先輩からのメッセージ


私が所属している調査部情報管理室では、税関業務に関する様々な情報の収集、調査、分析、必要な部署への提供を行っており、その名のとおり情報を管理しています。情報管理室が扱う情報は多岐に渡るため、輸出入通関手続業務、保税地域に関する業務、船舶・航空機の取締業務、犯則調査業務等、様々な税関業務に関する知識が必要になり、日々勉強が欠かせません。情報収集は、横浜税関内だけでなく、全国の税関、さらには警察や海上保安庁といった国内関係機関から海外取締機関まで交流関係を構築し、最新の貿易事情や密輸動向の把握に努めています。入手した情報を調査、分析し、その結果を基に審査や検査を担当する関係部署と協力して取締りを実施することで、不正薬物等の摘発に繋がり、密輸出入阻止の一助になっていると思っています。

大学では国際文化や観光事業など国際関係を専攻していたため、国際業務に携わる仕事がしたいと考えていました。当初は希望していた仕事があったため、他省庁は調べていなかったのですが、公務員の筆記試験が落ち着き、せっかくならいくつか国際業務に関わる機関についても知っておこう!と思い、横浜税関の説明会に参加しました。職員の方から直接お話しを聞き、税関への印象が変わったこと、職員の方々の雰囲気がとても素敵で、この環境にいる未来の自分が想像できたことが決め手となり、横浜税関を受験しました。


私が所属している部門では、入手した情報に素早く対応することが求められることがあり、情報共有が盛んなため賑やかなことが多いです。非常に風通しの良い職場で、上司とも、気軽に仕事やプライベートについて話すことができる“アットホーム”な雰囲気です。また、知識豊富な上司・先輩職員が困っていることはないかと気を配ってくださるため、一人で抱え込まず周りへ相談することができ、不安を感じることはありません。

横浜税関では、海外関係機関からの受入研修や視察への対応時に、言語面のサポートを行う外国語対応チームがあります。先輩職員から推薦をいただいたことをきっかけに、2年ほど前からメンバーとして活動しており、何度か受入研修や視察に随行し、説明の英語通訳や施設案内を担当する機会をいただきました。大学では、留学生の生活・勉強を支援するボランティア活動に参加していたことがあり、外国人の方と接することが多かったため、研修生の方とコミュニケーションをとることや、スムーズに受講していただけるようサポートすることに、気後れすることなく対応することができたと思います。学生時代の経験が活かせる一方で、以前は耳にしなかった英単語や表現にも触れることができ、新たに学ぶことも多いと感じる日々です。





学生のころから旅行が趣味で、京都や沖縄などの観光地や美味しそうなグルメを巡り、ゆっくりと過ごして癒されています。また、休日には混雑しているテーマパークにも、有給休暇を利用して行き、非日常を楽しんでいます。出掛ける度に写真をたくさん撮るので、仕事で疲れた時は写真を見返し、また次どこかへ行くために頑張ろう!とモチベーションを上げることができます。仕事とプライベートを切り替えることが、ストレスなく仕事を続けられるコツですね。



