麻薬(α-PVP)密輸入事犯を告発
門司税関は、福岡県警薬物銃器対策課、同県東警察署と共同調査(捜査)を実施していた中華人民共和国からの麻薬密輸入事件2件について、福岡市在住の犯則嫌疑者1名(男性)を、本年3月31日及び4月15日、関税法違反で福岡地方検察庁にそれぞれ告発した。
・犯則物件
麻薬である「1−フェニル−2−(ピロリジン−1−イル)ペンタン−1−オン(通称「α−PVP」)」
・事件の概要
(1)3月31日告発
犯則嫌疑者は、中華人民共和国から麻薬を不正に輸入しようと企て、国際スピード郵便物に上記犯則物件約50.98グラムを隠匿のうえ本邦向け郵送させたが、平成27年3月2日、門司税関福岡外郵出張所職員による輸入検査で該品を発見・摘発されたものである。
(2)4月15日告発
犯則嫌疑者は、中華人民共和国から麻薬を不正に輸入しようと企て、国際スピード郵便物に上記犯則物件約51.52グラムを隠匿のうえ本邦向け郵送させたが、平成27年2月12日、門司税関福岡外郵出張所職員による輸入検査で該品を発見・摘発されたものである。