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先輩職員からのメッセージ

業務部 認定事業者管理官(AEO)

 

1. 現在の仕事の紹介

 国際物流が迅速化・高度化する中で、企業が商品を完成させるために複数の貿易手続を繰り返し、出来上がる製品はまさに世界製と言っても過言ではない時代に突入しています。そんな中、企業の方が税関に求めるモノ、それは貿易円滑化に資する税関手続の簡素化・迅速化と言えるでしょう。
 一方で、税関の使命とは、不正薬物・けん銃等の密輸阻止、適正かつ公平な関税等の徴収であり、これらの使命を実現するためには、税関職員が1つ1つの税関手続に眼を光らせる必要があります。この企業側から求められる要望と税関の使命の両方を実現するためにはどうすれば良いか?それは、企業と税関のパートナーシップを通じて、貿易のセキュリティと円滑化の両立を図ることです。
 今、私が働いているのは、そんな企業と税関の架け橋となる職場です!

 

2. 税関を志望した理由

 「国際空港で働いてみたい!」、そんな漠然とした思いで、私は官庁訪問の際に税関の門を叩きました。官庁訪問前の私の税関に対するイメージは、“麻薬やけん銃の取締り”や“税金を徴収している”程度のイメージでしたが、官庁訪問の際に、人事担当者の方から、「空気って輸入したら、税金がかかると思いますか?」という問いに、「えっ、空気に税金?それって、税関の仕事に関係あるのか!?」と驚いたことを今でも覚えています。実際、外国から輸入される貨物には、品目ごとに税率が定められていて、輸入する際には税関に貨物の品目・価格等を申告し、税関がその内容を審査することになります。
 今お話ししたように、そんなことも税関の仕事なのかという未知との遭遇、そして、その未知なる仕事に対して努力できる環境、それが税関を志望した理由であり、今も感じている魅力です。

 

3. 就職活動中の皆さんへのメッセージ

 就職活動中の皆さんは、この情報社会の中で、色々な情報を自由に入手できる一方で、情報が膨大すぎるがために税関に対して勝手なイメージを抱いていませんか?私のメッセージも含め、ここで紹介されている内容は税関の一場面でしかありません。それほど税関の仕事は幅が広く、奥が深いものだと思います。「百聞は一見にしかず」。少しでも興味を持たれた方は、説明会等で税関職員の話を聞いてみて下さい。きっと、あなたにとって魅力的な未知との遭遇があるはずです!

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