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先輩からのメッセージ

先輩職員1(麻薬探知犬)
現在の業務内容について教えてください
 平成29年度に高卒区分で採用されました。現在は、監視部密輸対策企画室(麻薬探知犬管理センター)に所属し、麻薬探知犬タイヨウ号のハンドラーをしています。税関では麻薬探知犬を扱う職員のことをハンドラーと呼んでいます。
 麻薬探知犬のハンドラーの仕事は、麻薬探知犬を使い水際で不正薬物の密輸入を防ぐことです。外国から日本に到着する郵便物や貨物、人に紛れ密輸入されようとしている不正薬物を見つけるために、麻薬探知犬と日々検査や訓練に励んでいます。麻薬探知犬がしっかりと検査を行えるように、日々の健康状態を把握し管理することもハンドラーの大切な仕事です。麻薬探知犬は薬物を発見するとハンドラーと遊んでもらえると思って、薬物を探すように訓練されていますので、実際に麻薬探知犬が不正薬物の匂いを見つけたときは、その報酬として思いっきり遊び楽しませることも大切な仕事です。

横浜税関を志望したきっかけは?
 税関を知ったきっかけは業務説明会に参加したことでした。税関は不正薬物をはじめとする社会悪物品の密輸入を水際で阻止していることや、麻薬探知犬と共に不正薬物を探し国内に入ってくることを防いでいるハンドラーという仕事があることを知り、興味を持ちました。1番の決め手となったのは、税関の使命の1つに「安全・安心な社会の実現」というものがありますが、国民生活の安全・安心を守るという使命感に魅力を感じ、志望しました。

職場の雰囲気はどんな感じですか?
 犬のことにとても熱心な人たちで活気に満ちた雰囲気です。ハンドラー1人1人がそれぞれ1頭の麻薬探知犬を担当し、真剣に犬と向き合い、不正薬物を摘発するため麻犬チーム一丸となって業務にあたっています。新人ハンドラーの中には、これまで犬と触れ合ったことがほとんどない人もいますが、使役犬の知識・取り扱いについてインストラクターや先輩ハンドラーが丁寧に指導するので、必要な知識を身につけることが出来ます。また、横浜税関のハンドラーは年齢が近い職員が多いので、仕事の話はもちろんですが、プライベートで一緒に遊びに行ったり、共通の話題を見つけて盛り上がったりすることも多く、とても働きやすいです。


先輩職員1(麻薬探知犬と駆け回る)
印象に残っている仕事は?
 現在担当している麻薬探知犬とパートナーを組んでから2年目となります。初めの頃は上手くできないことが多くありましたが、担当犬のことを知り徐々に信頼関係ができてきて、これまで苦手としていた検査ができるようになったり、実際の検査で不正薬物の臭いを探知し結果に結びついたりと、担当犬との成長を実感できる瞬間は強く印象に残っています。なにより、担当犬が不正薬物の臭いを見つけた際にとても嬉しそうな表情でいたり、遊びの中で楽しそうに駆け寄ってきたりすると、今後もハンドラーとしての仕事を続けていきたいと感じます。




1日のスケジュール
1日のスケジュール(麻薬探知犬)





オフショット


休日はサーフィンをして過ごしています(先輩職員とサーフィンの写真)

職場の人間関係はどうですか?

オフショット(バイクに乗っている写真)


 仕事終わりにご飯に一緒に行ったり、職場の先輩と予定を合わせてバイクツーリングに出かけたりと、先輩・後輩関係なくとても仲のよい関係です。






公務員試験を受験する方へ
 受験生の皆さん、麻薬探知犬のハンドラーについて、興味をもっていただけたでしょうか。犬とパートナーを組んで不正薬物の密輸入を阻止する仕事ですが、麻薬探知犬のハンドラー業務の魅力が少しでも伝わっていれば幸いです。横浜税関では、検査業務以外にも広報活動も行っていて、実際の検査に模した麻薬探知犬によるデモンストレーションをすることもありますので、興味がある方は是非足を運んでみてください。私(犬)たちと一緒に不正薬物の密輸入を阻止して国民生活の安全・安心を守りましょう!




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