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密輸事件報道発表(平成20年)

中国人男性による大量覚せい剤密輸入事件を摘発 

東京税関成田税関支署と千葉県警察本部薬物銃器対策課及び千葉県成田国際空港警察署は、中国人男性が大量の覚せい剤を密輸入しようとしたところを発見・摘発し、関税法違反並びに覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕し、11月17日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。
同人は、平成20年11月15日、香港国際空港から成田空港に入国した際、スーツケース内の衣類及びタオルに縫い付けて隠匿した
   覚せい剤2,996.36グラム
を密輸入しようとしたが、税関検査において発見・摘発されたものである。

(平成20年12月8日 成田税関支署発表)

 

賊版DVD等密輸入事件を告発

東京税関は平成20年12月3日、中国から大量の著作権を侵害するDVD等を密輸入しようとした日本人男性を関税法違反で東京地方検察庁に告発した。


同人は、DVD等を国際郵便を利用して、スタジオジブリなど4社が著作権を有する映画DVD合計486枚及びVCD8枚を密輸入しようとしたが、神戸税関神戸外郵出張所職員の検査によって発見・摘発された。


なお、DVD等のタイトルは、「天空の城ラピュタ」や「千と千尋の神隠し」などのスタジオジブリ宮崎駿監督作品のほか、「ドラえもん」などの人気アニメであった。

(平成20年12月4日 東京税関本関発表) 

ネパール国来大量大麻樹脂密輸入事件を告発

東京税関は、平成20年7月20日、ネパール来航空小口急貨物について、内容物である帽子を検査したところ
   大麻樹脂 13,307.2g
が隠匿されているのを発見摘発し、共同調査機関である埼玉県警察本部薬物銃器対策課及び川口警察署と同事件を調査中であったが、これまでに関係者2名をさいたま地方検察庁に告発したものである。

(平成20年12月2日 東京税関本関発表)

イギリス人男性による大量大麻樹脂密輸入事件を摘発 

東京税関成田税関支署と千葉県警察本部薬物銃器対策課及び千葉県成田国際空港警察署は、平成20年10月27日、イギリス人男性のミスハンドル手荷物であるスーツケース内に隠匿されていた大量の大麻樹脂を発見・摘発し、翌28日、同男性を大麻取締法違反で現行犯逮捕して、同月30日、身柄を千葉地方検察庁に送致すると共に、同税関支署にあっては、同年11月14日、関税法違反として同地方検察庁宛に告発した。

同人は、インド・ムンバイの空港から、

   大麻樹脂 1996.5グラム

が隠匿されているスーツケース1個を機内預けにして香港経由で成田国際空港に到着し、密輸入しようとしたが、同スーツケースがミスハンドルとなり、翌27日に到着、その際の税関検査において発見され摘発されたものである。

(平成20年11月19日 成田税関支署発表)

 

早稲田大学生(留学生)等による大麻密輸入事件を摘発

東京税関成田税関支署と千葉県警察本部薬物銃器対策課及び千葉県成田国際空港警察署は、平成20年5月29日、オランダ来郵便物内に隠匿されていた

   大麻草 15.63グラム

を発見・摘発し、マレーシア人男性(早稲田大学留学生)21歳(以下「甲」)、日本人男性(早稲田大学生)20歳(以下「乙」)、日本人男性(東京理科大学生)26歳(以下「丙」)を関税法並びに大麻取締法違反で逮捕し、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

平成20年5月28日、成田航空貨物出張所外郵部門において、麻薬探知犬が特異反応を示し、更に、X線検査で異影が確認されたオランダ来郵便物1通から、ビニール袋5袋に隠匿されていた大麻草を発見・摘発した。

同年6月4日、郵便物名宛先(甲)住居の捜索を行ったところ、同居室内から大麻草4袋等を発見し、千葉県成田国際空港警察署員が「甲」を大麻取締法違反(所持)で現行犯逮捕した。

「甲」の供述から、居室内で発見された大麻草4袋のうち、2袋は「乙」が持ち込んだものと判明し、同年7月2日「乙」を大麻取締法違反(所持)で通常逮捕した。

更に「甲」が、本件オランダ来郵便物にかかる大麻密輸については、「甲、乙、丙」外で行った旨の供述をしたことから、同年7月22日「甲、乙、丙」を関税法違反並びに大麻取締法違反(輸入)で再逮捕した。

(平成20年11月17日 成田税関支署発表) 

 

スーツケースの二重底による覚せい剤密輸入事犯を摘発

東京税関成田税関支署と千葉県警察本部薬物銃器対策課及び成田国際空港警察署は、平成20年10月25日、南アフリカ共和国から入国したイギリス国籍男性が大量の覚せい剤を密輸入しようとしたところを発見・摘発し、関税法並びに覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕し、同月27日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

同人は、南アフリカ共和国のオリバー・タンボ国際空港からシンガポールを経由、成田国際空港に到着した際、

   覚せい剤 1975.3グラム

を、二重底に加工したスーツケース内に隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

(平成20年11月17日 成田税関支署発表)

 

嚥下隠匿による覚せい剤密輸入事件を摘発

東京税関成田税関支署と千葉県警察本部薬物銃器対策課及び千葉県成田国際空港警察署は、平成20年10月22日、アメリカ合衆国から入国したベルギー人男性が覚せい剤を密輸入しようとしたところを発見・摘発し、関税法並びに覚せい剤取締法違反で逮捕し、10月29日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

同人は、平成20年10月22日、ポートランド国際空港から成田国際空港に到着した際、

   覚せい剤 955.21グラム

をラップ様のもので包んで82塊に小分けのうえ、嚥下隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において発見・摘発されたものである。

(平成20年11月17日 成田税関支署発表)

大量の覚せい剤密輸入事犯を摘発 

東京税関成田税関支署と千葉県警察本部薬物銃器対策課及び成田国際空港警察署は、マレーシアから入国しようとしたマレーシア人男性が、大量の覚せい剤を隠匿して密輸入しようとしたところを発見・摘発し、関税法並びに覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕し、平成20年10月17日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。
同人は、平成20年10月16日、クアラルンプール国際空港から成田国際空港に到着した際
   覚せい剤    1,229.26グラム
を携行したスーツケースの二重底に隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。


(平成20年11月6日 成田税関支署発表)

航空会社乗務員等による大麻密輸入事件 

東京税関成田税関支署と千葉県警成田国際空港警察署は、タイ王国から入国した航空会社客室乗務員(甲)が多量の大麻草を密輸入しようとしたところを摘発するとともに、同大麻草の本邦での荷受人である日本人男性(乙)を割り出し、平成20年10月31日までに両名を関税法並びに大麻取締法違反の疑いで千葉地方検察庁に送致した。
甲は、平成20年8月28日、バンコク国際空港から成田国際空港に客室乗務員として到着した際
   大麻草  598.53グラム
を着用ズボン前後左右ポケット内に分散隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。
税関、警察の共同調査(捜査)の結果、本件大麻草の本邦での荷受人として乙を割り出し、同年10月16日、成田国際空港警察署が同法違反の疑いで通常逮捕したものである。

(平成20年11月6日 成田税関支署発表)

日本人男性による大麻等密輸入事犯を摘発 

東京税関成田税関支署と千葉県成田国際空港警察署は、平成20年9月22日、タイ王国から帰国した日本人男性が多量の大麻草等を密輸入しようとしたところを発見・摘発し、関税法並びに大麻取締法違反で現行犯逮捕し、同月24日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。
同人は、バンコク国際空港から成田国際空港に到着した際、
   大麻草        107.18グラム
   風俗を害するDVD     15枚
   風俗を害するCD      1枚
   児童ポルノCD        1枚
を携行スーツケース等に隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

(平成20年10月10日 成田税関支署発表)

パチンコ景品(金商品)にかかる密輸入事件

東京税関と警視庁は、平成20年4月2日、中国人男性2名が、ほか5名と共謀のうえ、中国から
    意匠権及び商標権を侵害するパチンコ景品(金商品)7,090点
をキャリー付ソフトケース2個に隠匿し密輸入しようとしたとして、同人らを逮捕した。

(平成20年10月3日 東京税関・警視庁合同発表)

身辺隠匿による覚せい剤密輸入事件を摘発 

 東京税関成田税関支署、千葉県警察本部薬物銃器対策課及び千葉県成田国際空港警察署は、平成20年9月4日、マレーシアから入国したイランイスラム共和国人男性2名が覚せい剤を密輸入しようとしたところを発見・摘発し、関税法並びに覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕し、翌5日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。
同人らは、クアラルンプール国際空港から成田国際空港に到着した際、ビニール袋32袋に小分けした
     覚せい剤 1,003.85グラム
を各々履いているスニーカーの靴底及び股間部に隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

(平成20年9月25日 成田税関支署発表)

カナダ人男性による大量覚せい剤密輸入事件を摘発 

東京税関成田税関支署と千葉県警察本部薬物銃器対策課及び千葉県成田国際空港警察署は、平成20年8月12日、マレーシアから入国したカナダ人男性が、大量の覚せい剤を密輸入しようとしたところを発見・摘発して、関税法ならびに覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕し、翌13日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

同人は、同月12日、クアラルンプール国際空港から成田国際空港に到着した際、

    覚せい剤 658.05グラム

を携行スーツケース引き手収納部分に隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

(平成20年9月2日 成田税関支署発表)

身辺隠匿による覚せい剤密輸入事件を摘発 

東京税関成田税関支署と千葉県警察本部薬物銃器対策課及び成田国際空港警察署は、平成20年8月12日、マレーシアから入国したオランダ人男性が覚せい剤を密輸入しようとしたところを発見・摘発して関税法並びに覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕し、同月13日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

同人はクアラルンプール国際空港から、同月12日に成田国際空港に到着した際、ビニール袋6袋に小分けした

     覚せい剤 965.10グラム

を、腹部にコルセットで巻きつけ隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

(平成20年9月1日 成田税関支署発表)

 

中国来偽ブランド腕時計等密輸入事件を告発

東京税関は、中国から国際スピード郵便を利用して、偽ブランドの腕時計等を密輸入しようとした日本人2名を、平成20年7月11日、関税法違反で東京地方検察庁に告発した。

犯則物件については、1名が15個口549個、1名が4個口334個の
      腕時計・同部分品 計883個
である。

(平成20年7月11日 東京税関本関発表)

 

大量覚せい剤密輸入事犯を摘発

東京税関成田税関支署と千葉県警察本部薬物銃器対策課、及び千葉県成田国際空港警察署は、平成20年6月13日、マレーシアから入国したマレーシア人男性が大量の覚せい剤を密輸入しようとしたところを発見・摘発して関税法並びに覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕し、同月15日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。
同人は、同日、クアラルンプール国際空港から成田空港に入国した際、
      覚せい剤    992.07グラム
を携行スーツケースの二重底部分に隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

(平成20年7月7日 成田税関支署発表)

体内及び身辺隠匿による覚せい剤密輸入事犯を摘発

 東京税関成田税関支署と千葉県警察本部薬物銃器対策課及び成田国際空港警察署は、平成20年6月13日、ベトナムから入国した在日ナイジェリア人男性が覚せい剤を密輸入しようとしたところを発見・摘発して関税法並びに覚せい剤取締法違反で逮捕し、同月14日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

 この在日ナイジェリア人男性は、同月13日、ベトナム社会主義共和国タンソンニャット国際空港から成田空港に到着した際、プラスチックケース3個に小分けした

      覚せい剤 約55グラム

を自己の肛門内と下腹部分に隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

(平成20年7月4日 成田税関支署発表)



中国来偽ブランド商品密輸入事件

 東京税関成田税関支署は、平成17年2月22日から同月24日までの間に

      商標権を侵害するバッグ等 合計807点

を中国からの航空小口急送貨物(通称SP貨物)として密輸入しようとした法人に対して通告処分に付したが、通告を履行する可能性がないと判断し、平成20年6月27日、同社を千葉地方検察庁に告発した。

(平成20年6月27日 成田税関支署発表) 

ロシア向盗難自動車不正輸出事件

 東京税関新潟税関支署は、盗難自動車の不正輸出事件を摘発し、新潟県警等と共同調査を行い、平成20年6月27日、日本人男性を関税法違反(虚偽申告)で新潟地方検察庁に告発した。 

 日本人男性は、ロシア向けに中古自動車1台を輸出するに際して、虚偽の輸出予定届出証明書を取得のうえ、平成19年10月、同支署東港出張所に対して輸出申告を行ったものである。

(平成20年6月27日 新潟税関支署発表)

中国来MDMA密輸入等事件

 東京税関と群馬県警等は、平成20年2月に中国からの国際スピード郵便物2個内に

      MDMA錠剤 1,205錠・1,212錠(合計2,417錠)

をそれぞれ隠匿して密輸入等したとして、日本人男性5名を逮捕した。 

(平成20年6月25日 東京税関・群馬県警等共同発表)

外国貿易船船内大麻不法所持事件

 東京税関酒田税関支署と酒田海上保安部は、平成20年6月、酒田港古港埠頭に入港したカンボジア籍貨物船を合同で船内検査を実施したところ、同税関支署職員が船橋内で新聞紙のようなものに包まれた

      大麻様のもの 0.19g

を発見した

(平成20年6月23日 酒田税関支署・酒田海上保安部共同発表)

タイ来ワシントン条約該当物品密輸入事件

 東京税関は、タイ王国からマダガスカルホシガメを携帯密輸入等した日本人男性3名を、平成20年5月12日までに関税法違反で東京地方検察庁に告発した。

 日本人男性2名は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する法律(ワシントン条約)附属書I に掲げる種に属する

      マダガスカルホシガメ 5頭

をタイ王国から輸入するにあたり、平成19年2月28日、税関に申告することなく携帯して密輸入したものである。

 別の日本人男性1名は、前記マダガスカルホシガメが密輸入したものと知りながら、うち4頭を有償取得したものである。

(平成20年5月12日 東京税関本関発表)

 

外国貿易船乗組員けん銃実包不法所持事件

 東京税関新潟税関支署と新潟海上保安部等は、平成20年5月、新潟港西区北埠頭に入港したマレーシア籍貨物船の乗組員を銃刀法違反容疑で逮捕し、新潟地方検察庁に送致した。

 同乗組員であるフィリピン人男性が同貨物船の同人の居室内の手提げ袋に隠匿していたけん銃実包様のもの1発を、関係機関による合同取締中である同月9日、船内検査に当たっていた新潟税関支署の職員が発見した。

(平成20年5月12日 新潟税関支署・新潟海上保安部等共同発表)

 

フィリピン来偽ブランド腕時計等密輸入事件

 東京税関は、平成20年5月7日、日本人男性1名を関税法違反で、甲府地方検察庁へ告発した。

 この日本人男性は、フィリピン共和国から、

(1)商標権を侵害する時計部品等159個(時計部品154個、時計5個)を航空小口急送貨物1個に収納して、平成19年4月19日、東京税関晴海出張所において輸入申告したが同出張所職員の検査により

(2)商標権を侵害する腕時計161個をビデオ・レコーダー2台の内部に隠匿し、2回に分けて航空小包郵便として発送し、平成19年4月24日及び同月27日、東京税関東京外郵出張所において同出張所職員の検査により

それぞれ発見・摘発されたものである。 

 
 (平成20年5月7日 東京税関本関発表)

オランダ来MDMA密輸入事件

 東京税関成田税関支署と千葉県警察本部薬物銃器対策課等は、平成20年4月3日、オランダから入国しようとしたイスラエル人男性3名がMDMAを密輸入しようとしたところを発見・摘発して関税法並びに麻薬及び向精神薬取締法違反で現行犯逮捕し、同月5日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

 このイスラエル人男性3名は、同月3日、オランダ王国アムステルダム・スキポール国際空港から成田空港に到着した際、

      合計 MDMA含有錠剤         87,406錠
          MDMA及び覚せい剤含有錠剤 2,635錠
          MDMA含有錠剤の破砕片   149.32g

を、それぞれ携行したスーツケースの二重底に隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

(平成20年4月24日 成田税関支署発表) 

 

ベルギー来MDMA密輸入事件

 東京税関成田税関支署と成田国際空港警察署は、平成20年3月27日、ベルギーから帰国した日本人男性がMDMAを密輸入しようとしたところを発見・摘発して関税法並びに麻薬及び向精神薬取締法違反で現行犯逮捕し、同月28日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

 この日本人男性は、同月26日、ベルギー王国ブリュッセル・ナショナル国際空港からスイスで乗り換えて成田空港に到着した際、

      MDMA  10,068錠

を携行リュックサックの背当て部分に隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

(平成20年4月16日 成田税関支署発表)

 

 

中国来偽造紙幣密輸入事件

 東京税関成田税関支署と成田国際空港警察署は、平成20年3月26日、中国から入国した自称韓国人男性が偽造紙幣を密輸入しようとしたところを発見・摘発して関税法違反で逮捕し、同月28日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

 この自称韓国人男性は、同月26日、中華人民共和国大連周水子国際空港から成田空港に到着した際、

    額面1万円の日本銀行券の偽造品 294枚

を財布3個に分散収納し、これらを着用衣類のポケット内に隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

(平成20年4月16日 成田税関支署発表)

中国来覚せい剤密輸入事件

 東京税関成田税関支署と千葉県警等は、平成18年10月ころから同19年5月ころまでの間、前後7回にわたり、インターネットで募集した運び屋14人を使い、中華人民共和国から、靴底・お茶缶・化粧箱等に隠匿あるいは着衣に隠匿する方法等により

    覚せい剤  合計約10.3kg

を成田国際空港等から輸入するなど、多数回にわたり業として輸入したとして、日本人男性の身柄を、同20年4月3日、千葉地方検察庁に送致した。

(平成20年4月3日 成田税関支署・千葉県警察本部共同発表)

エチオピア来大麻密輸入事件  

 東京税関は、平成20年3月28日、警視庁組織犯罪対策第5課及び警視庁世田谷警察署と共同調査を実施し、日本人女(以下「甲」とする。)男(以下「乙」とする。)各1名及びエチオピア人男性1名(以下「丙」とする。)を関税法違反嫌疑により、東京地方検察庁へ告発した。

 甲と丙は共謀して

     大麻草 1,826.53g

を、また、甲と乙は共謀して

     大麻草 1,616.55g

を、それぞれエチオピアからの国際スピード郵便物内に隠匿させ、甲経営の飲食店及び乙の居所宛に発送させ密輸入しようとしたが、平成19年12月27日、税関検査で発見・摘発されたものである。
 
 (平成20年3月28日 東京税関本関発表)

タイ来大麻樹脂密輸入事件

 東京税関成田税関支署と成田国際空港警察署は、平成20年3月4日、タイから入国した日本人男性が大麻樹脂を密輸入しようとしたところを発見・摘発して関税法並びに大麻取締法違反で逮捕し、同月7日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

 この日本人男性は、同月4日、タイ王国バンコク国際空港から台湾で乗り換えて成田空港に到着した際、

    大麻樹脂 54.4g

を15塊に小分けし、各々ラップ様のもので包み、同人自身が嚥下隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

(平成20年3月26日 成田税関支署発表)

  

タイ来スローロリス密輸入事件

 東京税関は、警視庁と協力して、タイ王国からピグミースローロリスの携帯密輸入事件を摘発し、平成20年3月19日、日本人男性2名を東京地方検察庁に告発した。

 この日本人男性2名は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する法律(ワシントン条約)附属書I に掲げる種に属する

      ピグミースローロリス 9頭

をタイ王国から輸入するにあたり、平成19年9月18日から同年11月13日にかけ前後3回にわたり、税関に申告することなく携帯して密輸入したものである。

(平成20年3月19日 東京税関本関発表) 

カナダ来大麻樹脂密輸入事件を告発

 東京税関新潟税関支署は、新潟県警と共同調査を実施し、カナダから国際スピード郵便で大麻樹脂を密輸入しようとしたカナダ人男性を、平成20年3月17日、新潟地方検察庁長岡支部に告発した。

 この男性は、カナダから国際スピード郵便物内のピーナッツバター瓶内に

    大麻樹脂 8.117g

を隠匿し、新潟県南魚沼郡湯沢町大字三国宛に発送させ密輸入しようとしたが、平成20年2月20日、税関検査で発見されたものである。
 
 (平成20年3月17日 新潟税関支署発表)

トルコ来ヘロイン密輸入事件の共犯者を告発

 東京税関は、埼玉県警と共同調査を実施し、昨年告発した、トルコ共和国からのヘロイン嚥下密輸入事件の共犯者として、ナイジェリア人男性を、平成20年2月29日、さいたま地方検察庁川越支部に告発した。

 このナイジェリア人男性は、共謀のうえ、共犯者をトルコ共和国へ渡航させ、同人に

      ヘロイン 約1,085g

を嚥下隠匿させ、平成19年4月29日、成田国際空港より密輸入を図ったものである。

(平成20年2月29日 東京税関本関発表)

フィリピン来大麻密輸入事件を告発

 東京税関は、埼玉県警と共同調査を実施し、フィリピン共和国から国際スピード郵便で大麻を密輸入したフィリピン人男性を、平成20年2月29日、さいたま地方検察庁熊谷支部に告発した。

 この男性は、フィリピン共和国から国際スピード郵便物1個内に

    大麻 約21.5g

を隠匿し、同人の妹宛に発送させ密輸入しようとしたが、平成20年1月8日、税関検査で発見されたものである。
 
 (平成20年2月29日 東京税関本関発表)

北朝鮮産うにの不正輸入事件を告発

 平成18年10月14日以降、経済制裁で輸入が禁止されている北朝鮮産うに約478kgを中華人民共和国産と偽って、平成19年4月に3回にわたり輸入申告したとして法人1社及び日本人男性他2名を関税法違反(虚偽申告)で東京地方検察庁に告発した。

(平成20年2月15日 東京税関本関発表)

大量覚せい剤所持事件で警視庁等と共同調査により被疑者を逮捕

 東京税関、警視庁及び海上保安庁(国際組織犯罪対策基地)の合同捜査本部は、平成20年1月17日、埼玉県草加市において、コンテナ内部に隠匿された

     覚せい剤 約8.8kg


所持していたとして中国人男性外3名を逮捕した。

(平成20年2月5日 東京税関・警視庁・海上保安庁共同発表) 

 

オランダ来MDMA密輸入事件

  東京税関成田税関支署と成田国際空港警察署は、平成19年12月30日、オランダから入国したオランダ人男性がMDMAを密輸入しようとしたところを発見・摘発して関税法並びに麻薬及び向精神薬取締法違反で現行犯逮捕し、同月31日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。

 このオランダ人男性は、同月30日、オランダ王国アムステルダム・スキポール国際空港からスイスで乗り換えて成田空港に到着した際、

    MDMA 19,950錠

をスーツケースを二重工作して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。

(平成20年1月18日 成田税関支署発表) 

 

タイ来大麻密輸入事件  

 東京税関は、平成20年1月9日、警視庁組織犯罪対策第5課及び警視庁築地警察署と共同調査を実施し、日本人男性を関税法違反嫌疑により、東京地方検察庁へ告発した。

 この男性は、タイ王国内においてローソク1本の内部に

    大麻草 23.9g
    大麻樹脂 5.45g

を隠匿し、ダンボール箱1箱内にジーパン等と梱包した上、国際スピード郵便物として発送して密輸入しようとしたが、平成19年12月6日、税関検査で発見・摘発されたものである。
 
 (平成20年1月9日 東京税関本関発表)

 

 

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