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(主な出来事)
 税関は、明治5(1872)年に発足して以来、時代の変化に対応しながら使命を果たしてきました。
 ここでは、150年の歴史において、税関が果たしてきた役割や税関に関する出来事を紹介します。
 江戸時代末期、日本は鎖国から開国へと歩みだし、貿易のために開かれた港には税関の前身である運上所が置かれました。
 明治5年11月28日(1872年)、税関が運上所から改称され正式に発足し、ここから税関の歴史が始まりました。
 明治時代の経済発展に伴い貿易量が増加の一途をたどり、それとともに税関行政の機能を強化していきました。
 税関は、戦争の影響により一度は閉鎖しましたが、戦争が終わると経済的混乱に乗じて激化した密輸を取り締まるため、再開しました。
 日本は、戦後の復興期を経て貿易立国として大きく成長していき、貿易量が急増する中、税関は迅速な通関に対応するため、新たな制度及びシステムを導入しました。
 人流・物流の増加とともに密輸手口も多様化・巧妙化していき、税関も取締の形を変えていくようになりました。
 日本経済の安定期に入り、貿易量が増加の一途をたどる中、国際協力の推進、新制度の導入、通関手続きのデジタル化などに取り組んできました。
 平成の後期になると人流・物流が更に加速し、迅速で厳格に密輸を取り締まるため、高性能な検査機器や先端技術を導入し、テロという新たな脅威にも対応してきました。
 令和4年で発足から150周年を迎える税関は、20年後、30年後も更なる国民の期待に応えるため、世界最先端の税関を目指していきます。
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