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ホーム > 門司税関 > 報道発表資料 > 平成28年10月6日発表

コカイン密輸入事件を告発

  門司税関は、福岡県警察本部薬物銃器対策課及び同県八幡西警察署と共同調査を実施し、ベネズエラ・ボリバル共和国から国際宅配貨物を利用してコカインを密輸入しようとした犯則嫌疑者1名を、本年9月14日、関税法違反で福岡地方検察庁小倉支部に告発するとともに、同10月1日、本件共犯者として犯則嫌疑者1名を検挙した。

【犯則物件】
  コカイン塩酸塩 260.30グラム
  (末端価格:約1,500万円、薬物乱用者の通常の使用量:約8,600回分) 

【事件の概要】
 犯則嫌疑者らは、共謀の上、ベネズエラ・ボリバル共和国から麻薬であるコカイン塩酸塩を輸入することを企て、同国内から国際宅配貨物を利用してコカイン塩酸塩を発送させたが、本年8月14日、大阪税関関西空港税関支署職員による税関検査で発見され、その目的を遂げなかったものである。

適用法条 : 関税法第109条第3項、第1項
              (輸入してはならない貨物を輸入する罪(未遂))
       10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金又は併科

 押収したコカイン1 押収したコカイン2

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