日本は世界中のいろんな国といろいろな品物（しなもの）を売り買いしています。また、毎日大勢（おおぜい）の人が海外旅行（かいがいりょこう）に行って、たくさんの荷物（にもつ）やお土産（みやげ）を持って帰ってきます。

しかし、外国からはどんな品物でも持ち込んでいいわけではありません。外国から物を買ったり、品物を持ち帰ったりするのには細（こま）かい約束（やくそく）があって、日本に持ち込んではいけない物が決まっていたり、日本に持ち込むには税金（ぜいきん）を払わなければいけない物があったりします。

税関（ぜいかん）は全国の港（みなと）や空港（くうこう）にあり、こうした約束がきちんと守られるように、外国に輸出（ゆしゅつ）する品物や外国から輸入（ゆにゅう）される品物について、書類（しょるい）をチェックしたり、実際（じっさい）に品物を検査（けんさ）したりしています。