密輸事件報道発表(平成27年)
東京税関成田税関支署、横浜税関、千葉県警察本部薬物銃器対策課、千葉県成田国際空港警察署・市川警察署・浦安警察署、神奈川県警察本部薬物銃器対策課は、平成27年10月9日、メキシコ合衆国から海上貨物を利用してテキーラ瓶に隠匿した覚醒剤を密輸入しようとしたところを発見、摘発し、メキシコ人及び日本人の関係者らを関税法及び覚醒剤取締法等違反容疑で逮捕し、身柄を千葉地方検察庁に送致した。
被疑者らは、
覚醒剤 相当量を含有する液体
を隠匿したテキーラ瓶1,026本をダンボール箱600箱に分散隠匿し、密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。
(平成27年12月3日 成田税関支署発表)
東京税関は、警視庁滝野川警察署と共同調査を実施し、危険ドラッグである指定薬物を含有する液体を密輸入しようとした犯則嫌疑者を平成27年11月4日、関税法違反事実で東京地方検察庁に告発した。
犯則嫌疑者は、
指定薬物である亜硝酸イソブチルを含有する淡黄色透明液体20本、合計重量285.8グラム
を国際スピード郵便物に収納して発送したが、本年4月10日、税関検査において発見されたものである。
(平成27年11月5日 東京税関発表)
東京税関は、中華人民共和国から危険ドラッグである指定薬物を含有する液体を密輸入しようとした事犯を発見・摘発し、警視庁と共同調査の上、平成27年9月16日、関税法違反の疑いで東京地方検察庁に告発した。
犯則嫌疑者は、平成27年4月9日及び同月24日の2回に分けて、
指定薬物である亜硝酸イソブチルを含有する淡黄色透明液体 合計4本
合計124.48グラム
をそれぞれ国際郵便物内に収納して発送したが、同月12日及び同月27日、それぞれ税関検査において発見・摘発されたものである。
(平成27年9月17日 東京税関発表)
東京税関成田税関支署と千葉県警察本部薬物銃器対策課並びに千葉県成田国際空港警察署は、平成27年4月23日、中華人民共和国香港特別行政区から入国した台湾人男性2名が覚醒剤を密輸入しようとしたところを発見・摘発して、関税法並びに覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕し、同月24日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。
被疑者らは、成田国際空港に到着した際、
(甲)覚醒剤 468.81グラム (乙)覚醒剤 480.56グラム
をそれぞれの着用靴1足の左右靴底内に隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。
背後関係について、鋭意調査及び捜査を実施したところ、中国人男性及び台湾人男性を本件関係者として、平成27年5月22日、関税法並びに覚せい剤取締法違反で通常逮捕し、同月24日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。
(平成27年6月12日 成田税関支署発表)
東京税関成田税関支署と千葉県成田国際空港警察署は、平成27年4月27日、メキシコ合衆国から入国したメキシコ人女性が覚醒剤を密輸入しようとしたところを発見・摘発して、関税法並びに覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕し、同月28日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。
被疑者は、成田国際空港に到着した際、
覚醒剤 1,632.5グラム
を含有する溶液を紫色スーツケース内のテキーラ瓶2本に分散隠匿して密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。
(平成27年5月15日 成田税関支署発表)
東京税関成田税関支署と千葉県成田国際空港警察署は、平成27年2月28日、 グレートブリテン及び北アイルランド連合王国から入国したカナダ人男性が覚醒剤を密輸入しようとしたところを発見・摘発して、関税法及び覚せい剤取締法違反容疑で逮捕し、同年3月1日、身柄を千葉地方検察庁に送致した。
被疑者は、成田国際空港に到着した際、
覚醒剤 3,234.2グラム
を、灰色スーツケース底部を二重工作して隠匿し密輸入しようとしたが、税関検査において、発見・摘発されたものである。
(平成27年3月20日 成田税関支署発表)
東京税関は、中華人民共和国から偽造クレジットカードの原料を不正に密輸入しようとした事犯を発見・摘発し、警視庁等と共同調査の上、関税法違反の疑いで東京地方検察庁に告発した。
犯則嫌疑者らは、平成26年10月から同年11月までの間、
偽造クレジットカードの原料となるべきカード 計97枚
を国際スピード郵便物及び国際宅配貨物に収納し、密輸入しようとしたが、税関検査において発見されたものである。
(平成27年3月6日 東京税関発表)
東京税関は、輸入冷凍豚肉に係る差額関税制度を悪用して多額の関税を免れていた事件について、東京地方検察庁と共同調査を実施し、食肉輸入販売業者及び同社代表取締役1名を関税法違反(関税ほ脱罪)の疑いで同検察庁に告発した。
嫌疑者らは、平成23年10月頃から平成25年2月頃までの間、カナダ等から冷凍豚肉を輸入する際に、偽って作成したインボイス等を税関に提出して関税額を過少に申告し、
関税額合計 約11億2749万円
を免れたものである。
(平成27年2月27日 東京税関発表)
東京税関は、中華人民共和国から危険ドラッグの原料である指定薬物を不正に輸入しようとした事犯を発見し、警視庁等と共同調査の上、関税法違反の疑いで東京地方検察庁に告発した。
犯則嫌疑者は、平成26年11月14日、品名を「アクリルペイント」と偽り、
指定薬物であるキノリン−8−イル=1−(4−フルオロベンジル)−1H−イ ンドール−3−カルボキシラート(通称FUB−PB−22)を含有する乳白色粉末 998.5グラム
を不正に輸入しようとしたが、同月18日、税関検査において発見されたものである。
(平成27年2月26日 東京税関発表)