税関

千葉の紹介
税関の“現場”で密輸に自ら対峙する緊張感と、霞が関で密輸取締策を“政策”に仕上げる使命感。その双方を味わえるのが面白い。
長崎税関八代税関支署熊本出張所長 千葉弘
【平成17年入省(法律)】

[プロフィール]

経歴

財務省関税局で関税・税関行政に係る“政策”立案、税関で“現場”の実務を経験。内閣官房で内閣の司令塔としての経験も。

プライベート

小学校時代から続けているサッカーは今なお現役。財務省サッカー部では韓国企画財政部との日韓戦、税関では全国税関サッカー大会に出場。

国民の安全・安心に最も貢献できる職場はどこか?

平成23年〜27年の5年間における税関での覚醒剤押収量は約2,714kg。これは乱用者の通常の使用量でざっと9,047万回分に相当する量であり、国内押収量の実に9割超を税関が水際で摘発しています。また、社会問題となった危険ドラッグも平成27年4月から税関の取締対象となり、同年12月末までの9カ月間で1,462件を摘発。これは平成26年までの不正薬物全体の年間摘発件数(約350件)の実に4.2倍となる膨大なものです。このように、税関では不正薬物等の社会悪物品が国内に流入・拡散する前に、水際の最前線でシャットアウトしています。就職活動に際して「国民の安全・安心に最も貢献できる職場はどこか?」と考えていた私にとって、税関はまさにその答えであり、最も魅力的な職場でした。


熊本で“現場”をとことん突き詰める。

現在、私は、就職当時の熱い思いを胸に、熊本で“現場”の指揮官として自ら密輸と対峙しています。海上コンテナ貨物から空港での旅客手荷物まで、膨大な貨物の中から巧妙に隠された社会悪物品を見つけ出すのは容易ではありません。そんな中、「1gたりとも国内には通さない!」という気概を持った仲間とともに、過去の輸入実績等の膨大なデータ分析、警察や海上保安庁等の他機関・通関業者等からの情報収集を地道に重ね、国内外の摘発事例から様々な隠匿手口を分析した上で、摘発に向け貨物検査に知恵を出し汗を流す毎日です。その他、税関は「関税等の適正な徴収」、「貿易円滑化の推進」といった重要な使命も担っており、熊本では、こうした税関業務の幅広さとともに、日々変化する“現場”に対応する面白さ・奥深さも実感しています。


霞が関で政府の重要“政策”に自ら携わるということ。

シリアでの邦人殺害テロ事件等を受け平成27年5月に決定された政府のテロ対策の策定に私は財務省関税局の一員として携わっていました。航空機旅客の中に紛れたテロリストによる爆発物等の国内持込み等を水際で阻止するため、従来よりPNR(Passenger Name Record:旅客の予約記録)を航空会社から書面で取得し、要注意旅客の絞込みを行ってきましたが、緊迫するテロ情勢を受け、全旅客のPNRを電子的に取得し、分析を高度化する方針を政府のテロ対策に盛り込み、税関でより効果的・効率的な水際取締りを行える環境を整備しました。このように、その時々の治安・国際情勢等に対応し、税関の“現場”がより機能する方法を日々考え、“現場”では対応しきれない課題に“政策”という処方箋を書くのが、税関総合職の真骨頂です。


多彩なフィールドで、現場を感じながら、世界を見据えた活躍ができる!

税関総合職の活躍の場は水際取締りだけではありません。年間約8.9兆円(平成26年度実績。国税収入の約16.5%)の関税・消費税等を収納する徴税機関として、時には脱税を暴くマルサのように税務調査に行くこともあります。また、国際物流のボーダーレス化が進む中、その関所として適正通関を確保しながら、一方で貿易手続のシステム化・法令改正等により貿易円滑化を推進し、我が国のみならず世界経済の健全な発展にも貢献しています。さらに、TPP等の経済連携協定交渉への参画や、途上国税関への技術協力の推進等、グローバルに活躍できる機会もあります。このように、多彩なフィールドで、現場を感じながら、世界を見据えた活躍ができる。そんな環境がここにはあります。ぜひ、一緒に知恵を出し、汗をかきましょう!

ページトップへ

総合職

職員紹介
  • 菊川正博

    菊川正博

  • 加藤美帆

    加藤美帆

  • 千葉弘

    千葉弘

  • 北川皓子

    北川皓子