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摘発事例(平成30年発表分)

最近の密輸事犯の概況について(名古屋税関管内)

【指定薬物密輸入事犯を告発(平成30年12月4日発表)】

 名古屋税関中部空港税関支署は、平成30年11月16日、タイ王国から到着したタイ人男性旅客が、MDMA及び大麻を密輸入しようとしたところを摘発し、愛知県中部空港警察署との共同調査により、12月4日、関税法違反嫌疑で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

(1)麻薬であるN,α-ジメチル-3,4-(メチレンジオキシ)
   フェネチルアミンの塩酸塩(別名:MDMA)  2.045グラム(正味数量)
(2)大麻   11.047グラム(正味数量)
(3)大麻を含有する茶褐色樹脂状物及び茶色植物片を混合したもの   11.889グラム(正味数量)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、MDMA及び大麻を日本に密輸することを計画し、平成30年11月16日(現地時間)、タイ王国所在のスワンナプーム国際空港を出発し、同日中部国際空港に到着した際、自身が携行するスーツケース内に隠匿したMDMA、大麻及び大麻を含有する植物片を密輸入しようとしましたが、中部空港税関支署職員による旅具検査により発見されました。

指定薬物を摘発

MDMA大麻

 

【覚醒剤密輸入事犯を告発しました(平成30年9月14日発表)】

 名古屋税関中部空港税関支署は、マレーシアから国際宅配貨物を利用して、覚醒剤を密輸入しようとしたフィリピン人男性を関税法違反嫌疑により名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   覚醒剤 21.291グラム(正味重量)
  (薬物乱用者の通常の覚醒剤の使用量約710回分)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、マレーシアから覚醒剤をタブレット端末内に隠し、国際宅配貨物を利用して本邦宛に発送させ、密輸入しようとしましたが、平成30年7月6日、税関職員の輸入貨物検査により発見されました。

覚醒剤密輸入事犯を告発

物件写真

 

【覚醒剤の密輸入事件を告発しました(平成30年9月10日発表)】

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課、愛知県江南警察署と共同で調査を実施し、覚醒剤を密輸入しようとした日本人男性1名について、本年9月7日に関税法違反で名古屋地方検察庁一宮支部に告発しました。

1 犯則物件

   覚醒剤 1.01グラム(正味重量)
  (薬物乱用者の通常の覚醒剤の使用量約34回分)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、オランダ王国から通常郵便物を利用し、覚醒剤を密輸入しようとしましたが、平成30年7月13日、横浜税関川崎外郵出張所職員による郵便物の検査で発見されました。

物件写真

 

【指定薬物の密輸入事件を告発しました
  〜名古屋税関では初となる「3-FPM」を摘発〜(平成30年8月23日発表)】

 名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部と共同で調査を実施し、指定薬物である「3-FPM」を密輸入しようとした日本人男性1名について、本年8月21日に関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   指定薬物(通称 3-FPM) 9.726グラム(正味重量)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、中華人民共和国から国際スピード郵便物を利用し、指定薬物を密輸入しようとしましたが、平成30年7月13日、名古屋税関中部外郵出張所職員による郵便物の検査で発見されました。

犯則物件

 

【ベルギー、カナダ、オランダ来国際郵便による覚醒剤及び大麻の密輸入事件を告発しました(平成30年6月28日発表)】

 名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部と共同で調査を実施し、覚醒剤及び大麻を密輸入しようとした日本人男性1名について、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   覚醒剤  合計6.25グラム
   (薬物乱用者の通常の使用量 約210回分)

   大麻   合計5.79グラム
   (薬物乱用者の通常の使用量 約12回分)

2 事件の概要

  犯則嫌疑者は国際郵便を利用して、本年2月から5月の間、合計7回にわたり、ベルギー王国及びカナダから覚醒剤合計6.25g(計5件)、オランダ王国から大麻合計5.79g(計2件)を密輸入しようとしましたが、横浜税関職員による郵便物検査で発見されました。

摘発物件

 

【大麻の密輸入事件を告発しました(平成30年3月27日発表)】

 名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部と共同で調査を実施し、平成30年3月23日、大麻を密輸入しようとした次の人物について、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   大麻   合計9.540グラム
   (薬物乱用者の通常の使用量 約20回分)

2 事件の概要

  犯則嫌疑者は、フランス共和国から国際スピード郵便物を利用し、大麻を密輸入しようとしましたが、平成30年2月21日、名古屋税関中部外郵出張所職員による郵便物の検査で発見されました。

摘発物件

 

【マレーシア来貨物に隠された覚醒剤を発見しました(平成30年3月27日発表)】

 名古屋税関中部空港税関支署は、マレーシアから国際宅配貨物を利用して、覚醒剤約2.9グラムを密輸入しようとしたフィリピン人女性を愛知県警との共同調査により、平成30年3月12日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   覚醒剤   2.883 グラム(正味数量)
    (薬物乱用者の通常の使用量 約96回分)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、マレーシアから覚醒剤をハードディスクドライブ内に隠し、国際宅配貨物を利用して本邦宛に発送させ、密輸入しようとしたが、平成30年2月15日、税関職員の輸入貨物検査により、発見されたものである。

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【マレーシア来貨物に隠された覚醒剤を発見しました(平成30年3月27日発表)】

 名古屋税関中部空港税関支署は、マレーシアから国際宅配貨物を利用して、覚醒剤約5.9グラムを密輸入しようとしたフィリピン人男性ら3名を愛知県警との共同調査により、平成30年3月20日及び同月27日、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   覚醒剤   5.940 グラム(正味数量)
    (薬物乱用者の通常の使用量 約198回分)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者らは、マレーシアから覚醒剤をハードディスクドライブ内に隠し、国際宅配貨物を利用して本邦宛に発送させ、密輸入しようとしましたが、平成30年2月15日、税関職員の輸入貨物検査により、発見されました。

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【大麻の密輸入事件を告発しました(平成30年2月22日発表)】

 名古屋税関は、東海北陸厚生局麻薬取締部と共同で調査を実施し、本年2月19日、大麻を密輸入しようとした次の人物について、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   大麻 合計139.132グラム
   (大麻草 110.888グラム、大麻製品 28.244グラム)
   (薬物乱用者の通常の大麻草の使用量 約222回分)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、アメリカ合衆国から国際航空小包郵便物を利用し、大麻(大麻草、大麻製品)を密輸入しようとしましたが、平成30年1月16日、名古屋税関中部外郵出張所において郵便物の検査を行っていた麻薬探知犬に顕著な反応があり、発見に至りました。

名古屋税関大麻の密輸を摘発名古屋税関大麻の密輸を摘発

 

【航空機トイレ内に隠された金地金を発見しました(平成30年1月29日発表)】

 名古屋税関中部空港税関支署は、航空機トイレ内に巧妙に隠されていた金地金を、航空機内の検査により発見しました。
 また、調査の結果、事件に関与したとされるスリランカ人男性ら(6名)が判明、愛知県警協力の下、関税法違反として逮捕しました。

1 犯則物件

   金地金  5個     5,000.0 グラム(正味数量)
               (鑑定価格 約2,280万円)
               (脱税額  消費税等 約182万円)

2 事件の概要

 スリランカ人男性旅客(1名)にあっては、平成29年7月23日、台湾桃園国際空港から中部国際空港に到着した航空機トイレ内に

   金地金 5個  合計5s 

を隠し、輸入許可を受けることなく氏名不詳者に回収させ、不正に輸入しようとしましたが、税関職員による航空機の検査で発見されました。
 なお、この航空機は、中部国際空港に到着後、国内線として運用される予定でした。
 当該事件に関与したとされるスリランカ人男性ら(6名)について、愛知県警協力のもと、関税法違反として逮捕しました。

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【LSDの密輸入事件を告発しました(平成30年1月29日発表)】

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県中部空港警察署と共同で調査を実施し、本年1月29日、通称「LSD」を密輸入しようとした次の人物について、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   リゼルギン酸ジエチルアミド(別名リゼルギド)を含有する紙片(通称LSD) 5片

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、オランダから通常郵便物を利用し、麻薬であるリゼルギン酸ジエチルアミドを含有する紙片(通称LSD)を密輸入しようとしましたが、平成29年11月17日、横浜税関職員による郵便物検査で発見されました。

 

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【指定薬物密輸入事件を告発しました(平成30年1月25日発表)】

 名古屋税関は、愛知県警察本部薬物銃器対策課及び愛知県中部空港警察署と共同で調査を実施し、本年1月25日、指定薬物を密輸入しようとした次の人物について、関税法違反で名古屋地方検察庁に告発しました。

1 犯則物件

   指定薬物である亜硝酸イソプロピルを含有する液状物 3本(59.77グラム)

2 事件の概要

 犯則嫌疑者は、台湾から航空書留郵便物を利用し、指定薬物である亜硝酸イソプロピルを含有する液状物を密輸入しようとしましたが、平成29年9月1日、横浜税関職員による郵便物検査で発見されました。

 

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