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税関中長期構想2030

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税関中長期構想2030
Smart and Secure Border Control: Customs Vision 2030

〜貿易の健全な発展と安全な社会、そして豊かな未来を実現するために
スマートかつ厳格に国境を越える貨物を管理する
次世代型の税関を目指します〜

2026年6月
財務省関税局

1.「税関中長期構想2030」(第二次中長期ビジョン)

 現在、税関を取り巻く環境は、関税や輸出入規制等の国境措置の応酬によるサプライチェーンの再構築、経済安全保障リスクの増大や地政学的な変化など、内外のダイナミックな構造変化の流れを受けて、急激に変化しています。さらに、越境EC(電子商取引:E-Commerce) の拡大による輸入貨物の急増や訪日外国人旅行者増加等による国際的な物流・人流の変化、国際犯罪組織の多国籍ネットワーク化や犯罪巧妙化、経済社会全体のDXやAI技術の急速な進展により、関税政策・税関行政は大きな転換点を迎えています。

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 労働力人口の減少が予想される中、国境を越える膨大な全ての輸出入貨物を適切に見て管理するためには、AEO(Authorized Economic Operator)を含む信頼できるパートナーとの協力をより強固にしつつ、官民連携により共に国際物流におけるセキュリティを管理し、貿易円滑化と両立することが必要です。また、AI等の先端技術を戦略的に活用し高度に処理するためにシステム基盤を最先端化し、厳格かつ高度な水際取締りに向けた制度や体制の抜本的な改革と、迅速通関とのバランスを改めて考えることが環境変化や課題への適切な対応であると考えています。

 今般、こうした状況に対応するため、税関行政の第二次中長期ビジョンである「税関中長期構想2030(Smart and Secure Border Control: Customs Vision 2030)」を策定します。本構想には、2030年に向けて今後5年間にわたり、関税局・税関が注力する施策が示されています。関税局・税関は、20年後、30年後も国民の信頼や期待に応えられるよう、本構想に沿って、国民、納税者、さらには未来世代の視点に立って、税関の従来の手法を中長期的に大きく改革し、経済活性化に資する一層迅速な物流と人流、安全・安心な社会のための国境での検査強化を同時に実現する、次世代型の組織・体制を構築していきます。

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問い合わせ先
財務省関税局関税課 税関調査室
 電話:03-3581-4111(内線69319、69321)

2.税関行政の中長期ビジョンのあゆみ
   スマート税関構想2020(第一次税関中長期ビジョン)

税関行政の中長期ビジョン
「スマート税関構想2020」

〜貿易の健全な発展と安全な社会、そして豊かな未来を実現するために
世界最先端の税関を目指します〜

 税関行政を取り巻く環境変化を見据え、AI 等先端技術を活用し、業務の一層の高度化・効率化を進めるとともに、利用者への一層の利便向上を図り、20 年後、30 年後も国民の期待に応えられるような「世界最先端の税関」を実現するため、税関行政の第一次中長期ビジョンであるスマート税関構想2020を、2020年6月に公表しました。

 本構想の中では、税関行政の中長期ビジョンを4つのキーワードとして
Solution(利便向上策)」、「Multiple-Access(多元連携)」、
Resilience(強靱化)」、 「Technology&Talent(高度化と人材育成)」
(注)頭文字で「SMART」
に整理し、それぞれに取り組んでいく施策を記載しました。

【資料一覧】


スマート税関の実現に向けたアクションプラン2022

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スマート税関の実現に向けたアクションプラン2022

 「スマート税関構想2020」の取りまとめ後、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化、越境電子商取引(EC)の拡大による輸入貨物の急増、及び経済連携協定等の更なる進展等による国際的な商流・物流の変化、民間部門を起点とした経済社会全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)化の急速な進展、経済安全保障上の脅威への対処を含む新たなニーズの出現など、税関を取り巻く環境は、大きく変化しました。

 こうした変化を踏まえ、2022年11月には、新たな環境変化やニーズに対応するための新規施策を盛り込むなど、「スマート税関構想2020」に掲げる施策をアップグレードしたアクションプランを策定しました。

【資料一覧】

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