行い、同年7月27日、関税法違反で富山地方検察庁高岡支部に告発した。

【犯則物件】
  麻薬である3−[2−(ジメチルアミノ)エチル]インドール(別名DMT)を含有する液状物 0.59グラム   
 隠匿されていた封筒とDMT本態  DMT本体

【名古屋税関】国際郵便物を利用した覚醒剤密輸入事件を告発(令和2年7月8日発表)

 名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとした日本人男性1名及び英国人男性1名について、本日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  覚醒剤   7.01グラム(正味数量)      

      (薬物乱用者の通常の覚醒剤の使用量約233回分)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者らは、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国から国際特定記録郵便を利用し、覚醒剤を密輸入しようとしましたが、平成31年1月16日、横浜税関川崎外郵出張所職員による郵便物に対する検査で発見されました。

郵便物に収納された覚醒剤覚醒剤の接写
 透明袋は押収品にあらず

【長崎税関】国際郵便物を利用した大麻密輸入事件を告発(令和2年7月8日発表)

長崎税関は、アメリカ合衆国からの国際郵便物を利用した大麻の密輸入事件について、福岡県久留米警察署と共同調査(捜査)を実施し、本日、犯則嫌疑者を関税法違反で福岡地方検察庁久留米支部に告発した。

【犯則物件】
大麻38.27グラム(令和2年2月12日発見分)※第1事実
大麻 4.88グラム(令和2年3月 9日発見分)※第2事実

【事件の概要】
犯則嫌疑者は、国際郵便物を利用して、上記の犯則物件をアメリカ合衆国から本邦に密輸入しようとしたが、第1事実については、令和2年2月12日、第2事実については、令和2年3月9日、大阪税関大阪外郵出張所職員による輸入検査で発見され、その目的を遂げなかったものである。

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【門司税関】国際郵便物を利用したアメリカ合衆国来大麻密輸入事件を告発(令和2年6月25日発表)

 門司税関は、国際郵便物を利用したアメリカ合衆国来大麻密輸入事件について、九州厚生局麻薬取締部及び福岡県警薬物銃器対策課と共同調査(捜査)を実施し、本日、犯則嫌疑者を関税法違反で福岡地方検察庁へ告発した。

【犯則物件】
 液状大麻 1.76g

【事件の概要】
 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀の上、大麻を輸入することを企て、令和2年4月21日(現地時間)、アメリカ合衆国所在の郵便局から、犯則物件を内包した国際航空小包郵便物を、犯則嫌疑者住居(滞在先)宛てに発送し、同年5月8日、門司税関福岡外郵出張所職員による検査を受けさせ、関税法に規定する輸入してはならない貨物である大麻を輸入しようとしたが、同出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものである

【参考(適用法条)】
 関税法第109条第3項、第1項(輸入してはならない貨物を輸入する罪(未遂))
 10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科
犯則物件

犯則物件  犯則物件

【大阪税関】マレーシア来海上貨物から覚醒剤を摘発!!(令和2年6月15日発表)

 大阪税関は、令和2年2月6日、マレーシア来海上貨物の自動車用ギアボックス内から覚醒剤を発見・摘発し、大阪府警察と共同調査の上、令和2年3月25日、台湾人男性ら5名を関税法違反容疑で大阪地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
  覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパン塩酸塩 合計8,837.64グラム 
 報道発表の様子 覚醒剤の隠匿状況

【神戸税関】大麻草密輸入事件を告発(令和2年6月10日発表)

 神戸税関は、アメリカ合衆国来の国際特定記録郵便物を利用した大麻草密輸入事件に関して、兵庫県警察本部薬物銃器対策課及び兵庫県芦屋警察署と共同調査(捜査)を実施し、日本人男性1名を関税法違反で神戸地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  大麻草 66.86グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、前記犯則物件を不正に輸入することを企て、アメリカ合衆国から前記犯則物件を収納した国際特定記録郵便物を発送させ輸入しようとしたが、令和2年4月21日、大阪税関大阪外郵出張所職員が実施した輸入郵便物検査により発見され、その目的を遂げなかったものです。

郵便物外装と犯則物件犯則物件(接写)
郵便物外装と犯則物件(jpg;218kb) 犯則物件(接写)(jpg;234kb)

【門司税関】国際航空小包郵便物を利用したアメリカ合衆国来大麻密輸入事件を告発(令和2年4月27日発表)

 門司税関は、アメリカ合衆国からの国際航空小包郵便物を利用した2件の大麻密輸入事件について、九州厚生局麻薬取締部小倉分室及び福岡県警察と共同調査(捜査)を実施し、本日、犯則嫌疑者2名を関税法違反で福岡地方検察庁小倉支部へ告発した。

【犯則物件】
 1.犯則嫌疑者(1) 大麻(大麻草の製品) 24.38グラム
 2.犯則嫌疑者(2) 大麻(大麻草の製品) 25.07グラム

【事件の概要】
 1.犯則嫌疑者(1)は、氏名不詳者と共謀の上、アメリカ合衆国から大麻を輸入することを企て、令和元年8月20日(現地時間)、同国所在の郵便局において、上記犯則物件を内包した国際航空小包郵便物1個を北九州市若松区内の犯則嫌疑者関係先に発送し、同月27日、門司税関福岡外郵出張所職員による検査を受けさせ、関税法に規定する輸入してはならない貨物である大麻を輸入しようとしたが、同出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものである。

 2.犯則嫌疑者(2)は、氏名不詳者と共謀の上、アメリカ合衆国から大麻を輸入することを企て、令和元年8月23日(現地時間)、同国所在の郵便局において、上記犯則物件を内包した国際航空小包郵便物1個を北九州市八幡西区内の犯則嫌疑者関係先に発送し、同月31日、門司税関福岡外郵出張所職員による検査を受けさせ、関税法に規定する輸入してはならない貨物である大麻を輸入しようとしたが、同出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものである。

【参考(適用法条)】
 関税法第109条第3項、第1項(輸入してはならない貨物の輸入未遂罪)
 【10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科】
 刑法第60条 

【参考事項】
 本件は、令和元年12月2日報道発表したアメリカ合衆国来大麻密輸入事件(約23.12グラム)の関連事件である。 

事件1(若松区宛て)事件2(八幡西区宛て) 
犯則物件犯則物件

 関連事件(小倉南区宛て)
※令和元年12月2日報道発表 

犯則物件

【横浜税関】エクアドル来コカインの摘発について(令和2年4月16日発表) 

 横浜税関は、令和2年4月1日、エクアドル共和国来海上コンテナからコカインを発見し、摘発しました。本件については、現在調査中です。

【犯則物件】
 コカイン  相当量  

【事件の概要】
 令和2年4月1日、NYK LYNX号に積載されたエクアドル共和国来コンテナ貨物(内容物:バナナ)について、過去の摘発事例に係る傾向分析を踏まえ厳重検査を行ったところ、コンテナ内から約700塊の不審物を発見し、うち一部がコカインと判明したため摘発したものです。

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【門司税関】国際郵便物を利用した大麻及び麻薬密輸入事件を告発(令和2年4月7日発表)

 門司税関は、国際郵便物を利用した大麻及び麻薬密輸入事件について、九州厚生局麻薬取締部小倉分室及び福岡県警察本部等と共同調査(捜査)を実施し、犯則嫌疑者につき、第1事実については本年3月25日、第2及び第3事実については本日、いずれも関税法違反で福岡地方検察庁小倉支部へ告発した。

【犯則物件】
 (1)大麻である緑色乾燥植物片 11.28g
 (2)麻薬であるMDMAの塩類を含有する錠剤及び破砕片1.84g
 (3)麻薬であるケタミンの塩類を含有する結晶 0.97g
 (4)麻薬であるリゼルギン酸ジエチルアミドを含有する紙片(通称「LSD」) 0.16g

【事件の概要】
 犯則嫌疑者は、氏名不詳者らと共謀の上、大麻及び麻薬を輸入することを企て、
   第1 西暦2020年2月13日(現地時間)、グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)から、 上記犯則物件(1)を内包した書留郵便物1通を同人住居宛に発送し、令和2年2月18日、横浜税関川崎外郵出張所職員による検査を受けさせ
   第2 西暦2020年2月24日(現地時間)、ドイツ連邦共和国から、上記犯則物件(2)及び(3)を内包した書留郵便物1通を同人住居宛に発送し、令和2年2月29日、横浜税関川崎外郵出張所職員による検査を受けさせ
   第3 西暦2020年3月6日(現地時間)、オランダ王国から、上記犯則物件(4)を内包した通常郵便物1通を同人住居宛に発送し、令和2年3月9日、横浜税関川崎外郵出張所職員による検査を受けさせ
 関税法規定の輸入してはならない貨物である大麻及び麻薬を輸入しようとしたが、
 いずれも同出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものである。

【参考(適用法条)】
 関税法第109条第3項、第1項(輸入してはならない貨物を輸入する罪)
 10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科 

     犯則物件 犯則物件

     犯則物件  犯則物件

【大阪税関】カナダ来国際郵便路線を利用した大麻製品(大麻と認める液状物)密輸入事件を告発!!(令和2年3月25日発表)

 大阪税関は、カナダからの国際郵便路線を利用した大麻製品(大麻と認める液状物)の密輸入事件について近畿厚生局麻薬取締部と共同で調査を実施し、令和2年2月26日までに日本人男性3名を関税法違反で大阪地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
    ・大麻と認める茶色液状物 12本(合計155.797グラム)
      ・大麻と認める茶色液状物 13本(合計51.109グラム)
報道発表の様子 物件の様子

【神戸税関】ヘロイン密輸入事件を告発(令和2年3月26日発表)

 神戸税関は、オランダ王国来の通常郵便物を利用したヘロイン密輸入事件に関して、近畿厚生局麻薬取締部神戸分室と共同調査(捜査)を実施し、日本人男性1名を関税法違反で神戸地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  ヘロイン 5.07グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、前記犯則物件を不正に輸入することを企て、オランダ王国から前記犯則物件を収納した通常郵便物を自宅宛てに発送させ輸入しようとしたが、令和2年1月31日、横浜税関川崎外郵出張所職員が実施した輸入郵便物検査により発見され、その目的を遂げなかったものです。

犯則物件(ヘロイン)郵便物外装と犯則物件
犯則物件(ヘロイン)郵便物外装と犯則物件

【名古屋税関】覚醒剤の密輸入事件を告発(令和2年3月23日発表)

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課、南警察署及び愛知警察署と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとした日本人男性2名について、本日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  覚醒剤  551.49グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者らは、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国から国際スピード郵便物を利用し、覚醒剤を絵画のプラスチック製キャンバス部に練り込み密輸入しようとしましたが、令和元年11月17日、名古屋税関中部外郵出張所職員による税関検査で発見されました。

覚醒剤が練り込まれた絵画 絵画の側面

【東京税関】米国人女性によるコカイン密輸入事件を摘発(令和2年3月13日発表)

 東京税関成田税関支署と千葉県成田国際空港警察署は、令和2年2月23日、ブラジル連邦共和国からエチオピア連邦民主共和国及び大韓民国を経由して入国した米国人女性が、約2.2キログラムのコカインを着用ブラジャーの左右カップ部分に隠匿して密輸入しようとしたところを税関検査において発見・摘発した。同月24日、関税法違反、麻薬及び向精神薬取締法違反で現行犯逮捕し、同月25日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

【犯則物件】
 コカイン 2包 約2.2キログラム(薬物乱用者の通常使用量で約7万4千回分)

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【門司税関】国際郵便物を利用した麻薬(MDMA)密輸入事件を告発(令和2年3月10日発表)

門司税関細島税関支署は、国際郵便物を利用した麻薬(MDMA)密輸入事件について、宮崎県警本部及び同日南警察署と共同調査(捜査)を実施し、犯則嫌疑者を関税法違反で宮崎地方検察庁へ告発した。

【犯則物件】
 (1) 麻薬であるN,α −ジメチル−3,4−(メチレンジオキシ)フェネチルアミン
  (別名;MDMA)の塩類を含有する錠剤  101錠(37.72g)
 (2) 麻薬であるN,α −ジメチル−3,4−(メチレンジオキシ)フェネチルアミン
 (別名;MDMA)の塩類を含有する錠剤   11錠(8.75g)

【事件の概要】
 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀の上、麻薬を輸入することを企て
 第1 令和元年11月15日(現地時間)、オランダ王国所在の郵便局から、前記(1)の犯則物件を内包した通常郵便物1通を、犯則嫌疑者住居地宛てに発送し、同月18日、横浜税関川崎外郵出張所職員による検査を受けさせ、関税法に規定する輸入してはならない貨物である麻薬(MDMA)を輸入しようとしたが、同出張所職員に発見され、その目的を遂げなかった 
 第2 令和元年12月12日(現地時間)、ドイツ連邦共和国所在の郵便局から、前記(2)の犯則物件を内包した通常郵便物1通を、犯則嫌疑者住居地宛てに発送し、同月15日、横浜税関川崎外郵出張所職員による検査を受けさせ、関税法に規定する輸入してはならない貨物である麻薬(MDMA)を輸入しようとしたが、同出張所職員に発見され、その目的を遂げなかった
ものである。

【参考(適用法条)】
 関税法第109条第3項、第1項(輸入してはならない貨物を輸入する罪(未遂))
 10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科

     報道発表の様子 報道発表の様子

【名古屋税関】商標権を侵害する物品の密輸入事件を告発(令和2年3月4日発表)

 名古屋税関は、愛知県警察本部生活安全部生活経済課及び愛知県千種警察署と共同で調査を実施し、商標権侵害物品を密輸入しようとした日本人男性について、本年3月2日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  グローブライド株式会社の商標権を侵害する帽子6点、タオル5点、グローブ、16組 合計11点と16組

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、国際特定記録郵便物を利用して、令和元年10月から11月の間、合計7回にわたり、中華人民共和国から上記の犯則物件を密輸入しようとしましたが、横浜税関川崎外郵出張所職員による郵便物に対する検査で発見されました。

知的財産侵害物品

 

 

【門司税関】オランダ王国来MDMA密輸入事件を告発(令和2年3月2日発表)

門司税関福岡空港税関支署は、令和2年2月11日、中華人民共和国香港特別行政区から福岡空港に到着した犯則嫌疑者が、麻薬であるMDMAを密輸入しようとしたところを税関検査において発見し、同日、関税法違反犯則事件として摘発した。 その後、福岡県福岡空港警察署とともに調査を実施し、本日、関税法違反で福岡地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
 麻薬であるMDMA錠剤及びその破砕片等 約3,869.66 グラム(約1万錠)

【事件の概要】
 犯則嫌疑者は、オランダ王国から本邦に麻薬であるMDMAを輸入することを企て、西暦2020年2月10日(現地時間)、同国所在のアムステルダム・スキポール空港から航空機に搭乗し、途中、同月11日(現地時間)、中華人民共和国香港特別行政区所在の香港国際空港において別の航空機に乗り換え、令和2年2月11日午後3時2分ころ、福岡空港に到着し、入国時の税関検査において、関税法規定の輸入してはならない貨物である前記麻薬であるMDMAをキャリーケースに隠しているにも関わらず、その事実を申告しないまま同検査場を通過して輸入しようとしたが、検査に当たった税関職員に発見され、その目的を遂げなかったものである。

【参考(適用法条)】
 関税法第109条第3項、第1項
 関税法第69条の11第1項第1号
 (輸入してはならない貨物を輸入する罪(未遂))
 【10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科】
 関税法第118条第1項本文
 関税法第146条第2項第1号

     犯則物件 

【名古屋税関】タイ人女性旅客による覚醒剤密輸入事犯を告発(令和2年2月28日発表)

 名古屋税関中部空港税関支署は、愛知県警察と共同で調査を実施し、タイ王国から覚醒剤を密輸入しようとしたタイ人女性旅客について、本年2月28日、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  覚醒剤  832.52グラム(正味重量)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、覚醒剤を日本に密輸することを計画し、令和2年2月12日(現地時間)、 タイ王国所在のドンムアン空港を出発し、同日、中部国際空港に到着した際、リュックサ ックの肩ベルト部分等に隠した  覚醒剤 832.52グラム(正味重量) を密輸入しようとしましたが、当支署職員による税関検査で発見されました。

密輸は絶対に許しません

 

【大阪税関】タイ王国来航空機旅客(香港人)による覚醒剤密輸入事犯を摘発!!(令和2年2月27日発表)

 大阪税関関西空港税関支署は、令和2年2月5日、タイ王国から関西国際空港に入国した香港人旅客2名のうち1名が、携行するスーツケース上蓋内に隠匿のうえ密輸入しようとした覚醒剤事犯を摘発し、大阪府関西空港警察署と共同調査の上、令和2年2月25日、同香港人2名を関税法違反容疑にて大阪地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
  覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパン塩酸塩 合計2,965.9グラム 
 報道発表の様子 物件の様子

【大阪税関】オランダ王国来航空機旅客(ギリシャ人)による麻薬密輸入事犯を摘発!!(令和2年2月27日発表)

 大阪税関関西空港税関支署は、令和2年2月1日、オランダ王国から関西国際空港に入国したギリシャ人旅客が、スーツケースに収納のワインボトル2本内及び製本して書籍に偽装してリュックサックに収納して隠匿のうえ密輸入しようとした麻薬事犯を摘発し、大阪府関西空港警察署と共同調査の上、令和2年2月20日、関税法違反容疑にて大阪地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
  ・MDMAを含有する液体 合計1,565.0グラム   
     ・リゼルギン酸ジエチルアミド(通称LSD)を含有するシート 40枚(2万区分)
 物件の様子 物件の様子

【横浜税関】オランダ王国来麻薬(MDMA)の摘発について(令和2年2月27日発表) 

 横浜税関は、令和2年1月11日、オランダ王国来国際郵便物から麻薬であるMDMAを発見し、摘発しました。

【犯則物件】
 麻薬であるMDMA  約9,000錠  

【事件の概要】
 令和2年1月11日、オランダ王国から到着した国際郵便物2個を横浜税関川崎外郵出張所職員が検査したところ、麻薬であるMDMAを発見し、摘発したものです。

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【沖縄地区税関】オランダ人男性による不正薬物密輸入事件の告発(令和2年2月21日発表)

 沖縄地区税関は、令和2年2月19日、香港から大麻及び麻薬を密輸入しようとしたオランダ人男性1名を関税法違反で那覇地方検察庁石垣支部に告発しました。

【犯則物件】
 (1)大  麻 5.64グラム
 (2)MDMA 0.337グラム
 (3)ケタミン 0.063グラム

【事件の概要】
 犯則嫌疑者は、大麻及び麻薬を密輸入することを企て、令和2年2月1日、香港所在の香港国際空港を出発し、同日10時頃、新石垣空港に到着した際、前記犯則物件を携帯品内に隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

 

摘発した大麻

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【名古屋税関】国際宅配貨物を利用した覚醒剤の密輸入事件を告発(令和2年2月19日発表)

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課、豊田警察署及び春日井警察署と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとしたブラジル人男性について、本年2月19日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパンの塩酸塩  865.62グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国から国際宅配貨物を利用し、覚醒剤を水に溶かし、化粧品ボトル内に隠して密輸入しようとしましたが、令和元年12月20日、関西空港税関支署職員による税関検査で発見されました。

化粧品ボトル内に隠された覚醒剤 

 

抽出した覚醒剤(上段)と密輸に利用された化粧品ボトル(下段)

 

【名古屋税関】国際宅配貨物を利用した覚醒剤の密輸入事件を告発(令和2年2月19日発表)

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び中部空港警察署と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとしたイラン人男性について、本年2月18日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパンの塩酸塩  859.72グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国から国際宅配貨物を利用し、覚醒剤を水に溶かし、化粧品ボトル内に隠して密輸入しようとしましたが、令和元年12月19日、関西空港税関支署職員による税関検査で発見されました。

化粧品ボトル内に隠された覚醒剤 

 

抽出した覚醒剤(上段)と密輸に利用された化粧品ボトル(下段)

 

【大阪税関】中華人民共和国来航空旅客(日本人)による覚醒剤密輸入事犯を摘発!!(令和2年2月17日発表)

 大阪税関金沢税関支署小松空港出張所は、令和2年1月6日、中華人民共和国から小松空港に帰国した日本人旅客が、スーツケースに収納した木箱に隠匿して本邦に密輸入しようとした覚醒剤を発見し、石川県小松警察署と共同調査のうえ、同年1月31日、関税法違反容疑で金沢地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
  覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパン塩酸塩 合計1,864.0グラム
 報道発表の様子

【横浜税関】大麻密輸入未遂事件の告発について(令和2年2月19日発表)

 横浜税関は、関東信越厚生局麻薬取締部横浜分室と共同調査中の大麻密輸入未遂事件について、令和2年2月7日及び同月19日に、外国人男性1名を関税法違反事実で横浜地方検察庁に告発しました。

【犯則物件】

 (1)大麻と認める茶色液状物 1.89グラム(2本)(令和2年2月7日告発)
 (2)大麻と認める茶色液状物 0.362グラム(1本)(令和2年2月19日告発)

【事件の概要】
 犯則者は、上記大麻をアメリカ合衆国から国際郵便路線を利用して輸入しようとしましたが、平成30年11月13日及び同年12月26日に横浜税関川崎外郵出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものです。

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【横浜税関】麻薬密輸入未遂事件の告発について(令和2年2月14日発表)

 横浜税関は、神奈川県警察本部薬物銃器対策課及び同南警察署と共同調査中の麻薬密輸入未遂事件について、日本人男性1名を令和2年2月14日に関税法違反事実で横浜地方検察庁に告発しました。

【犯則物件】

 (1)麻薬であるMDMAを含有する錠剤  30錠(13.91グラム)
 (2)麻薬であるMDMAを含有する錠剤  51錠(28.19グラム)
 (3)麻薬であるMDMAを含有する錠剤  25錠(9.68グラム)
 (4)麻薬であるMDMAを含有する錠剤  51錠(31.27グラム)

【事件の概要】
 犯則者は、上記麻薬をフランス共和国及びオランダ王国から国際郵便路線を利用して輸入しようとしましたが、平成31年4月7日、同月10日及び同月11日に横浜税関川崎外郵出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものです。

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【横浜税関】麻薬密輸入未遂事件の告発について(令和2年2月14日発表)

 横浜税関は、神奈川県警察本部薬物銃器対策課及び同南警察署と共同調査を実施した麻薬密輸入未遂事件について、日本人男性1名を令和元年12月13日に、別の日本人男性1名を令和2年1月23日にそれぞれ関税法違反事実で横浜地方検察庁に告発しました。

【犯則物件】

 (1)麻薬であるリゼルギン酸ジエチルアミド(別名リゼルギド)を含有する
    紙片3枚(1.64グラム)
 (2)麻薬であるリゼルギン酸ジエチルアミド(別名リゼルギド)を含有する
    紙片2枚(0.37グラム)
  
【事件の概要】
 犯則者らは共謀の上、上記麻薬をオランダ王国から国際郵便路線を利用して輸入しようとしましたが、令和元年5月19日及び同年6月27日に横浜税関川崎外郵出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものです。

20200214_yokohama

 

【大阪税関】コロンビア共和国来航空機旅客(台湾人)によるコカイン密輸入事犯を摘発!!(令和2年2月13日発表)

 大阪税関関西空港税関支署は、令和2年1月18日、コロンビア共和国から関西国際空港に到着した台湾人旅客が、木製角質リムーバー93本内に分散隠匿し、スーツケースに収納した上、本邦に密輸入しようとした麻薬であるコカインを発見し、大阪府関西空港警察署と共同調査の上、同年2月6日、関税法違反容疑にて大阪地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
  麻薬であるコカイン塩酸塩 合計2,469.97グラム
 報道発表の様子 物件の様子

【横浜税関】指定薬物密輸入未遂事件の告発について(令和2年2月6日発表)

 横浜税関は、神奈川県警察本部薬物銃器対策課及び同平塚警察署と共同調査中の指定薬物密輸入未遂事件について、令和2年2月6日、日本人男性1名を関税法違反事実で横浜地方検察庁小田原支部に告発しました。

【犯則物件】
 指定薬物である亜硝酸イソプロピル等を含有する液状物 143.48グラム(13本)

【事件の概要】
 犯則者は、上記指定薬物をオーストリア共和国から国際郵便路線を利用して輸入しようとしましたが、令和元年5月10日に横浜税関川崎外郵出張所職員に発見され、その目的を遂げなかったものです。

 亜硝酸イソプロピル等を含有する液状物

【名古屋税関】国際宅配貨物を利用した覚醒剤の密輸入事件を告発(令和2年2月4日発表)

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課、豊田警察署及び春日井警察署と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとしたブラジル人2名を、本年1月30日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

【犯則物件】
 覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパンの塩酸塩 約881.03グラム

【事件の概要】
 犯則嫌疑者らは、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国から国際宅配貨物を利用し、ワインボトル内に覚醒剤を隠して密輸入しようとしましたが、令和元年12月19日、関西空港税関支署職員による税関検査で発見されました。

ワインボトルに隠された覚醒剤

【門司税関】航空貨物を利用した大麻密輸入事件を告発(令和2年2月3日発表)

 門司税関福岡空港税関支署は、アメリカ合衆国からの航空貨物を利用した大麻密輸入事件について、九州厚生局麻薬取締部とともに共同調査を実施し、本日、犯則嫌疑者を関税法違反で福岡地方検察庁へ告発した。

【犯則物件】
 大麻(大麻草の製品) 約2.83グラム

【事件の概要】
 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀の上、アメリカ合衆国から大麻を輸入することを企て、令和元年11月13日(現地時間)、プラスチック容器8個に分散隠匿した大麻(大麻草の製品)約2.83グラム内包の航空貨物1個を、同国から本邦向けに発送し、途中、大韓民国を経由し、同年11月18日、門司税関福岡空港税関支署職員による検査を受けさせ、関税法に規定する輸入してはならない貨物である大麻を輸入しようとしたが、同支署職員に発見され、その目的を遂げなかったものである。

【参考(適用法条)】
 関税法第109条第3項、第1項
 関税法第69条の11第1項第1号
 (輸入してはならない貨物を輸入する罪(未遂))
 【10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科】
 関税法第118条第1項本文
 関税法第146条第2項第1号

     犯則物件1 犯則物件2

【名古屋税関】国際宅配貨物を利用した覚醒剤の密輸入事件を告発(令和2年1月30日発表)

 名古屋税関は、岐阜県警察本部組織犯罪対策課、岐阜羽島警察署と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとしたフィリピン人女性を、本年1月30日に関税法違反で岐阜地方検察庁に告発しました。

【犯則物件】
  覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパンの塩酸塩 28.182グラム(正味重量)

【事件の概要】
     犯則嫌疑者は、マレーシアから国際宅配貨物を利用し、電子機器の部品内部に隠して覚醒剤を密輸入しようとしましたが、令和元年10月3日、関西空港税関支署職員による税関検査で発見されました。

電子機器に隠された覚醒剤

【大阪税関】タイ王国来航空機旅客(タイ人)による覚醒剤密輸入事犯を摘発!!(令和2年1月9日発表)

 大阪税関関西空港税関支署は、令和元年12月6日、タイ王国から関西国際空港に入国したタイ王国籍旅客が、キャリーケース底部に隠匿のうえ密輸入しようとした覚醒剤事件を摘発し、大阪府関西空港警察署と共同調査の上、令和元年12月25日、関税法違反容疑にて大阪地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
  覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパン塩酸塩 合計1,060.5グラム
  報道発表の様子  物件

 

【東京税関】金地金密輸入事件を告発(予定)(令和2年12月2日発表)

 東京税関成田税関支署は、香港から組織的に金地金を密輸入しようとした事件について、 千葉県警察本部生活安全部生活経済課及び成田国際空港警察署と共同で調査を実施し、韓国人男性2名を関税法違反、消費税法違反及び地方税法違反として千葉地方検察庁に告発する予定である。

【犯則物件】
  金地金  合計30個 (合計30キログラム)
  課税価格       約1億8060万円
  ほ脱消費税額           約1408万円
  ほ脱地方消費税額            約397万円

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【大阪税関】中華人民共和国来国際宅配貨物を利用した金地金密輸入事件を告発!!(令和2年10月30日発表)

 大阪税関関西空港税関支署は、令和元年6月3日、中華人民共和国から国際宅配貨物を利用し、本邦に密輸入しようとした金地金120枚(120,001.3グラム)を発見し、大阪府警察本部刑事部国際捜査課及び宮城県警察本部刑事部組織犯罪対策課と共同調査の上、令和2年10月26日、犯則嫌疑者らを関税法違反容疑で大阪地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
  金地金 120枚(120,001.3グラム)  
報道発表の様子 物件 

【東京税関】金地金密輸入事件の告発予定について(令和2年1月30日発表)

1 東京税関成田税関支署は、香港から韓国を経由し組織的に金地金を密輸入していた事件について、警視庁戸塚警察署と共同で調査を実施し、犯則嫌疑者3名を関税法違反、消費税法違反及び地方税法違反事件として東京地方検察庁に告発する予定である。
 犯則嫌疑者らは、平成29年10月24日、成田国際空港に到着した際、1名が携行するスーツケース内に金6個を隠匿し密輸入しようとしたが、税関検査において発見、摘発されたものである。

 【金地金密輸重量、課税価格及び消費税等ほ脱税額】
  金地金 6個(約6キログラム)
  課税価格       約2,768万円
  消費税額         約174万円
    地方消費税額        約47万円



2 東京税関成田税関支署は、香港から韓国を経由し組織的に金地金を密輸入していた事件について、警視庁戸塚警察署と共同で調査を実施し、犯則嫌疑者5名を関税法違反、消費税法違反及び地方税法違反事件として東京地方検察庁に告発する予定である。
 犯則嫌疑者らは、平成29年10月4日、成田国際空港に到着した際、手荷物用運搬カートに取り付けた金属製ケース内に金地金18個(約18キロ)を隠匿して不正に輸入し、消費税及び地方消費税約660万円を免れたものである。

 【金地金密輸重量、課税価格及び消費税等ほ脱税額】
     金地金 18個(約18キログラム)
  課税価格      約8,253万円
  消費税           約520万円
  地方消費税       約140万円  

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知的財産

【横浜税関】著作権侵害物品密輸入未遂事件の告発について(令和2年12月1日発表)

 横浜税関は、茨城県筑西警察署と共同調査中の著作権侵害物品密輸入未遂事件について、令和2年12月1日、犯則嫌疑者1名を関税法違反事実で水戸地方検察庁下妻支部に告発しました。

【犯則物件】

 著作権を侵害する「鬼滅の刃」DVD(3枚/箱) 200箱(600枚) 

【事件の概要】

 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀のうえ、著作権侵害物品を輸入しようと企て、マレーシアから前記犯則物件を内包させた航空貨物を輸入しようとしたが、関西空港税関支署職員に発見され、その目的を遂げなかったものである。

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【名古屋税関】商標権を侵害する物品の密輸入事件を告発(令和2年3月4日発表)

 名古屋税関は、愛知県警察本部生活安全部生活経済課及び愛知県千種警察署と共同で調査を実施し、商標権侵害物品を密輸入しようとした日本人男性について、本年3月2日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

  グローブライド株式会社の商標権を侵害する     帽子  6点 
                                                                     タオル  5点
                                                                   グローブ 16組  
                                                                合計11点と16組

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、国際特定記録郵便物を利用して、令和元年10月から11月の間、合計7回にわたり、中華人民共和国から上記の犯則物件を密輸入しようとしましたが、横浜税関川崎外郵出張所職員による郵便物に対する検査で発見されました。

知的財産侵害物品

 

その他

【門司税関】ドミニカ共和国向け中古自動車エンジン不正輸出事件を告発
(令和2年12月7日発表)

 門司税関は、ドミニカ共和国向け中古自動車エンジン不正輸出事件について、福岡県警察本部刑事部捜査第三課等と共同調査(捜査)を実施し、本日、犯則嫌疑法人及び犯則嫌疑者2名を関税法違反で福岡地方検察庁に告発した。

【犯則物件】
中古エンジン 7台

【事件の概要】
1.犯則嫌疑法人及び犯則嫌疑者(1)について
 犯則嫌疑法人は、建設機械等の輸出入等の業務を目的とする法人、犯則嫌疑者(1)は犯則嫌疑法人の代表者としてその業務全般を総括するものであるが、犯則嫌疑者(1)は、同社の業務に関し、ドミニカ共和国を仕向地として、盗難被害品である中古貨物自動車エンジンを不正に輸出することを企て、
 第1 令和2年4月13日、門司税関博多税関支署長に対し、中古貨物自動車エンジン1台を輸出申告するに際し、情を知らない通関業者担当者をして、偽った内容のエンジンリストを輸出申告書関係書類として博多税関支署長宛て提出させ、同月15日、福岡市東区みなと香椎1丁目25番6の岸壁において、情を知らない荷役作業員をして、外国籍船舶に積載させ、ドミニカ共和国に向けて輸出し、もって輸出申告に際し、偽った書類を提出して貨物を輸出した
 第2 令和2年6月22日、門司税関博多税関支署長に対し、中古貨物自動車エンジン6台を輸出申告するに際し、情を知らない通関業者担当者をして、偽った内容のエンジンリストを輸出申告書関係書類として博多税関支署長宛て提出させ、同月24日、福岡市東区みなと香椎1丁目30番の岸壁において、情を知らない荷役作業員をして、外国籍船舶に積載させ、ドミニカ共和国に向けて輸出し、もって輸出申告に際し、偽った書類を提出して貨物を輸出した
ものである。

2.犯則嫌疑者(2)について
 前記第2の行為に関し、その情を知りながら、同年4月16日から同年6月20日までの間、犯則嫌疑法人の敷地内において、前記エンジン6台に、偽ったエンジン番号を記載したうえ、同エンジン6台をコンテナに詰め、もって犯則嫌疑者(1)の犯行を容易ならしめてこれを幇助したものである。

【参考(適用法条)】
関税法第111条第1項第2号、同法第67条(偽った申告等をして輸出入する罪)
 5年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金又は併科
関税法第117条第1項(両罰規定)
 関税法第111条第1項第2号の罰金刑
刑法第62条第1項(幇助)   

 

【沖縄地区税関】マレーシア人男女3名による偽造クレジットカード等密輸入事件の告発(令和2年6月9日発表)

沖縄地区税関は、令和2年4月6日及び同年6月3日、台湾から偽造クレジットカードを密輸入しようとしたマレーシア人男女3名を関税法違反で那覇地方検察庁に告発しました。

【犯則物件】
 (1)偽造クレジットカード 34枚
 (2)偽造クレジットカードの原料となるべきカード 1枚

【事件の概要】
   犯則嫌疑者らは、共謀の上、偽造クレジットカード及び偽造クレジットカードの原料となるべきカードを本邦に密輸入することを企て、犯則嫌疑者Aをして、令和2年3月18日(現地時間)、台湾所在の台湾桃園国際空港から航空機に搭乗して出発し、同日午前10時37分ころ、那覇空港に到着し、前記犯則物件を隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において発見・摘発されたものである。

 

偽造クレジットカード

※画像は一部加工有り

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【沖縄地区税関】マレーシア人男性による偽造クレジットカード密輸入事件の告発(令和2年6月9日発表)

 沖縄地区税関は、令和2年3月30日、マレーシアから偽造クレジットカードを密輸入しようとしたマレーシア人男性を関税法違反で那覇地方検察庁に告発しました。

【犯則物件】
 偽造クレジットカード 10枚

【事件の概要】
  犯則嫌疑者は、偽造クレジットカードを本邦に密輸入することを企て、令和2年3月11日(現地時間)、マレーシア所在のクアラルンプール国際空港から航空機に搭乗して出発し、シンガポール所在のシンガポール・チャンギ国際空港を経由して、同月12日午前8時零分ころ、那覇空港に到着し、前記犯則物件を隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において発見・摘発されたものである。

 

偽造クレジットカード

※画像は一部加工有り

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【東京税関】ラオス人男性による象牙等の密輸出事件を摘発(令和2年1月14日発表)

 東京税関成田税関支署は、令和元年7月4日、ベトナム社会主義共和国を経由してラオス人民民主共和国へ出国しようとしたラオス人男性が、スーツケース及びリュックサックに収納された絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(以下「ワシントン条約」という。)に該当する象牙等を税関長の許可を受けずに輸出しようとしたところを発見・摘発し、千葉県成田国際空港警察署が、令和2年1月14日、同男性を関税法違反で通常逮捕した。


 【犯則物件】   
  ⑴ 象牙(アフリカゾウ)     13点(ワシントン条約附属書T)
  ⑵ アジアゾウの派生物     157点及び158.3グラム(同条約附属書T)
  ⑶ アジアゾウとシロサイの派生物  1点(同条約附属書T)
  ⑷ シロサイの派生物        2点(同条約附属書T)
  ⑸ チーターの派生物        1点(同条約附属書T)
  ⑹ シカの派生物         16点(同条約非該当)
  ⑺ キリンの派生物        37点及び7.1グラム(2019.11.26以降同条約附属書U)

 象牙報道発表の写真@   象牙報道発表写真A

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