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摘発事例(令和6年発表分)

最近の密輸事犯の概況について(名古屋税関管内)

【スリランカ来国際宅配貨物による大麻密輸入事犯を告発(令和6年11月27日発表)】

 名古屋税関中部空港税関支署は、長野県警察と共同で調査を実施し、大麻(茶色粘土状物)を密輸入しようとした人物について、令和6年11月27日、関税法違反で長野地方検察庁飯田支部に告発しました。

1 犯則物件

   大麻(茶色粘土状物) 360.46 グラム(正味重量)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀の上、スリランカから国際宅配貨物を利用し、大麻(茶色粘土状物) 360.46 グラムを密輸入しようとしたが、令和6年10月31日、当支署職員による検査で発見されたものである。

写真@ 写真A


【マレーシア来旅客による覚醒剤密輸入事犯を告発(令和6年11月27日発表)】

 名古屋税関中部空港税関支署は、愛知県中部空港警察署と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとした人物について、令和6年11月27日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパンの塩酸塩を含有するもの 相当量

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、覚醒剤を不正に日本へ引き取ることを計画し、令和6年11月10日(現地時間)、マレーシア所在のクアラルンプール国際空港を出発し、翌11日、中部国際空港に到着した際、覚醒剤 相当量をスーツケース及びリュックサックに収納されたウェットティッシュ内に浸み込ませ隠匿して密輸入しようとしたが、当支署職員による旅具検査により発見されたものである。

写真@ 写真A


【ベトナム社会主義共和国来国際宅配貨物を利用した大麻密輸入事件を告発(令和6年11月27日発表)】

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課、愛知県刈谷警察署及び愛知県西尾警察署と共同で調査を実施し、大麻を密輸入しようとした人物について、令和6年11月27日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   大麻 1,660.4グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀の上、ベトナム社会主義共和国から国際宅配貨物を利用し、大麻 1,660.4グラムを密輸入しようとしたが、令和6年10月20日、大阪税関関西空港税関支署職員による検査で発見されたものである。

写真@ 写真A


【タイ王国来国際スピード郵便物を利用した大麻密輸入事件を告発(令和6年11月1日発表)】

 名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部と共同で調査を実施し、大麻を密輸入しようとした人物らについて、令和6年9月24日及び11月1日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   大麻 1,645.3グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者らは、共謀の上、タイ王国から国際スピード郵便物1個を利用し、大麻 1,645.3グラムを密輸入しようとしたが、令和6年5月18日、名古屋税関中部外郵出張所職員による検査で発見されたものである。

犯則物件@ 犯則物件A


【オランダ王国来小包郵便物を利用したケタミン密輸入事件を告発(令和6年10月15日発表)】

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県中川警察署、愛知県千種警察署及び愛知県港警察署と共同で調査を実施し、麻薬であるケタミンを密輸入しようとした人物について、令和6年10月15日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

    @麻薬であるケタミンの塩酸塩  1,980.81グラム

    A麻薬であるケタミンの塩酸塩  2,989.36グラム
                 (合計4,970.17グラム)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀の上、オランダ王国から小包郵便物2個を利用し、
@麻薬であるケタミンの塩酸塩  1,980.81グラム
A麻薬であるケタミンの塩酸塩  2,989.36グラム
を密輸入しようとしたが、それぞれ@令和6年9月16日及びA同月17日、名古屋税関中部外郵出張所職員による検査で発見されたものである。

事件発表写真@ 事件発表A 事件発表B


【アメリカ合衆国来小包郵便物を利用した大麻密輸入事件を告発(令和6年9月27日発表)】

 名古屋税関四日市税関支署は、三重県警察本部刑事部組織犯罪対策課及び三重県鳥羽警察署と共同で調査を実施し、大麻を密輸入しようとした人物について、令和6年9月27日に関税法違反で津地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   大麻 888.4グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀の上、アメリカ合衆国から小包郵便物を利用し、大麻 888.4グラムを密輸入しようとしたが、令和6年6月4日、名古屋税関中部外郵出張所職員による検査で発見されたものである。

犯則物件 


【航空機内に隠匿された金塊密輸入事件を告発(令和6年9月26日発表)】

 名古屋税関中部空港税関支署は、愛知県警察と共同で調査を実施し、台湾から、金塊約6キログラムを航空機内に隠匿し不正に輸入しようとした2名について、令和6年9月26日に関税法、消費税法及び地方税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   金塊 5,999.7グラム(6個×約1キログラム/個)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者らは、金塊約6キログラム(6個)を、税関長の許可を受けず不正に日本へ持ち込むことを計画し、令和5年8月25日(現地時間)、犯則嫌疑者Aが中部国際空港に到着後国内線となる予定の航空機に乗り、台湾所在の台湾桃園国際空港から携行して出国し、機内の座席シート下に隠匿した。同日、本邦到着後、国内線となった航空機に搭乗する予定の犯則嫌疑者Bが回収することによって、当該金塊に係る、消費税等 528万2,600円 を免れようとしたが、中部空港税関支署職員による入港機の検査において発見されたものである。

摘発写真@ 摘発写真A 摘発写真B


【アメリカ合衆国来国際スピード郵便物を利用した大麻密輸入事件を告発(令和6年9月12日発表)】

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県中部空港警察署と共同で調査を実施し、大麻を密輸入しようとした人物について、令和6年9月12日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   大麻である黄色固形物 7.275グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀の上、アメリカ合衆国から国際スピード郵便物を利用し、大麻である黄色固形物 7.275グラムを密輸入しようとしたが、令和6年8月9日、名古屋税関中部外郵出張所職員による検査で発見されたものである。

犯則物件@ 犯則物件A


【ベトナム社会主義共和国来小包郵便物を利用した麻薬等密輸入事件を告発(令和6年8月21日発表)】

 名古屋税関は、岐阜県警察本部組織犯罪対策課及び岐阜県北警察署と共同で調査を実施し、麻薬及び覚醒剤を密輸入しようとした人物について、令和6年8月13日に関税法違反で岐阜地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   (1)麻薬であるN・α−ジメチル−3・4−(メチレンジオキシ)フェネチルアミン(別名MDM
      A)の塩酸塩を含有するもの 正味重量 82.16グラム

   (2)麻薬である2−(2−クロロフェニル)−2−(メチルアミノ)シクロヘキサノン(別名ケタ
      ミン)の塩酸塩 正味重量 22.47グラム

   (3)覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパンの塩酸塩 正味重量 71.31グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、差出人と共謀の上、ベトナム社会主義共和国から小包郵便物を利用し、
・麻薬であるN・α−ジメチル−3・4−(メチレンジオキシ)フェネチルアミン(別名MDMA)の塩酸塩を含有するもの 正味重量 82.16グラム
・麻薬である2−(2−クロロフェニル)−2−(メチルアミノ)シクロヘキサノン(別名ケタミン)の塩酸塩 正味重量 22.47グラム
・覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパンの塩酸塩 正味重量 71.31グラム
を密輸入しようとしたが、令和6年7月6日、名古屋税関中部外郵出張所職員による検査で発見されたものである。

犯則物件@ 犯則物件A 犯則物件B


【カナダ来航空小口急送貨物によるMDMA密輸入事件を告発(令和6年7月26日発表)】

 名古屋税関清水税関支署は、静岡県警察本部刑事部組織犯罪対策局薬物銃器国際捜査課及び静岡県御殿場警察署と共同調査を実施し、MDMAを密輸入しようとした人物について、令和6年7月26日に関税法違反で静岡地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   麻薬であるN・α−ジメチル−3・4−(メチレンジオキシ)フェネチルアミン(別名MDMA)の塩
   酸塩と認められる灰色粉末 正味重量合計 2,007.66グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、麻薬であるN・α−ジメチル−3・4−(メチレンジオキシ)フェネチルアミン(別名MDMA)の塩酸塩と認められる灰色粉末 正味重量合計 2,007.66グラムをカナダから航空小口急送貨物を利用し密輸入しようとしたが、令和6年6月6日、東京税関職員による検査で発見され、清水税関支署において調査したものである。

犯則物件@ 犯則物件A


【カナダ来国際郵便物を利用した大麻密輸入事件を告発(令和6年7月4日発表)】

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課、愛知県名東警察署及び愛知県愛知警察署と共同で調査を実施し、大麻を密輸入しようとした人物について、令和6年7月4日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   大麻  465.57グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、氏名不詳者と共謀の上、カナダから国際スピード郵便物を利用し、大麻 465.57グラムを密輸入しようとしたが、令和6年4月30日、名古屋税関中部外郵出張所職員による検査で発見されたものである。

犯則物件 


【米国来航空小口急送貨物を利用した覚醒剤密輸入事件を告発(令和6年4月30日発表)】

 名古屋税関は、長野県警察本部刑事部組織犯罪対策課、長野県大町警察署と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとした人物について、令和6年4月25日に関税法違反で長野地方検察庁松本支部に告発しました。

1 犯則物件

   覚醒剤  2,026.86グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、氏名不詳者らと共謀の上、アメリカ合衆国から航空小口急送貨物を利用し、覚醒剤 2,026.86グラムを密輸入しようとしたが、令和5年3月6日、東京税関成田航空貨物出張所職員による検査で発見されたものである。

犯則物件@ 犯則物件A


【カナダ来国際郵便物を利用した大麻及び指定薬物密輸入事件を告発(令和6年4月26日発表)】

 名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部と共同で調査を実施し、大麻及び指定薬物を密輸入しようとした人物について、令和6年4月25日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   大麻及び指定薬物である6a,7,8,10a−テトラヒドロ−6,6,9−トリメチル−3−ペンチ
   ル−6H−ジベンゾ[b,d]ピラン−1−イル=アセテート(通称等:THC−O) を含有する液
   状物   1.06グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、カナダから国際eパケットライト郵便物を利用し、大麻及び指定薬物である6a,7,8,10a−テトラヒドロ−6,6,9−トリメチル−3−ペンチル−6H−ジベンゾ[b,d]ピラン−1−イル=アセテート(通称等:THC−O) を含有する液状物 1.06グラムを密輸入しようとしたが、令和6年3月24日、横浜税関川崎外郵出張所職員による検査で発見されたものである。

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【タイ王国来日本人旅客による大麻密輸入事犯を告発(令和6年4月10日発表)】

 名古屋税関中部空港税関支署は、愛知県中部空港警察署と共同で調査を実施し、大麻を密輸入しようとした人物について、本年4月10日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   大麻                    1.834グラム(正味重量)
        うち大麻(植物片) 1.266グラム(正味重量) (紙巻タバコ状2本)
              大麻(液状物) 0.568グラム(正味重量) (電子たばこ1本)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、令和6年3月21日(現地時間)、タイ王国所在のチェンマイ国際空港を出発し、同月22日、中部国際空港に到着した際、ソフトスーツケースに収納された衣類内及びリュックサックに収納された段ボール箱内に隠匿した 大麻 1.834グラム を密輸入しようとしたが、同日、当支署職員による旅具検査により発見されたものである。

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【アメリカ合衆国来通常郵便物を利用した大麻密輸入事件を告発(令和6年3月25日発表)】

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び常滑警察署と共同で調査を実施し、大麻を密輸入しようとした人物について、令和6年3月25日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   大麻  0.99グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者らは、氏名不詳者と共謀の上、アメリカ合衆国から通常郵便物を利用し、大麻 0.99グラムを密輸入しようとしたが、令和5年7月24日、横浜税関川崎外郵出張所職員による検査で発見されたものである。

犯則物件@ 犯則物件A


【タイ王国来国際郵便物を利用した大麻密輸入事件を告発(令和6年3月25日発表)】

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課、豊川警察署、西尾警察署及び蒲郡警察署と共同で調査を実施し、大麻を密輸入しようとした人物について、令和6年3月25日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   大麻  合計6,944.9グラム

2 事件の概要

 犯則嫌疑者らは、氏名不詳者と共謀の上、タイ王国から国際スピード郵便物を利用し、大麻 合計6,944.9グラムを密輸入しようとしたが、令和6年1月29日及び同30日、当関中部外郵出張所職員による検査で発見されたものである。

20240325_z1_1.JPG 犯則物件A


【米国来国際宅配貨物等を利用した15件の大麻、麻薬及び指定薬物密輸入事件を告発(令和6年3月21日発表)】

 名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部と共同で調査を実施し、大麻、麻薬及び指定薬物を密輸入しようなどとした人物について、令和5年12月18日及び令和6年3月19日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   (1)大麻  合計8,134.68グラム

   (2)指定薬物である6a,7,8,9,10,10a-ヘキサヒドロ-6,6,9-トリメチル-3-ペンチル-6H-ジ
        ベンゾ[b,d]ピラン-1-オール(通称HHC)を含有する黄色液体  947.32グラム

   (3)麻薬である3−[(2−ジメチルアミノ)エチル]−インドール−4−イルリン酸エステル(別
      名サイロシビン)及び3−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−インドール−4−オール(別
      名サイロシン)を含有するきのこ類を含有する粉末  101.669グラム

2 事件の概要

 (1)犯則嫌疑者は、米国から国際宅配貨物及び国際郵便物を利用し令和4年10月7日から令和5年2月14日までの間、合計14回にわたり
・大麻
・指定薬物である6a,7,8,9,10,10a-ヘキサヒドロ-6,6,9-トリメチル-3-ペンチル-6H-ジベンゾ[b,d]ピラン-1-オール(通称HHC)を含有する黄色液体
・麻薬である3−[(2−ジメチルアミノ)エチル]−インドール−4−イルリン酸エステル(別名サイロシビン)及び3−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−インドール−4−オール(別名サイロシン)を含有するきのこ類を含有する粉末
を密輸入しようとしたが、税関職員による税関検査等で発見されたものである。

 (2)犯則嫌疑者は、米国から国際宅配貨物を利用し令和5年10月6日に大麻を密輸入したものである。

犯則物件@ 犯則物件A

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