摘発事例(令和元年発表分)
最近の密輸事犯の概況について(名古屋税関管内)
【オーストリア人男性旅客による覚醒剤密輸入事犯を告発!(令和元年12月16日発表)】
令和元年12月16日、名古屋税関中部空港税関支署は、オーストリア人男性旅客がオーストリア共和国から覚醒剤を密輸入しようとしたところを摘発し、愛知県警察との共同調査により、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
覚醒剤 2,297.14グラム(正味重量)
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、覚醒剤を日本に密輸することを計画し、令和元年11月27日(現地時間)、オーストリア共和国所在のウィーン国際空港からドイツ連邦共和国所在のフランクフルト空港において、航空機を乗り換え、同日(現地時間)、同空港を出発し、同月28日、中部国際空港に到着した際、紺色スーツケース型枠内に隠匿した 覚醒剤 2,297.14グラム を密輸入しようとしましたが、当支署職員による旅具検査により発見されました。
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【密輸増加中のタイ来覚醒剤を厳重検査で摘発!(令和元年11月21日発表)】
令和元年11月21日、名古屋税関中部空港税関支署は、タイ人男性旅客がタイ王国から覚醒剤を密輸入しようとしたところを摘発し、愛知県中部空港警察署との共同調査により、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
覚醒剤 0.146グラム(正味重量)
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、覚醒剤を日本に密輸することを計画し、令和元年11月5日(現地時間)、タイ王国所在のドンムアン空港を出発し、同日午前、中部国際空港に到着した際、同人が使用する財布に隠匿した 覚醒剤 0.146グラム を密輸入しようとしましたが、当支署職員による旅具検査により発見されました。
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【覚醒剤密輸入事犯を告発(令和元年11月20日発表)】
名古屋税関清水税関支署は、静岡県警察本部刑事部組織犯罪対策局薬物銃器対策課及び静岡県富士警察署と共同調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとした次の人物について、静岡地方検察庁沼津支部に告発しました。
1 犯則物件
【第一の事実】 覚醒剤 657.50グラム(正味重量) (薬物乱用者の通常使用量で約21,900回分)
【第二の事実】 覚醒剤 482.49グラム(正味重量) (薬物乱用者の通常使用量で約16,000回分)
2 事件の概要
【第一の事実】 犯則嫌疑者は、覚醒剤を日本に密輸することを計画し、令和元年10月9日 (現地時間)、タイ王国所在のドンムアン国際空港を出発し、同日、成田国際空港へ到着した際、額縁内に隠匿した覚醒剤 657.50グラム を密輸入しようとしましたが、東京税関成田税関支署職員による旅具検査により発見されました。
【第二の事実】 犯則嫌疑者は、覚醒剤を日本に密輸することを計画し、国際宅配貨物を利用してタイ王国からプラスチック製チューブ内に隠匿した 覚醒剤 482.49グラム を日本向けに発送し密輸入しようとしましたが、平成31年4月19日、名古屋税関中部空港税関支署職員による輸入検査により発見されました。
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【コカイン密輸入事件を摘発(令和元年9月27日発表)】
令和元年8月19日、名古屋税関及び第四管区海上保安本部は、三河港(豊橋)に入港した外国貿易船からコカインを発見・押収しました。
1 犯則物件
コカイン 177,713.68グラム(薬物乱用者の通常のコカインの使用量約5,923,000回)
2 事件の概要
令和元年8月19日、三河港(豊橋)に入港した外国貿易船の船底にある海水取入口の空所に隠匿された コカイン 約177キログラム を発見・押収したものです。国内での1度押収量としては過去最大にあたります。
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【大麻密輸入事犯を告発(令和元年9月3日発表)】
名古屋税関中部空港税関支署は、フランス人男性旅客がフランスから大麻樹脂を密輸入しようとしたところを摘発し、愛知県中部空港警察署との共同調査により、令和元年9月3日、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
大麻樹脂 6.272 グラム(正味数量)
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、大麻樹脂を日本に密輸することを計画し、令和元年8月15日(現地時間)、フランス共和国所在のパリ・シャルル・ド・ゴール空港から、アラブ首長国連邦所在のアブダビ国際空港を経由し、同月16日午後、中部国際空港に到着した際、透明プラスチックシートに包みガーゼに収納した上で、着用下着内の股間部に隠匿した 大麻樹脂 6.272 グラム を密輸入しようとしましたが、麻薬探知犬の反応があった事とその後の当支署職員による旅具検査により発見されました。
【指定薬物の密輸入事件を告発(令和元年8月16日発表)】
名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部と共同で調査を実施し、指定薬物「1P-LSD」を密輸入しようとした人物について、本年8月16日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
指定薬物(通称1P-LSD) 0.83グラム(正味数量)
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、カナダから通常郵便物を利用し、指定薬物を密輸入しようとしたが、平成31年1月24日、横浜税関川崎外郵出張所職員による税関検査で発見されました。
【偽造有価証券の密輸入事件で告発(令和元年6月13日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部刑事部捜査第二課と共同で調査を実施し、本日、偽造有価証券を密輸入しようとした日本人男性について、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
偽造有価証券 3,994枚
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、中華人民共和国から国際宅配貨物を利用し、上記の犯則物件を密輸入しようとしましたが、平成31年1月9日、大阪税関関西空港税関支署職員による輸入貨物に対する検査で発見されました。
【覚醒剤の密輸入事件を告発(平成31年3月29日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課、愛知県港警察署と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとした人物について、本年3月26日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
覚醒剤 9,857.73グラム (薬物乱用者の通常の覚醒剤の使用量約329,000回分)
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、メキシコ合衆国から航空貨物を利用し、覚醒剤を密輸入しようとしたが、平成31年2月8日、関西空港税関支署職員による税関検査で発見されました。
【大麻密輸入事犯を告発(平成31年3月26日発表)】
名古屋税関中部空港税関支署は、香港人男性旅客が香港から大麻を密輸入しようとしたところを摘発し、愛知県警察との共同調査により、平成31年3月26日、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
大麻 5.213グラム(正味数量)
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、大麻を日本に密輸することを計画し、平成31年3月12日(現地時間)、中華人民共和国香港特別行政区所在の香港国際空港を出発し、同日、中部国際空港へ到着した際、携行中のポーチの中に隠された
大麻 5.213グラム(正味数量)
を密輸入しようとしたが、当支署職員による旅具検査により発見されました。
【覚醒剤密輸入事犯を告発(平成31年3月20日発表)】
名古屋税関中部空港税関支署は、日本人男性旅客がタイ王国から覚醒剤を密輸入しようとしたところを摘発し、愛知県警察との共同調査により、平成31年3月18日、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパンの塩酸塩 1,392.69グラム(正味数量)
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、覚醒剤を日本に密輸することを計画し、平成31年3月3日(現地時間)、タイ王国所在のドンムアン空港を出発し、同日、中部国際空港へ到着した際、黒色カバンの間仕切り及び側面に隠された
覚醒剤 1,392.69グラム(正味数量)
を密輸入しようとしたが、中部空港税関支署職員による旅具検査で発見されました。
【コカインの密輸入事件を告発(平成31年2月18日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課、愛知県豊橋警察署と共同で調査を実施し、コカインを密輸入しようとしたブラジル人男女2名について、本年2月15日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
コカイン 990.14グラム(正味重量)
(薬物乱用者の通常のコカインの使用量約33,000回分)
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、ペルー共和国から国際スピード郵便物を利用し、コカインを密輸入しようとしましたが、平成31年1月1日、中部外郵出張所職員による郵便物の検査で発見されました。
【東京オリンピック・パラリンピックの商標権を侵害する物品の密輸入事件告発(平成31年2月5日発表)】
名古屋税関は、愛知県警察本部生活安全部生活経済課、愛知県中川警察署と共同で調査を実施し、本日、商標権侵害物品を密輸入しようとした中国人男性について、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック
競技大会組織委員会の商標権を侵害する記念メダル 8枚
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、中華人民共和国から国際スピード郵便物を利用し、上記の犯則物件を密輸入しようとしたが、平成30年12月4日及び同年12月13日、名古屋税関中部外郵出張所職員による検査で発見されました。
【覚醒剤、大麻密輸入事犯を告発(平成31年2月1日発表)】
名古屋税関清水税関支署は、覚醒剤及び大麻を密輸入しようとした日本人男性について、静岡県警察本部刑事部組織犯罪対策局薬物銃器対策課及び静岡県藤枝警察署と共同調査を実施し、静岡地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
覚醒剤 5.16グラム
大麻 20.48グラム
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、国際郵便物を利用し、オランダ王国から覚醒剤、チェコ共和国から大麻を密輸入しようとしましたが、覚醒剤にあっては平成30年11月16日、大麻にあっては同月19日、横浜税関川崎外郵出張所職員による郵便物検査で発見されました。
【金塊密輸入事件を摘発(平成31年1月29日発表)】
名古屋税関清水税関支署は、中華人民共和国から不正に輸入された金塊を発見しました。
1 犯則物件
金塊 約3キログラム(3個)
2 事件の概要
犯則嫌疑者(A及びB)は、共謀して、金塊約3キロ(3個)を中華人民共和国から本邦に密輸入することを企て、平成30年3月13日、中華人民共和国籍外国貿易船が清水港に入港した際、Aが金塊3個を身辺に隠匿したまま下船し、本邦に持込んだところを名古屋税関清水税関支署職員が発見・摘発しました。
Bについては、共同調査中の警察が、本年1月28日逮捕しました。
【覚醒剤密輸入事犯を告発(平成31年1月21日発表)】
名古屋税関中部空港税関支署は、タイ王国から到着したマレーシア人男性旅客が、覚醒剤を密輸入しようとしたところを摘発し、愛知県中部空港警察署との共同調査により、本日、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
覚醒剤であるフェニルメチルアミノプロパンの塩酸塩 497.327グラム(正味数量)
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、覚醒剤を日本に密輸することを計画し、平成31年1月6日(現地時間)、タイ王国所在のドンムアン空港を出発し、同日、中部国際空港へ到着した際、スーツケースに収納されたジャケットの襟部分に隠匿した
覚醒剤 497.327グラム(正味数量)
を密輸入しようとしたが、中部空港税関支署職員による検査で発見されました。
【覚醒剤密輸入事件を告発(平成31年1月17日発表)】
名古屋税関中部空港税関支署は、カンボジア王国からベトナム社会主義共和国等において乗り換え、中部国際空港に到着した日本人男性旅客が覚醒剤を密輸入しようとしたところを摘発し、愛知県中部空港警察署との共同調査により、平成31年1月15日、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発しました。
1 犯則物件
覚醒剤 3,314.79グラム
2 事件の概要
犯則嫌疑者は、覚醒剤を日本に密輸することを計画し、平成30年12月29日(現地時間)、カンボジア王国所在のシュムリアップ国際空港を出発し、途中、ベトナム社会主義共和国所在のノイバイ国際空港及び大韓民国所在の仁川国際空港において乗り換え、平成30年12月30日、中部国際空港へ到着した際、ボストンバッグに収納されたリュックサック3個の背あて部分に隠匿した
覚醒剤 3,314.79グラム(正味数量)
を密輸入しようとしたが、中部空港税関支署職員による検査で発見されました。