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初代神戸税関庁舎

 神戸運上所も明治5年5月13日、直轄となる大蔵省の租税寮から派遣された七等出仕、厚東樹臣によって兵庫県庁から事務の引継ぎを受けています。この際、東西の両運上所詰職員、監視関係の監船及び巡警課の職員合計62名を初めとして、運上所の建物、波止場、波止場敷地及び倉庫など運上所の管理していた財産すべてが引き渡されました。しかし、大蔵省に移管されたといっても、運上所における業務の内容が変わるわけではありません。神戸運上所は、機構の整備と共に業務の充実が進行し、運上所の職員数も増加しました。このため、旧幕府によって建設された東運上所は、窮屈この上ありませんでした。

 兵庫県は、明治5年2月、手狭となった東運上所の拡張改修工事に着工し、1年10ヵ月後の明治6年12月になってようやく石造り2階建て、上下各160坪(528平米)の新庁舎が完成しました。翌明治7年1月2日に開庁したこの庁舎は、海に面する正面に菊の御紋章がさん然と輝く立派なもので、大正11年2月19日に不慮の失火によって消失するまで、初代神戸税関庁舎として使用されました。

 

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                  初代神戸税関庁舎