理系職員に聞いてみた出向者編@
| 平成30年度採用 一般職(大卒)化学 |
Q. 簡単な自己紹介をお願いします。
私は平成30年に一般職試験(大卒程度)化学区分で横浜税関に採用された後、現在は同じ財務省の機関である関税中央分析所に出向しています。野球とゲームとラーメンをこよなく愛する理系職員です。
Q. 現在の業務内容及び経験した業務について教えてください。
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現在は主に食品の分析業務を担当しています。食品の分析と聞くと、食品中の砂糖や水分の量を測るといった分析業務を想像する方が多いかと思います。もちろんそのような成分分析の業務も行っていますが、その他にも食品を梱包しているフィルムの特性評価や、動植物のDNA分析など幅広い業務を担っています。 |
Q. 学生時代の専攻について教えてください。
大学時代は有機合成化学を専攻していました。合成の知識が直接活かせる職場はなかなかありませんが、有機合成化学の知識や研究室での経験が活きる場面はあります。例えば、分析の業務では研究室で使用していたHPLCやGC、IRなどの機器を使用しますし、分析で使用する試薬の取り扱い方や危険性などの知識も有機合成化学の知識が活きる場面です。
分析の業務以外でも化学の知識が活きる場面はあります。海外から輸入される貨物の関税率などを審査する「通関」という業務があるのですが、化学品の通関業務を担当していた時には、官能基の構造や名前の知識が非常に役に立ちました。
Q.横浜税関を知ったきっかけや、横浜税関に就職した決め手はなんですか。
化学区分の採用がある機関を探している中で、税関のことを知りました。当時はあまり税関の業務について知りませんでしたが、横浜税関の業務説明会に参加し、分析など化学の知識が活かせる業務があることを知ったことが税関に入ろうと思ったきっかけです。その説明会の中で、実際に税関で働いている理系職員の方から話を聞けたことも、決め手になったと思います。
これまでの職場が理系の職員が多い職場だったこともあると思いますが、上司に相談したり意見を伝えたりしやすい職場だと思います。特に分析業務に携わっていたときには、分析の進め方や結果についてよく相談しながら業務を進めていました。
入関前のギャップとは少し違うかもしれませんが、税関の業務は思っていた以上に広いと感じました。入関前は空港の手荷物検査のイメージしかありませんでしたが、私のように分析の業務もあれば、企業から関税などが正しく納付されているか確認する国税のような業務、新しいシステムやAIを税関に導入する業務など、幅広い業務が税関にはあります。
Q. 横浜税関の魅力ややりがい、印象に残っている出来事について教えてください。
税関と言えば空港のイメージが強いと思いますが、横浜税関は海港がメインであり、船で運ばれてくる貨物は量も金額も大きいことから、総じてスケールの大きい仕事が多いと思います。そのため、通関業務をしていると莫大な金額が動きながら社会が動いているんだと実感できます。

Q. 今後挑戦してみたいこと、やってみたい(もしくは専門としたい)分野はなんですか。
これまで分析業務を5年ほど経験してきたので、これからも分析を専門としていきたいと考えています。その他には、輸入品の関税率などを決める「通関」や「品目分類」、輸入品がどの国で作られた物かを決める「原産地規則」等の業務にも興味があります。それぞれの業務について詳しく知りたい方は、ぜひ説明会で聞いてみて下さい。
Q. 学生時代にやっておけばよかったことはなんですか。
このメッセージを見ている方は理系の方で、研究室等に所属している方が多いと思います。学生の今のうちに研究などを通じて論理的なものの考え方ができるようにトレーニングしておくことをおすすめします。理系の仕事だけではなくそれ以外の仕事でも、論理的な考え方は武器になります。私自身ももっと研究に打ち込んでおけば良かったと思うこともあります。
MESSAGE
〜税関への転職を考えている方へ〜
ここまでメッセージを読んでいただきありがとうございます。税関の業務に興味がある方はぜひ説明会に参加してみてください。実際に職員と話してみると分かる雰囲気などもありますので。お待ちしています!
