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神戸税関、歴史の空白から復興へ

 
 昭和14(1939)年の第二次世界大戦の勃発を機に、諸国の経済封鎖も加わって、わが国貿易も下降のきざしがみえてきました。そして、それは、昭和16(1941)年に太平洋戦争が始まると、戦火の激化とともに外国貿易はほとんど途絶しました。
 太平洋戦争の厳しさを増しつつあった昭和18(1943)年11月、戦時海運行政の統合という軍の強い要望によって、税関は各地の海運局に統合され、神戸税関も神戸海運局に統合されました。その後、昭和20(1945)年6月の組織改正によって、神戸海運局は近畿海運局の管轄下に入り、神戸海運監理部となりました。関税事務は同監理部の海関部において管掌されました。

 昭和20年8月、終戦を迎え、わが国は連合国の占領下に復興の道を踏み出しました。終戦当時、2代目神戸税関庁舎は、神戸海運監理部の本拠として健在でしたが、昭和20年9月25日、改品場、上屋、港湾室等とともに接収が行われました。密貿易の徹底的な取り締まりを断行するため、昭和21(1946)年6月、神戸税関は再開しました。再開時、2代目神戸税関庁舎は接収されていたため、再開当時の庁舎は本庁前の旅具検査所でした。

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 神戸税関再開当時の本庁舎(本庁前旅具検査所)


 戦後の貿易は、当初、連合国軍の管理下における政府貿易に始まりましたが、昭和22(1947)年8月からの条件付民間貿易再開を経て、昭和25(1950)年ようやく民間貿易の全面再開となり、神戸港の貿易も飛躍的に増加し、神戸税関職員も逐年増加しました。
 昭和25年4月14日、2代目神戸税関庁舎の仮使用が認められ、神戸税関職員が待ちわびていた待望の庁舎返還が実現しました。 

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返還直後の2代目神戸税関庁舎