2006. 第17号
 
職場探訪   姫路税関支署 
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姫路税関支署   

 姫路といえば、多くの方が「世界文化遺産:姫路城」をすぐに連想されると思いますが、日本有数の工業都市でもあるというのは、あまり知られていません。

 姫路市の近代工業化の波は、明治末期から大正にかけ、紡績業を中心とした大企業が進出し、商工業都市へとその変化を遂げました。以降、製鉄業などの重工業を中心に大工場が新設され、のちに臨海部に一大工業地帯が形成されました。昭和32年(1957年)には全国で5番目の工業地帯に指定されています。


[姫路税関支署の概要]

 姫路税関支署は、昭和14年「神戸税関広畑派出所」として設置されたのが始まりで、戦後、税関の再開とともに再スタートし、幾多の組織改編等を経ながら、昭和37年(1962年)「姫路税関支署」となりました。管内には、前述の製鉄業をはじめ、天然ガスのエネルギー産業、化学工業、機械工業など重化学工業が立地しています。

 ちなみに、平成17年における管内の外国貿易船の入港隻数は2,166隻。貿易額は、輸出5,891億円(前年比116.8%)、輸入3,847億円(同125.6%)と順調な伸びを示し、主な取扱品目は、輸出:鉄鋼、機械類、化学製品など、輸入:液化天然ガス、原油・粗油、鉄鉱石、石炭などがあります。

 管内の主なプロジェクトとしては、「兵庫エコタウン構想、環境・リサイクル特区」、あるいは大型放射線光施設をはじめとする「播磨科学公園都市の推進」などが挙げられています。

 当支署(管内2出張所を含む)の管轄区域は、兵庫県のうち日本標準時の明石市から内陸部を含め、岡山県境の赤穂市まで12市6郡で、兵庫県の約3分の1の面積を占めています。

 
[姫路の歴史]

 姫路市は、兵庫県の南西部、瀬戸内・播磨灘に面しており、「姫路」の名称は、姫路城のある姫山が『播磨国風土記(はりまのくにふどき)』に「日女道(ひめじ)丘」と呼ばれたことに由来するとされています。

 歴史的には、縄文中期以降の遺跡も多々存在するほか、大化の改新以降、国府、国分寺が置かれ、播磨地方の政治・経済・文化の中心地として発展を遂げてきました。

 平安期の史跡としては、康保3年(966年)性空上人が開基した「書写山圓教寺」があります。西の比叡山ともいわれ、天台三大道場の一つとして数えられる名刹で、和泉式部、弁慶の伝説が今に伝えられています。

 その他には、養和元年(1181年)播磨国内の174の神社を合祀したことから播磨国総社とも称される「式内社射楯兵主(しきないしゃいたてひょうず)神社」、京都八坂神社の本宮とも伝えられる「広峯神社」などがあげられます。

[世界遺産・姫路城]

 平成5年に世界遺産にも登録された国宝「姫路城」は、その姿が羽を広げて舞う白鷺にたとえられるところから、「白鷺城」の別名で親しまれております。幾重にも屋根を連ねる堂々たる姿は大天守と3つの小天守で構成された連立式天守閣という様式で、特色でもある白く輝く壁は火災や銃弾への備えを目的とした白漆喰総塗籠造になっており当時の築城技術が軍事的にもまた芸術的にも高度なレベルに達したまさに芸術品でもあります。

 築城の歴史につきましては鎌倉時代末期、当時播磨の豪族であった赤松則村が元弘3年(1333年)姫山に砦を築き、その後も西国統治の重要拠点として、多くの時代の重鎮たちがこの城を引き継ぎその都度拡張され現在の姿となりました。

 小説「播磨灘物語」にも登場する黒田官兵衛孝高のとき、彼の勧めで羽柴秀吉が天正8年(1580年)、中国攻めの根拠地として入城し、翌9年三層の天守閣を完成させています。

 その後関ケ原の戦いを経て、池田輝政が播磨に封じられたおり、慶長6年(1601年)から14年まで8ヶ年の歳月をかけて、五層七階の大天守を中心に、三つの小天守を連立式に結ぶ壮大な城郭とこれを囲む三重の堀をもつ、現在の「姫路城」を築いたといわれています。

 池田氏三代のあと入封した本多忠政が、西の丸や中郭諸門を整え、元和4年(1618年)今に見る姫路城の全容を整えたとされており、その後、城主は、松平氏、榊原氏と変わり、輝政から31代目の酒井忠邦のとき明治維新を迎えました。

 古来から、名古屋城、熊本城と姫路城をもって日本三名城とされましたが、熊本城の天守は明治10年(1877年)西南戦争で焼失、名古屋城も昭和20年(1945年)太平洋戦争のため焼失、その後復興をしたとはいえ、姫路城こそ文字どおり二つとない名城といわれる所以でもあります。

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トピックス
◎第8回かすたむすフェスタ
 11月23日(木・祝)、税関記念日関連行事として、「第8回 かすたむすフェスタ of 神戸税関」を開催しました。

 当日はあいにくの曇り空であったが、新聞・テレビなどによる事前の報道効果もあり、子供連れの家族や神戸港にゆかりのある方々など、2千人を超える来場者を迎え、大盛況のうちに終了しました。

(税関広報広聴室)
時計塔内部見学 旧税関長室公開
返還紙幣を見学
麻薬探知犬デモンストレーション 茶道部による御茶席
カスタムちゃんと ハイ!チーズ! きれいに塗れたよ!(塗り絵)
時計塔の時計の数は・・・?(クイズラリー) 広報展示室も終日開放
   
◎第13回 神戸税関児童絵画・書道コンクール作品展
11月20日〜24日
過去最多の1万点近い応募作品のうち、優秀作品約740点を展示
   
表彰式
税関長から賞状・副賞が手渡された 受賞された小学生の皆さん
    
ホールコンサート
神戸税関音楽隊
兵庫県警察音楽隊
PFM
   
文化祭
力作の数々 華道部の作品
   
◎各支署で児童絵画・書道作品展示!
水島税関支署 広島税関支署 呉税関支署
11月6日〜9日
倉敷市役所水島支所

 絵画7点、書道117点の応募があり、子供らしいものから小学生とは思えないものまで幅広い力作揃いでした。


11月10日〜13日
広島港湾合同庁舎

 市内の138校、応募数1,751点のうち優秀な作品52点を展示しました。
 表彰式の12日には関係者約130名が参加。保護者は作品の前で記念撮影、ビデオ撮影に余念がありませんでした。
10月26日〜30日
呉大和ミュージアム

 応募総数963(絵画53、書道910)




小松島税関支署 松山税関支署 新居浜税関支署
11月13日〜17日
小松島みなと合同庁舎

 小松島市内小学校11校から絵画189点・書道593点と過去最多の応募があり、その中から優秀作品について展示しました。連日、合庁への来訪者で賑わいました。
11月13日〜11月16日
松山市役所三津浜支所福祉センター
 地元三津浜小学校の生徒から応募のあった絵画15点、書道110点の力作を松山市役所三津浜支所福祉センターロビーに展示しました。


11月10日〜14日
新居浜税関支署

 今回は書道が16小学校から155点、絵画が13小学校から45点の出品がありました。親子連れ、祖父母、貿易関係者などたくさんの見学者が訪れ、習字の筆遣いの上手さやのびのびと描かれた絵にしきりに感心していました。
   
◎薬物及び銃器取締強化期間 10月1日〜10月31日
各地からのキャンペーンリポート
本関
9月21日(木)
さんちかOPA前
姫路
10月16日(月)(〜1ヵ月)
姫路市営バス車内
尼崎
10月19日(木) 
阪神尼崎駅前

10月8日(日) 
境港水産まつり会場
水島
10月2日(月)
JR倉敷駅前
岡山空港
10月20日(金)
岡山空港ターミナルビル
広島
10月5日(木)
本通商店街パルコ前
広島空港
10月2日(月)
広島空港ターミナルビル

10月22日(日)
JR呉駅前
福山
10月6日(金)
JR福山駅前
坂出
10月10日(火)
JR高松駅前
松山
10月3日(火)
松山空港
宇和島
10月7日(土)
フジ北宇和島店前
今治
10月15日(日)
フジグラン今治店前
高知
10月4日(水)
帯屋町商店街
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今月の貿易統計

 

【2006年10月分】http://www.kobe-customs.go.jp/80boueki/00boueki_top.htm

神戸港 輸出 5,022億円 (前年同月比+ 12.7%) 9ヶ月ぶりにプラス
輸入 2,408億円 (    同  + 15.0%) 29ヶ月連続プラス
全 国 輸出 6兆5,943億円 (    同  + 11.6%) 35ヶ月連続プラス
輸入 5兆9,796億円 (    同  + 17.4%) 32ヶ月連続プラス
%は前年同月伸率、+は前年同月と比べた増加、▲は前年同月と比べた減少)
一口メモ
 神戸港における輸出入の総額は、7,430億円(+13.4%)と35ヵ月連続のプラスとなり、輸出入額及び、総額いずれも10月分過去最高額を更新しました。

 輸出額は、好調だった建設用・鉱山用機械が減少したものの、欧州、北米向け薄型テレビ用の部材となる音響・映像機器の部分品、欧州・中東向けの自動車、アジア向けのプラスチックが引き続き好調で、12.7%の伸びとなりました。

 一方、輸入額は、有機化合物が大幅な伸びを示したほか、高騰が続く非鉄金属が引き続き堅調で、15.0%の伸びとなりました。

 主な地域(国)別の輸出入総額では、EU、アジア、中国が10月分過去最高額を更新しました。

 10月は、神戸港の輸出額の前年同月比が5大港比較で、昨年3月以来の第1位となり5大港シェアも、17.9%→18.5%に拡大しました。ただし、輸入が振るわず、総額では、15.9%→15.8%とシェアを落としています。
【貿易トピックス】
〜 神戸港は日本最大の南瓜輸入港、メキシコ産の伸びが好調 〜 「南瓜の輸入」
                     
一口メモ

 皆さんは朝の連続テレビ小説のタイトルにもなった「芋たこなんきん」が女性の好物の代名詞であることや「なんきん」がかぼちゃの別称であることをご存知でしたか。中には「西瓜」は知っているけど「南瓜」は何だっけという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「かぼちゃ」と読むのが正解です。

 また、「冬至」(12月22日)に「かぼちゃ」を食べる習慣がありますね。年中食しますがかぼちゃは夏野菜で、国内産の出荷は10月でほぼ終わるため、「冬至かぼちゃ」は殆どが外国産で補われています。ただし、国内産と外見も味も同じで見分けがつきません。最近は手のひらほどの小さなもの出てきました。

 栄養価が高く、彩りがきれいで保存がきくと良いことづくしのかぼちゃの輸入を港別にみると神戸港が全国シェア第1位で、今年1〜9月は対全国数量比73%と記録を更新しました。主要輸入相手国はニュージーランドですが、このところメキシコからの輸入も伸びています。

 そこで今回はかぼちゃの輸入について取り上げてみました。さあ、ご覧あれ。
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お知らせ

◎「大西日神戸税関時計塔」




 神戸税関OBの岸下庄二氏が神戸新聞文芸欄の俳句に投句、入選された作品をご紹介します。

 同氏は、税関の時計塔を何とか俳句にしたいと思っておられたようで、真夏の帰り道、税関前を通った際に時計塔に西日が当たっているのを見て詠まれたそうです。




 この写真は、本年10月27日、広報展示室を訪れた「MOKPO NATIONAL MARITIME UNIVERSITY」(木浦国際海洋大学)の学生さんを撮影した時のものですが、偶然、西日が当たった時計塔がバックになっておりますので掲載させてもらいました。
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注:記事に関するご意見や投稿は神戸税関総務部広報室(koho@kobe-customs.go.jp)まで
投稿歓迎(お待ちしています)
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