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先輩からのメッセージ

先輩職員3(商業貨物の検査)

現在の業務内容について教えてください
 令和4年に一般職(大卒程度)化学区分で採用されました。現在は監視部検査部門にて、輸出入される商業貨物等を検査し、不正薬物や拳銃等の密輸取締を行っています。マイナス50度程で保管する必要のある冷凍マグロ、普段なかなか見ることのできない高級車、中東地域からのお洒落な雑貨品等、所属した約2年間で多種多様な貨物の検査をしました。大型X線検査装置をはじめ様々な検査機器を扱うことができる職場です。ちなみに上の写真のトンネルのような場所は大型X線検査装置の内部で、ここにトラックに載せられたコンテナを搬入し、コンテナをそのままX線検査することが可能です。

横浜税関を志望したきっかけは?
 試験区分の化学に縛られることなく、様々な職種を経験できる組織ということで、税関を志望しました。検査の他にも、通関、事後調査、知的財産等々の職場があり、異動の頻度も高いです。色々な経験をしてみたいと思う方には、とても魅力的な組織なのではないでしょうか。また、私は学生時代に理系大学へ通っており、比較的似た趣向やバックグラウンドを持った人が集まっていました。横浜税関には文系の人、理系の人、他省庁からの出向者、民間企業経験者など様々な職員がいるので、働きながら自分の視野を広げることができると思ったことも志望理由の一つです。

職場の雰囲気はどんな感じですか?
 職場の雰囲気はびっくりするくらい良いと思います。職場にはいわゆる業務マニュアルと呼ばれるものはあるものの、自分では判断できないことや業務に行き詰まることがあり、周りに聞くと直ぐに教えてくれます。職場には検査業務の経験が豊富なベテラン職員もいれば、私の様な経験の浅い職員もいるため、助け合いながら一連の業務をこなしていく風潮があります。また、風通しの良い職場だとも感じています。以前ちょっとしたことで業務に関する改善案を出させていただいたときには、上司方が実行に向けて直ぐに動いてくださいました。仕事でやりづらいことはないか、なにか思うことはないかと気にかけてくださるため、若手職員も意見が述べやすい職場です。

先輩職員3(画像解析をしている写真)

印象に残っている仕事は?
 輸入してはならない不正薬物を発見し通報したときが一番印象に残っています。摘発時はタスクが多く緊張感が増しますが、非常にやりがいを感じますし、そこが税関業務の醍醐味だと思います。検査部門は、個々で仕事をするよりは、上司を中心としたチームで行うことが多いのですが、若手職員中心で仕事できる機会もいくつかいただいています。先日私は、新規採用職員の職場見学で、検査部門の職場の案内役をさせていただきました。採用されたばかりで税関内部をほとんど知らない職員に、どういう資料を見せて、どういう説明をすれば分かってもらえるだろうと考えつつ、事前準備から本番まで主体的に仕事をさせていただきました。学生時代のゼミで行うプレゼンテーションの経験が役立った、印象に残る仕事です。




スケジュール
1日のスケジュール(商業貨物の検査)






オフショット


休みはとりやすいですか?
 休みはとりやすいと感じます。育児と仕事の両立にも理解のある職場で、職員が子供の急な体調不良等で休むこともありますが、皆で協力して穴埋めしていく雰囲気です。


お昼はいつも何を食べていますか?
オフショット(先輩職員と仕出し弁当)
 出勤日は、仕出し弁当を注文して食べています。横浜港付近には弁当屋さんがあり、職場まで配達してくださいます。職場を出ることなく、しかもお手頃価格で昼食をとることができます。洋風もしくは和風で選べる上、毎日メニューが変わるため飽きません!



公務員試験を受験する方へ
 民間企業や自治体を問わず、事務職、営業職、技術職といった職種別採用を行う組織が多い中、税関は様々な試験区分からまんべんなく採用し、基本的に2〜3年のサイクルで職場を異動します。様々な職場を経験したい方には、ぜひお勧めしたいと思います。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ横浜税関の業務説明会にお越しください。数多くある職業の中から横浜税関を選んでいただけたら嬉しいです。



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