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先輩職員からのメッセージ

調査部 検察部門

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 私が所属する調査部検察部門では、密輸入等の関税法違反事件の調査を行っています。
 税関で輸入してはならない不正薬物等や関税ほ脱(脱税)が発見された後は、摘発されて終わりではありません。事件は摘発部門から検察部門に引き継がれ、張り込みや尾行などの内偵調査、嫌疑者の家や会社等に対する捜索、証拠品の差押え、嫌疑者に対する取調べなど、時には数カ月にわたる調査を行い、事件の全容解明を目指します。
 イメージしにくい業務内容ですが、分かりやすく言うと刑事ドラマでよく見る「捜査」の中で、密輸入事件等を専門に行う部門であり、実際に警察官や麻薬取締官と共同で調査を行うこともあります。日々の業務には緊張感がありますが、経験豊富な先輩職員が多くいますし、フォローしてもらいながらチームで調査を進めていくので、1つの事件が終わった時の達成感はとても大きいです。
 

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 公務員を目指すにあたって地方公務員から国家公務員まで様々な職場の説明会に参加しましたが、税関は何と言っても業務の幅広さと専門性が魅力的でした。
 私は採用1年目に空港の旅具通関部門に配属され、そこで海外渡航者の手荷物に不正薬物等が隠匿されていないかを検査する業務にあたりました。実際に摘発した時には、自分が密輸を阻止しているという実感が大きく、やりがいを感じていましたが、検察部門ではそうした水際で阻止された密輸事件が紐解けていく過程に携わることができるので、以前とは違った面白さを感じています。事件ごとに臨機応変な対応が求められるので大変な部分もありますが、毎日とても刺激的で楽しく業務にあたっています。
 このほかにも通関や監視取締など色々な業務がありますが、どれも社会に必要不可欠な仕事で、配属部門によって様々なやりがいを見つけられることが税関の1番大きな魅力だと思います。

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 就活中は「自分が本当にやりたいことは何なのか」や「本当にやっていけるのか」等、悩むことがたくさんあると思います。私自身、学生時代は漠然と公務員を目指していたので、税関に入関すると決めた時はとても悩みました。しかし、働き始めてから税関の業務の幅広さを改めて実感し、自分が興味を持てる分野を見つけることができたため、仕事が面白く感じ充実した日々を過ごしています。責任のある仕事なので決して楽ではありませんが、信頼できる上司や同期に出会い、やりがいも大きく、税関を選んで本当に良かったと思っています。
 税関に限らず公務員には多様な仕事があるので、悩んでいる方はぜひ色々な人の話を聞いてみて、自分が興味を持てる仕事や自分にあった職場の雰囲気を見つけてください。就職という人生の大きな岐路で皆さんがより良い選択をできることを願っています。

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