採用Q&A
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Q.税関職員になるためにはどうすればいいのですか。 |
A.税関職員になるためには、まず、人事院が実施する国家公務員採用試験一般職試験(大卒程度試験)もしくは一般職試験(高卒者試験)に合格し、その後、税関の採用面接に合格する必要があります。 |
Q.技術系の試験区分から採用されるとどのような仕事に携わるのですか。 |
A.税関では基本的に試験区分に関係なく、税関業務全般に携わっていただいています。したがって、技術系区分から採用された方でも行政区分から採用された方と同様に密輸取締りや輸出入通関等、あらゆる部署に配属されることになります。しかし、税関業務は大変バラエティーに富んでいるので、輸出入品の化学分析を行う部署や、農産品・機械等の輸出入通関を担当する部署など、技術系区分から採用された方が、その専門知識をフルに発揮できる仕事もたくさんあります。 |
Q.一般職(大卒程度)試験採用者と一般職(高卒者)試験採用者で、配属される職種は異なりますか。 |
A.いいえ、配属される職種は変わりません。税関では、業務の中で、一般職(大卒程度)と一般職(高卒者)といった線引きはなく、配属されれば一職員として働いていただくことになります。 |
Q.語学力はどの程度必要でしょうか。 |
A.税関は、外国との接点に位置していますので、外国語の書類を目にしたり、外国人と接する仕事があり、語学に自信のある方は、その能力を充分に発揮できる機会があります。しかし、語学に自信がない方でも、英会話や貿易英語等、税関業務で必要となる基本的なことは採用研修で学びますので心配する必要は全くありません。また採用研修以外にも、税関ではレベルに応じた語学研修や海外研修が数多く実施されていますので、努力次第では必要最低限の語学力にとどまらず、相当高度な語学力の習得も可能です。 |
Q.コンピュータの特別な知識は必要でしょうか。 |
A.現在税関では、税関内のネットワーク(通称“税関LAN”)で結ばれたパソコン が一人一台配備されており、業務において使用する機会が多くありますが、通常の業務では、コンピュータに関する高度の知識は必要ではありません。また、基本的な知識や操作方法は採用研修や職場研修において学びますので、パソコンが苦手という方でも特に心配する必要はありません。その一方で、税関には、システムの改善、メンテナンスといったコンピュータや情報処理に関する高度な知識が必要とされる部署もありますので、これまでにこれらの知識を習得された方は、その知識を発揮できるチャンスもあります。 |
Q.採用研修について教えてください。 |
A.税関に採用されると、千葉県柏市にある財務省税関研修所で一般職(大卒程度は約2か月半、一般職(高卒者)は約6か月採用研修を受講します。採用研修を通じて、公務員、税関職員としての自覚を身に付けること及び、税関職員として必要な知識と技能を習得することが大きな目的となっています。研修内容は、仕事をするうえで必要な専門的知識、簿記、英会話、武道、国家公務員倫理等多岐にわたります。また、座学のみならず、職場見学、デモンストレーション等を行うことで、税関業務に必要な知識を深めていきます。 |
Q.麻薬探知犬を扱う仕事がしたいのですが、特別な資格は必要ですか。 |
A.麻薬探知犬を扱う職員をハンドラーと言います。ハンドラーになるためには特別な 資格は必要ではありません。一般の税関職員がハンドラー養成のための数ヶ月間の訓練を受けることにより、ハンドラーになることができます。ハンドラーは、麻薬探知犬とともに麻薬・薬物の密輸取締りの最前線で大活躍しており、税関業務の中でも特にやりがいのある仕事の一つです。華々しい仕事の一方で麻薬探知犬の訓練や散歩、ブラッシングといった麻薬探知犬の世話もハンドラーにとっては大切な仕事です。 |
Q.職場の雰囲気はいかがですか。 |
A.どの部署にもベテラン、若手の職員がバランス良く配置されていますので、ファミリーのような雰囲気があります。また税関業務には、デスクワークのみならず、密輸取締りや輸出入貨物の検査、貿易関連企業への立ち入り調査等、比較的アクティブな仕事が多いため、活気にあふれています。 |
Q.人事異動について教えてください。 |
A.人事異動は、おおむね2〜3年に1度あり、毎年実施される身上申告での希望(結婚、出産、介護等の事情を含む)を考慮して行われています。神戸税関は、兵庫県、中国地方(山口県を除く)、四国地方を管轄していますので、住居の移転を伴う異動となる場合もあります。また、財務省本省(東京都)に出向して関税政策の企画・立案に携わったりする機会もあります。人事異動により、多くの業務に携わることができるので、様々なことに挑戦でき、自分の能力を向上させることができます。 |