採用トップページ | 税関職員になるには | 先輩からのメッセージ | Q&A |
私は平成28年に一般職試験(大卒程度)採用され、川崎外郵出張所の通関部門に配属になりました。ここ川崎外郵出張所は海外から日本へ来る国際郵便物の約9割を
取り扱っており、「不正薬物をはじめとする社会悪物品の密輸阻止」と「適正かつ公正な関税等の徴収」の2つを目標に業務に取り組んでいます。どちらの業務も税関職員の的確な判断が重要となり、
迅速かつ適正な通関に向け日々奮闘しています。
貨物一つ一つを実際に目で見て、かつ手に取り検査を行うので現場で得ることは多く、日によって到着する貨物も変化するため、常に新しいことを学ぶことができる魅力
的な職場です。
食品の中に隠匿された覚醒剤の摘発に携わったことです。これまでに数十件の摘発に携わりましたが、このときは非常に手の込んだ方法で隠匿されていました。
詳しい内容はお話しできませんが、その貨物は検査する前から違和感があり、実際に検査していく中でその違和感がさらに強くなりました。これは更なる厳重な検査が必要と判断し、
特殊な機器による検査を行いましたが、ここでも疑わしい結果ばかり。隠匿の疑いのある袋を開ける瞬間はドキドキが止まりませんでした。そして、
その袋から覚醒剤と思われるものを発見した時の衝撃は一生忘れないと思います。改めて自分が水際の最前線にいることを実感する事案となりました。
川崎外郵出張所は取り扱う郵便物量が多く、社会悪物品が潜んでいる危険性も高いため、検査に従事する職員一人一人の責任は大きいですが、
それだけやりがいのある仕事だと日々感じます。
私が受験生だったときによく耳にしていた、「横浜税関はアットホームな雰囲気である」という前評判に違わない印象です。仕事はもちろんそれ以外でも、 上司や先輩方に声をかけていただく場面は多く、不安なことや疑問に思っていることを相談しやすい風通しの良い職場であると感じます。
気の趣くままに料理をしたり、時には球場で野球観戦をしたりしています。大学進学を機に横浜に進出し、今ではすっかりベイスターズファンになりました。
本関(※横浜税関の本部)から横浜スタジアムまでは歩いてでも行ける距離なので、いつか本関での勤務となった際に仕事終わりに観戦にいくことを夢見ています。
また、ちょっとした休みの際は箱根まで足を延ばしたり、小旅行も日々の楽しみのひとつです。プライベートの時間は十分にあるので、充実した余暇を過ごすことができています。
税関に採用となった場合は、まず研修を受けることになりますが、研修期間も約2か月半(※大卒程度で採用された場合。高卒程度は約6か月。)としっかりしているので、
働くうえでも安心できる職場だと思います。職場に配属されると、研修で学んだことはもちろんですが、その都度現場で学んだ知識を活用しつつ業務遂行にあたるので、
成長を実感しながら日々を過ごせます。
また、税関は自分の努力次第で必ず活躍の場を見出せる職場であり、仕事内容も多岐にわたっているので、それぞれの業務の特性や
専門性から誰もがどこかでやりがいを感じられると思います。