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出島跡

出島の写真 出島の写真

所在地:長崎市出島町6−1
    電停「出島」下車すぐ

出島は、江戸幕府がキリスト教の布教を阻止するために、当時市内に雑居していたポルトガル人を居住させる人工島として1636年に造られました。
しかし、1639年に江戸幕府から出された鎖国令によってポルトガル人は国外追放され、出島は一時無人の島となりました。
1641年に平戸のオランダ商館が出島に移され、鎖国体制完成とともにオランダ人の居留地として使用され、オランダ貿易が開始されました。
オランダ商人は出島内に収容され、自由な出入りは禁止されていました。
出島は我が国で唯一、西洋に向けて開かれた窓口として、海外から新しい学術や文化が伝えられましたが、1859年に安政の開国により出島はその役目を終えました。
現在は、出島の復元整備事業として当時の街並み等を再現する工事が進められています。
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