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> 歴史探訪【長崎会所跡】
長崎会所跡
場所:長崎歴史文化博物館(長崎市立山町)前
電停「桜町」より徒歩10分
長崎会所は、長崎奉行の監督の下1698年に設置され、貿易の決算、地役人の諸給与、地下配分金(長崎町民への貿易利益の配分金)、幕府への上納金、貿易品の入札・引渡しなど、会計・貿易業務を一手に取り扱った機関で、長崎税関の前身と考えられています。
長崎貿易の莫大な利益は長崎奉行や町民などに還元されていましたが、これにより幕府の官営事業となり、貿易等の利益の一部は運上金として幕府に上納されることとなりました。