国際協力に係る関税中央分析所の動き(平成31年/令和元年)
関税中央分析所は、関税技術協力事業の一環として、カンボジア向け(税関分析)コースの参加者10名の見学を受け入れた。当所では参加者10名を歓迎し、当所の業務概要や日本税関の概要説明に加え、カンボジア税関分析所の設立に向け、我が国税関分析所に係る法体制、組織体系や、人材育成に係る取り組みのような税関分析インフラについても説明を行った。
関税中央分析所は、2019年10月14日から11月21日まで、WCO地域税関分析所プロフェッショナルズプログラム(2019/20)の下、ヨルダン、モーリシャス、パキスタン、ウズベキスタンから各1名(合計4名)の研修員を受け入れた。期間中、研修員の要望を元に作成した研修計画に基づき、効率的な分析所マネジメントに係る知識の習得や、個別の分析技術の向上を目的とし、実際に分析機器を利用する等、密度の濃い研修を実施した。
※WCO地域税関分析所プロフェッショナルズプログラム
WCOと我が国税関の共催による、途上国の税関分析能力の向上を目的とした研修プログラム。2013年10月から開始。詳細についてはこちらも併せてご覧ください(英語):http://www.wcoomd.org/en/topics/nomenclature/activities-and-programmes/wco-customs-laboratories-programme.aspx【WCOホームページ】
ヨルダンからの研修員 | モーリシャスからの研修員 |
パキスタンからの研修員 | ウズベキスタンからの研修員 |
分析研修の様子
関税中央分析所は、関税技術協力事業の一環として、インドネシア向け(リスク管理・監視取締)コースの参加者15名の見学を受け入れた。当所では15名を歓迎し、取締検査機器を含めた当所の業務概要を説明すると共に、研究棟にて分析機器及び取締検査機器のデモンストレーションを行った。
関税中央分析所は、関税技術協力事業の一環として、WCO(世界税関機構)第79回フェローシップ・プログラムの参加者4名(注)の見学を受け入れた。当所では4名を歓迎し、当所の業務概要を説明すると共に、研究棟にて分析機器及び取締検査機器のデモンストレーションを行った。
(注)ボツワナ、キルギス、レバノン、東ティモール
関税中央分析所は、関税技術協力事業の一環として、WCO(世界税関機構)奨学生(政策研究大学院大学)計10名(注)の見学を受け入れた。当所では10名を歓迎し、業務概要を説明するとともに、研究棟にて分析機器及び取締検査機器のデモンストレーションを行った。
(注)
ガーナ、インドネシア、ウガンダ、ケニア、インド、ブラジル、ボツワナ、バングラデシュ、ジンバブエ、パキスタン
関税中央分析所は、関税技術協力事業の一環として、第78回WCOフェローシップ・プログラム(西語)の参加者4名(注)の見学を受け入れた。当所では4名を歓迎し、当所の業務概要、貿易円滑化の促進を支える税関分析の重要性、RCL(地域税関分析所)としての活動等を説明した。また、研究棟にて分析機器及び取締検査機器のデモンストレーションを行った。
(注)
本プログラムはWCOが日本と共同で実施する人材育成プログラム。4名の出身国は以下のとおり。
キューバ、ドミニカ共和国、モロッコ及びニカラグア
関税中央分析所は、関税技術協力事業の一環として、インド関税消費税中央委員会中央分析所長をヘッドとした中央分析所職員3名の見学を受け入れた。当方からは主に我が国の税関分析所に係る組織運営手法及びWCO地域税関分析所としての活動についてそれぞれ概要説明を行うとともに、両国の税関分析所における業務概要及び調査研究について情報共有を行った。また、研究棟において分析機器及び取締検査機器のデモンストレーションを行った。
関税中央分析所は、関税技術協力事業の一環として、WCO(世界税関機構)キャリアデベロップメントプログラムの参加者9名(注)の見学を受け入れた。当所では9名を歓迎し、当所の業務概要、貿易円滑化の促進を支える税関分析の重要性、RCL(地域税関分析所)としての活動等を説明した。また、研究棟にて分析機器及び取締検査機器のデモンストレーションを行った。
(注)
本プログラムはWCOが日本と共同で実施する人材育成プログラム。9名の出身国は以下のとおり。
アンゴラ、アルゼンチン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、キューバ、インド、カザフスタン、マレーシア、ルワンダ及びチュニジア
関税中央分析所は、関税技術協力事業の一環として、WCO(世界税関機構)戦略経営・知的財産権プログラムの奨学生10名(注)の見学を受け入れた。当所では10名を歓迎し、当所の業務概要及び税関分析の重要性を説明すると共に、研究棟にて分析機器、取締検査機器のデモンストレーションを行った。
(注)
同プログラムは、1年間青山学院大学にて実施される。10名の出身国は以下のとおり。アゼルバイジャン、ガイアナ、インド、インドネシア、ジャマイカ、マラウイ、マレーシア、モルディブ、ナイジェリア、パキスタン
関税中央分析所は、関税技術協力事業の一環として、バングラデシュ税関の情報担当職員等7名の見学を受け入れた。当所では7名を歓迎し、当所の業務概要及び税関分析の重要性を説明すると共に、研究棟にて分析機器、取締検査機器のデモンストレーションを行った。
関税中央分析所は、関税技術協力事業の一環として、マレーシア貿易円滑化ワークショップ研修員10名の見学を受け入れた。当所では10名を歓迎し、税関分析の重要性を説明すると共に、研究棟にて取締検査機器のデモンストレーションを行った。