先輩からのメッセージ
平成30年に一般職試験（大卒程度）農学区分で採用されました。現在は、業務部分析部門に所属しています。
分析部門での分析の目的は2つあります。1つ目は、「安全・安心な社会の実現」のために行う分析です。税関では、日々、不正薬物と疑わしき貨物が発見されており、これらの貨物を科学的に覚醒剤、麻薬、指定薬物等と判断するために分析を行っています。2つ目は、「適正かつ公平な関税等の徴収」のために行う分析です。外国から日本に輸入される貨物は、品目ごとに関税が決められております。貨物の成分や比率、性状によって、品目が変わることがあるため、分析を行っています。
漠然と海外と関わる仕事に興味があり、その中で税関という仕事を知りました。採用前に税関の業務説明会に参加し、職員の方々の優しく、活気のある雰囲気に魅力を感じ、さらに横浜税関で働きたいという気持ちが強くりました。税関の仕事は、輸出入に係る審査や検査から港や空港での取締など多岐に渡るため、様々な業務を経験できることも決め手の一つでした。
仕事を1人で抱え込むことはなく、上司や同僚に相談しやすい環境だと思います。上司や同僚とは、釣りに行ったり、マラソン大会に参加したり、プライベートでも仲良くさせてもらっています。
また、同期との絆も強く、定期的に飲みに行き、近況報告をしたり、旅行に行ったりもしています。
国際的な業務を経験できることが魅力の一つだと思います。税関では、「関税技術協力」という、開発途上国税関を対象に制度改善や人材育成の支援を行う業務があります。私は、普段の業務に加えて、横浜税関の関税技術協力のチームに参加しており、開発途上国から横浜税関に研修や視察に来た際のサポートを行っております。若手職員でも研修の講師として、講義やプレゼンテーションを行う機会があります。採用されて早い段階から、国際的な業務に挑戦する機会はありますので、国際的な業務に関心のある方には、魅力的な環境だと思います。
最近は、スニーカーや服を買うことにはまっております。職場から横浜駅やみなとみらい駅に行きやすいため、仕事終わりにセレクトショップやブランドショップに行き、お気に入りの1着や1足を見つけるのが、ひそかな楽しみです。
夏季休暇を利用して友人とニューヨークに行きました。自由の女神を見たり、ブロードウェイを観たり、セントラルパークでピザを食べたり、とても刺激的な日々を過ごすことができました。横浜税関では、夏季休暇と年次休暇を組み合わせて連続10日以上休みを取ることが推奨されているため、海外旅行には行きやすいです。
税関の仕事に少しでも興味のある方は、業務説明会に来てみてください。職員の方々の雰囲気や業務の幅広さを知ることができると思います。試験勉強や面接対策など、大変だと思いますが、頑張って下さい。応援しています！
