国際協力に係る関税中央分析所の動き(令和4年)
関税中央分析所は、2022年10月24日から12月1日まで、WCO地域税関分析所プロフェッショナルズプログラム(2022/23)の下、モルドバ、モンゴル、スーダン、タイ、ウガンダから各1名(合計5名)の研修員を受け入れた。期間中、研修員の要望を元に作成した研修計画に基づき、効率的な分析所マネジメントに係る知識の習得や、個別の分析技術の向上を目的とし、研修員が実際に機器を使用して分析を行う等、密度の濃い研修を実施した。
※WCO地域税関分析所プロフェッショナルズプログラムWCOと我が国税関の共催による、途上国の税関分析能力の向上を目的とした研修プログラム。2013年10月から開始。
![]() ▲モルドバからの研修員
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![]() ▲タイからの研修員
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![]() ▲モンゴルからの研修員 |
![]() ▲スーダンからの研修員 |
![]() ▲ウガンダからの研修員
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関税中央分析所は、関税技術協力事業の一環として、WCO(世界税関機構)第83回WCOフェローシップ・プログラム(仏語)の参加者4名 (注) の見学を受け入れた。当所では4名を歓迎し、当所の業務概要の説明を行うと共に、税関の3つの使命を果たすための税関分析の重要性、また、アジア・大洋州地域への広がりを目指すRCL(地域税関分析所)の活動の進展等を説明した。研究棟では分析機器及び取締検査機器のデモンストレーションを行った。
(注) アルジェリア、コモロ連合、マリ、トーゴ
関税中央分析所は、関税技術協力事業の一環として、WCO(世界税関機構)奨学生(政策研究大学院大学)及び公務員海外研修プログラム研修生の計11名 (注) の見学を受け入れた。当所の業務概要の説明を行うと共に、税関の3つの使命を果たすための税関分析の重要性を説明した。また、研究棟にて分析機器及び取締検査機器のデモンストレーションを行った。
(注) パラグアイ、カンボジア、タンザニア、インドネシア、インド、スリランカ、ボツワナ、アゼルバイジャン、ブラジル、ザンビア、日本