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税関長室は元貴賓室

 
 税関長室は、もともと貴賓室(天皇や皇室など身分の高い人が利用する部屋)でした。といっても現在の税関長室ではありません。
 それは、神戸税関職員が「旧税関長室」と呼んでいる2代目神戸税関庁舎の税関長室です。

 神戸税関沿革略史によれば、天皇陛下は、産業・貿易・学術その他一般社会事業ご視察のため、昭和4(1929)年5月28日、皇居をご出発、伊豆大島、八丈島、紀州南岸をご視察になり大阪にご到着。6月7日、大阪城内行在所をご出発になり、大阪築港より御召艦「灘風」にご乗艦、海路神戸に向われました。
 御召艦は、現在の新港第2突堤(当時、第3突堤)東側岸壁に着岸、陛下には税関長の先導で御召自動車にご乗車、兵庫県庁へ向われ、その後神戸税関に来られたようです。
 神戸税関沿革略史には、「午後3時半神戸税関に臨御あらせられ、御座所において篠崎税関長、河北港務部長に単独拝謁、隣室にて嶺田監視部長以下32名に列立拝謁を賜り。更に陛下には御座所において神戸港勢一般に関する篠崎税関長の言上、神戸港施設に関する高西内務省土木出張所長の言上を聞し召された後、神戸港全景模型、税関古文書、貿易品見本を叡覧あり」と記されています。
 

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                   庁舎完成時の貴賓室

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               天皇陛下を迎える人々(昭和4年6月7日)

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【行幸記念碑】碑の右面に「昭和4年10月建之」とあります。