麻薬(MDPV)密輸入事件を告発
門司税関は、福岡県警察本部薬物銃器対策課及び同県東警察署と共同調査(捜査)を実施し、アメリカ合衆国から国際郵便物(通常郵便物)を利用して麻薬(MDPV)を密輸入しようとした嫌疑者2名を関税法違反で福岡地方検察庁に告発した。
【犯則物件】
麻薬である1−(3・4−メチレンジオキシフェニル)−2−(ピロリジン−1−イル)ペンタン−1−オン(通称:MDPV)を含有する粉状物 (重量:1.38グラム)
【事件の概要】
犯則嫌疑者は、アメリカ合衆国から麻薬を不正に輸入することを企て、国際郵便物(通常郵便物)内に隠匿した犯則物件を本邦に輸入しようとしたが、平成28年6月30日、横浜税関川崎外郵出張所職員による税関検査において発見され、その目的を遂げなかったものである。
(参考)適用法条:関税法第109条第3項、第1項
(輸入してはならない貨物の輸入罪(未遂))
10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科