門司税関福岡空港税関支署は、平成２６年１２月１２日、香港から福岡空港に入国した下記犯則嫌疑者らが、金地金を密輸入しようとしたところを入国時の税関検査において発見し、関税法違反事件として摘発した。その後、福岡県警察本部暴力団対策部暴力団犯罪捜査課、福岡空港警察署と共に調査を実施し、同年１２月２５日、関税法、消費税法並びに地方税法違反で福岡地方検察庁に告発した。　

　犯則嫌疑者らは共謀のうえ、平成２６年１２月１２日、香港国際空港において香港ドラゴン航空３８０便に搭乗して出発し、同日午後３時３３分福岡空港に到着後、入国時の税関検査において、それぞれ携行していた財布内に隠匿した
　　金地金　４塊（約４キログラム、この鑑定価格　約１，８００万円）
　　（犯則嫌疑者(１)２塊（約２キログラム）、犯則嫌疑者(２)２塊（約２キログラム））
をなんら申告することなく、不正の行為により同金地金に課せられる消費税１，１５５，４００円及び地方消費税３１１，７００円を免れようとしたところを発見・摘発されたものである。