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運上所から税関へ

 明治5年11月28日、全国的に運上所の旧称を廃止し、晴れて「税関」の名称を統一して使用することとなり、11月28日を現在の税関記念日にしました。

 旧幕府時代に設けられた各開港場の運上所は、その地を管轄する奉行の支配下に置かれましたが、明治維新以後は、各地の裁判所の長官のもとに置かれ、その後、府又は県が設けられてからは、各地の府・県の長官の統轄下に置かれ、それぞれその事務を処理しました。

 明治新政府のもとにおける運上所の事務は、主としてその外交的な面を重視して外務を主管する中央機構の統轄下に置かれましたが、維新の草創期をすぎ、外国貿易もしだいに軌道に乗ってくると、運上所の主管も、ようやく財務管理の面に着目して再検討されるようになりました。すなわち、廃藩置県後の明治4年8月10日の官制改革にともなって、それまで外務省の管轄に属していた各開港場の税務及び運上所は、最終的に明治4年8月28日、太政官において大蔵省の所管に移されました。

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       摂州神戸海岸繁栄之図 神戸市立博物館蔵